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【3×3.EXE PREMIER 2025 PLAYOFFS】ブリスベンが頂点!メルボルンを破りオーストラリア勢が頂上決戦を制す|うめきた・ロートハートスクエア熱狂のDAY2レポート

うめきたの中心が3×3の舞台に——プレミアリーグの頂上決戦「PLAYOFFS 2025 DAY2」開催

2025年9月28日(日)、日本最高峰の3人制バスケットボールリーグ「3×3.EXE PREMIER 2025」はシーズン最終章を迎えた。
大阪・グラングリーン大阪「ロートハートスクエアうめきた」で行われた**PLAYOFFS 2025 DAY2**は、各国の代表クラブが集結する国際色豊かな決戦となった。

晴天の下、DJと観客の手拍子が響き渡る会場では、オーストラリア・ベトナム・タイ・ニュージーランド・日本の代表チームが火花を散らし、今季の“真の王者”を決める戦いが繰り広げられた。
最終的に、**BRISBANE 3X3.EXE(オーストラリア)**が**MELBOURNE MAGIC.EXE**との激戦を21−12で制し、2025シーズンの頂点に立った。

DAY2の結果:オーストラリア勢が圧倒的存在感を示す

DAY2の開幕は、午前11時の笛とともにスタート。日本勢、アジア勢、オセアニア勢が入り混じる国際トーナメント形式で、短時間ながら濃密な試合が続いた。

試合は全11ゲームに及び、予選ラウンドから決勝まで一気に駆け抜けるフォーマット。
DAY2の主な結果は以下の通り。

  • SHINAGAWA CITY.EXE 22−19 SAIGON HEAT.EXE
  • UTSUNOMIYA BREX.EXE 19−14 TOKYO DIME.EXE
  • HACHINOHE DIME.EXE 11−21 MINAKAMI TOWN.EXE
  • TOKYO VERDY.EXE 12−21 MELBOURNE MAGIC.EXE
  • ZETHREE ISHIKAWA.EXE 21−19 BREAKDOWN.EXE
  • RN SPORT.EXE 9−21 EPIC.EXE
  • BRISBANE 3X3.EXE 22−13 SHONAN SEASIDE.EXE
  • PRECISION.EXE 10−21 CT MONKEY.EXE
  • 準決勝:UTSUNOMIYA BREX.EXE 16−21 MELBOURNE MAGIC.EXE
  • 準決勝:ZETHREE ISHIKAWA.EXE 14−21 BRISBANE 3X3.EXE
  • 決勝:MELBOURNE MAGIC.EXE 12−21 BRISBANE 3X3.EXE

この日の主役となったのは、ブリスベンの高い完成度と組織力。
フィジカルの強さに加え、2ポイントシュートの精度、ディフェンスの強度、そしてゲームテンポの速さで他チームを圧倒した。
特に決勝戦では、ブリスベンが前半からリードを奪い、メルボルンを寄せつけずに優勝を決めた。

決勝戦レポート:ブリスベンがメルボルンを粉砕、21−12で戴冠

ファイナルカードは、オーストラリア勢同士の**BRISBANE 3X3.EXE vs MELBOURNE MAGIC.EXE**。
序盤からブリスベンがインサイドを支配し、リバウンドとセカンドチャンスで優位を築く。メルボルンは#24の鋭いドライブで反撃するも、ブリスベンの#3ガードが立て続けに2ポイントを沈め突き放す展開に。

中盤以降、ブリスベンは21点ルールに一歩も譲らず、終盤残り1分でフィニッシュブロー。
会場が歓声に包まれる中、選手たちはハグを交わし、優勝を実感した。

「この瞬間のために、すべてを注いできた。チームとしての結束が勝因」と、ブリスベンの主将は試合後にコメント。
オーストラリア勢が1−2フィニッシュを決めたことで、地域的な競争力の高さも印象づけた。

日本勢の奮闘:宇都宮ブレックスがベスト4進出

日本勢では**UTSUNOMIYA BREX.EXE**が唯一ベスト4に進出。
予選ではTOKYO DIME.EXEを19−14で下し、チームバランスの良さを見せつけた。
特に#6 岸川達輝のディフェンスリーダーシップ、#2 Julio de Assisのアタック力が光り、国際大会でも戦えるポテンシャルを証明した。

一方で、東京勢や神奈川勢は惜しくも初戦敗退。国内のトップクラブも、国際勢の高さとパワーに苦戦を強いられた。
それでも、プレミア所属クラブの多くが留学生や帰化選手を起用し、着実に世界基準に近づいていることが伺えた。

FIBA準拠ルールのスリルと“都市型バスケ”の魅力

今大会の会場である**グラングリーン大阪「ロートハートスクエアうめきた」**は、2024年に誕生した新商業エリア。
高層ビル群の合間に特設コートが設けられ、都市の真ん中でバスケが行われる“ストリート×エンタメ”の理想形が体現された。

観客は立ち見を含めて1000人を超え、試合ごとに歓声が沸き起こった。DJブースから流れるビートに合わせ、ファンが自然と手を叩き、まるでフェスのような雰囲気。
試合の合間には女子カテゴリーの試合も開催され、3×3カルチャーが“ジェンダーフリー”なスポーツイベントとして浸透している様子も印象的だった。

注目選手たちのパフォーマンス

DAY2では各チームが持ち味を発揮し、個性豊かなプレーが際立った。

– **Dai Shinada(ZETHREE ISHIKAWA.EXE)**:得点力とゲームメイクで観客を魅了。前日のMVPに続き安定したパフォーマンス。
– **Ryo Sugimoto(ZIGEXN UPDATERS.EXE)**:冷静な判断力とスリー精度で存在感を発揮。
– **Julio de Assis(UTSUNOMIYA BREX.EXE)**:日本代表経験を生かし、国際舞台でも堂々のリーダーシップ。
– **Vaughn McCall II(LEOVISTA.EXE)**:身体能力抜群のフィニッシャーとして会場を沸かせた。

各国選手の特徴が交錯する中、3×3特有の「テンポ」と「瞬発力」が際立った大会だった。

運営・環境面での進化:うめきたが示した“バスケ都市”の未来

グラングリーン大阪は、今後10年にわたり「スポーツ×都市文化」をテーマとする開発が進行中。
ロートハートスクエアのようなオープンスペースでのスポーツ開催は、まさに未来のスタンダードを示す取り組みだ。
観戦無料の形式により、普段バスケットに関心が薄い層も自然に足を止め、SNS上でも「#3x3EXE」「#うめきたバスケ」がトレンド入りした。

3×3はその特性上、音楽・映像・ファッションとの親和性が高く、都市型スポーツとしての可能性を最大限に発揮している。

次なる舞台へ:2026シーズンに向けた期待

PLAYOFFS 2025の終了により、今季の3×3.EXE PREMIERはすべての日程を終えた。
MVPおよび個人賞は後日発表予定だが、ブリスベンの統率力とメルボルンの完成度は来季も注目の的となるだろう。

日本勢も経験を糧に次シーズンへ備える。リーグ関係者は「2026年はより多くの国と地域を巻き込み、アジアから世界へ3×3カルチャーを発信する」と語っており、さらなるグローバル展開が期待される。

まとめ:3×3が描く“国境を超えるバスケットの未来”

ロートハートスクエアでの熱戦は、3×3.EXE PREMIERが単なるリーグ戦ではなく、“文化の交差点”であることを証明した。
都市空間を舞台に、国籍も言語も異なる選手たちがひとつのボールで繋がる——それこそが3×3の本質だ。

日本発の3×3リーグが国際的な舞台で存在感を放ち続ける中、来季はさらにエンタメ性・競技性・社会性を兼ね備えた新章が始まる。
うめきたの熱狂が、次の3×3時代を切り開く火種となった。

【Bリーグ/トライフープ岡山】完全ガイド|B3リーグで挑み続ける「TRY×HOOP」の哲学と再起のロードマップ

イントロダクション:トライフープ岡山とは何者か

トライフープ岡山(Tryhoop Okayama)は、岡山市と津山市をホームタウンとするB3リーグ所属のプロバスケットボールクラブである。運営は株式会社TRYHOOP。チーム名に込めた「TRY(挑戦) × HOOP(輪/バスケット)」の語感どおり、創業期から「挑戦」「つながり」「地域密着」を核に据え、5人制トップチームに加えて3×3やサテライト、スクールまでを束ねる“多層型クラブ”として成長してきた。B3参入(2019-20)後は上位争いと昇格挑戦、そして成績低迷と再構築を繰り返しつつ、2025-26シーズンは新指揮官・野村慧介HCの下で再起を期している。本稿では、Wikipedia等の公開情報を土台に、歴史・戦力・戦術・地域戦略までを横断し、SEO観点で俯瞰する。

名称・理念:TRYとHOOPに込めた三つの意味

「トライフープ」には、①ゴール(HOOP)へ挑戦(TRY)し続ける姿勢、②人と地域をつなぐ“輪(HOOP)”のハブ、③“TRI(3)”=3人の若者の情熱と、3×3での創設が出自であること——の三層の意味が重ねられている。クラブは「挑戦と感動をエンターテインメントとして創造する」を掲げ、県民に活力を与える存在を目指す。チームカラーはブルー×オレンジ。チアはHOOPSTARS、マスコットはトライプで、試合演出と地域イベントをつなぐ顔として機能している。

ホームタウンとアリーナ:岡山×津山のツイン拠点

ホームは岡山市・津山市のツイン体制。メイン会場は岡山県総合グラウンド体育館(ジップアリーナ岡山)で、津山総合体育館も主要会場として活用。ほかにも笠岡・みまさか・学芸館・御津・きびじ等でホームゲームを開催したシーズンがあり、県内の“面展開”でファン接点を広げてきた。岡山らしい広域分散開催は、移動・運営面の負担も伴うが、認知と裾野拡大という観点ではプラスに働く。

創設からB3参入まで:スクール発→多層クラブの原型

礎を築いたのは、2014年に倉庫を改装して立ち上げた屋内コートとスクール事業である。プロ受け皿がなかった岡山に「自前の土台」をつくるべく、2015年に3×3チームを先行発足。2018年に5人制トップチームを立ち上げ、同年の地域リーグ参戦を経て、2019年にB3公式試合参加資格を獲得、同シーズンから正式にB3へ加盟した。初代HCは元安陽一。比留木謙司は選手兼任GMとしてフロントと現場を橋渡しし、クラブの“立ち上げ期の推進力”となった。

B3での歩み(年表とハイライト)

  • 2019-20:B3初年度は開幕戦で鹿児島に78-75の白星発進。元安HCが途中辞任し、鳥屋尾聡がHC代行(実質指揮は比留木)。最終成績23勝17敗/5位。シーズン途中でBリーグ準加盟が承認され、上位カテゴリを見据えた体制整備が進む。
  • 2020-21:比留木体制が正式発足。コロナ禍対応のなかで30勝10敗/2位と飛躍。攻守に整合したトランジションでB3首位争いに食い込む。
  • 2021-2229勝14敗/5位。前季2位の実績をもとにB2昇格決定戦へ挑むも、アルティーリ千葉に69-100で敗戦。最短距離の昇格を逃す。
  • 2022-2328勝24敗/7位でプレーオフ進出。QFでさいたまに連敗し惜敗。継続性に課題。
  • 2023-24:大森勇HC就任。20勝32敗/11位と失速。PO圏外で“育成と勝利”の両立が揺れる。
  • 2024-25:大森体制2年目は序盤に23連敗のクラブワースト。終盤に4連勝を見せるも、11勝41敗/16位。体制の再設計が急務に。
  • 2025-26:野村慧介が新HCに就任。DOBO(ディレクター・オブ・バスケットボールオペレーション)に篠原滋。大森はアソシエイトコーチに回り、現場知見を継承しつつ刷新を図る。

ロースターの現在地(2025-26):サイズと経験、スキルをどう束ねるか

登録上はガード3枚(秋山煕/横川俊樹/中村瑞稀)、ウイング・フォワード群(若狭功希/フォファナ・ママドゥ/高畠佳介など)、そしてビッグマンの軸にジョシュ・スコット(2.10m)と、帰化枠のソウシェリフ、機動力のあるテレンス・キング、サイズに富むピータージュニア・オコエ(2.05m/U枠)がそろう。得点源としてキャメロン・ハンカーソン(1.96m)のショットクリエイト、ハッサン・モハメドのフィジカル、24番のペイント浸透力にも期待がかかる。

平均的なB3のサイズ感を上回るフロントコートの厚みは、守備・リバウンド再建の起点。一方で、ボール運搬とエントリーの安定ペース管理終盤のショットセレクションは直近シーズンの弱点と重なる。野村HCはここを「ルール化×シンプル化」でテコ入れし、“少ないトリガーで良いシュート”に収束させたい。

戦術とゲームモデル:再現性を高める三本柱

  1. リバウンド・ファーストの負けない設計:スコット/キング/ソウシェリフの3枚でDRB%(守備リバウンド獲得率)を引き上げ、ローポストのダブルチームは“遅らせる”方針でファウル管理を徹底。まずは「簡単に2点を与えない」土台を固める。
  2. ハイロー×ハンドオフの二段構え:ハイポ・スコット→ショートロールで2対1を作り、DHOs(ドリブル・ハンドオフ)からの連鎖でペリメーターの揺さぶりへ。外が渋い日は、キングのショートロール・フローターで“ミドル”の逃げ道も確保。
  3. トランジションの選択と集中:走るか、落ち着くかの判断をPG二枚(秋山/横川)に明確に委譲。“2カウント内の優位がなければ二次攻撃へ”の原則を徹底し、無理な早打ちを削る。

ユニフォームとパートナー:地域企業と歩む

ユニフォームサプライヤーはEGOZARU。オフィシャルパートナーに株式会社ジップカンコー学生服岡山マツダなど地場企業が名を連ねる。ブルー×オレンジの配色は会場映えがよく、地域のスポーツ文化としての視認性・アイコニック性に寄与している。

データで見るトライフープ:強みと課題

  • ピーク値:2020-21の30勝10敗(勝率.750)は、守備とトランジションの循環がかみ合った好例。“失点抑制 → リバウンド走 → シンプル決定”の再現が鍵。
  • 勝率急落の背景:2024-25は23連敗スタートが示すように、ゲーム中の崩れを止める“リセット手段”が不足。TO抑制・ファウル管理・ペース調整の三位一体が崩れると連鎖的に失点が嵩む。
  • 補強ポイント:終盤の「1本作る」late-clock creator(24秒終盤の打開役)と、アウトサイドのcatch&shoot成功率の安定。ウイングのストレッチ性能が上がれば、インサイドの効率も引き上げられる。

育成とサテライト:クラブ一貫の“裾野”を広げる

クラブは2020年にサテライト(地域リーグ)を始動し、初年度は中国・四国・九州リーグで1位(CSは1回戦敗退)。トップとアマ・ユースの間に実戦の橋を架け、フィジカル/スキル/メンタルの移行コストを下げる狙いだ。5人制の育成と並走するのが3×3のTRYHOOP OKAYAMA.EXEで、2015年の総合準優勝、2017・2018・2019年の会期上位実績が示すとおり、短時間での意思決定・間合い作り・1対1の強度を養う“実戦教室”として機能している。

メディアとファン接点:ローカル発の“参加型”

地元ラジオ番組「〜岡山マツダ presents〜 トライフープ岡山 DRIVE RADIO」など、継続的な露出がコミュニティ形成を支える。広域開催ゆえに“会いに行くクラブ”の文脈が強く、子ども・学生・ファミリー層が自然に触れられる導線づくりが試合日の来場動機とリピート率の向上に直結する。HOOPSTARSやマスコットのトライプは、その“触媒”だ。

経営・組織の転換点:フロントと現場の二階建て

2025年に代表取締役の交代があり、フロント側でも体制の微修正が入った。現場は野村慧介HCが新たに指揮を執り、篠原滋がDOBOとして現場と編成の橋渡しを担う。前任HCの大森勇はアソシエイトとして残留し、戦術・選手理解の継承に努める“二階建て”構造だ。短期の勝利と中長期の育成・ブランド構築をどう両立させるかが、今季最大のテーマになる。

対戦相性とゲームプラン:勝ち筋のテンプレート化

上位相手に勝ち筋を作るには、(1)リバウンド差で+6以上、(2)TO14以下、(3)FTアテンプトで相手超え——の“三条件”をゲームプランに落とし込むのが近道だ。B3は選手入替の波が大きく、“蒸留された勝ち筋”の有無が拮抗試合の差になる。スコットのハイポ起点、キングのショートロール、ハンカーソンのセカンダリーといった“役割別の最適解”をテンプレ化し、late-gameのATO(タイムアウト明けセット)を3~4本だけでも高精度に仕上げたい。

ユース×地域:岡山モデルの可能性

岡山・津山のダブルホームは、ジュニア層への可視性が高い。学校訪問、部活動クリニック、地域イベントの定点化は、数年スパンでのユース発掘・動員・スポンサー協業に波及する。試合外日にジップアリーナを起点とした“体験導線”(スクール体験→観戦チケット→再来場)を強化すれば、B3水準を超える“非試合日売上”の芽も育つ。EGOZARUや地場企業と連携した“岡山らしいグッズ”開発も、ブランドの芯を太くするだろう。

リスクと打ち手:連敗の再発をどう防ぐか

  • インジュリーリスク:ビッグラインの稼働が鍵。minute cap(出場時間上限)と帯同11~12人でのマッチアップ可変で負荷分散。
  • メンタル・モメンタム:失点の連鎖は“悪い早打ち”から始まる。2ポゼ連続ミスで必ずセットコールのルール化を。
  • 観客動員の谷:成績低迷期こそ、“地域開催の強み”を可視化。津山・笠岡・みまさか等の巡回戦略を、シーズン前に計画とKPIで固める。

3×3とトップの相互作用:技術転移の設計

TRYHOOP OKAYAMA.EXEは、短時間での意思決定・1on1創造性・スペーシングを磨く最適な現場だ。トップのセットオフェンスに3×3の概念(ghost screen/flip/reject等)を意識的に織り込み、“3×3で勝つ→5人制も改善”という循環を設計する。週次の共同セッションやコーチ間のplaybook共有は、クラブの“複線型育成”を現実の競争力に変える。

まとめ:B3からの再浮上は“設計”で勝つ

トライフープ岡山は、「挑戦」と「輪」を掲げるクラブだ。黄金期(2020-21)の勝ち方は明確に存在し、いま必要なのは再現性の再構築である。リバウンド・TO・FTの“三条件”をゲームモデルに刻み、終盤のAtoZ(ATOとゾーン打開)を磨く。育成と3×3、広域ホームの強みを戦略に結び直せば、B3での再浮上と中期の昇格挑戦は十分に射程に入る。次のホームゲームで、その“TRY×HOOP”の循環を体感してほしい。あなたの一声と一枚のチケットが、岡山のバスケ文化を一段押し上げる。共有&ブクマで、仲間の輪を広げよう。

【3×3.EXE PREMIER 2025開幕】水上タウンが頂点に!坂東修吾がMVP|Round.1 Day 2@ワテラス

日本の3×3シーン開幕!「3×3.EXE PREMIER 2025」初戦はワテラスで開催

日本国内最大級の3人制バスケットボールリーグ「3×3.EXE PREMIER 2025」が、5月18日(日)に東京都千代田区のワテラス特設コートで開幕を迎えた。
記念すべき開幕ラウンド「Round.1|MEN’S JAPAN」には、全国から12チームが集結。初夏の日差しの下、スピード・スキル・フィジカルのすべてをかけた激闘が繰り広げられた。

会場のワテラスは都心型3×3会場としての象徴的存在。オフィス街に位置しながらも観客席には立ち見が出るほどの盛況ぶりで、初戦からリーグ人気の高さを印象づけた。

この日の最終結果は、**MINAKAMI TOWN.EXE(群馬県みなかみ町)**が全試合で圧倒的な強さを見せ、見事初優勝。MVPには#18 坂東修吾が輝いた。

最終順位とMVP:水上タウンが圧倒、坂東修吾が開幕ラウンドを支配

今季最初の優勝トロフィーを掲げたのは、勢いと結束で他を圧倒した**MINAKAMI TOWN.EXE**。決勝では**ESDGZ OTAKI.EXE**を21−9で下し、ラウンドチャンピオンに輝いた。
坂東修吾(#18)は、長身を生かしたリバウンドと正確なアウトサイドショットで試合を支配。攻守両面でチームの軸を担い、初戦MVPに選出された。

最終順位は以下の通り。

1位:MINAKAMI TOWN.EXE
2位:ESDGZ OTAKI.EXE
3位:IRISPARTNERS AICHI.EXE
4位:EPIC.EXE
5位:TOKYO VERDY.EXE
6位:UTSUNOMIYA BREX.EXE
7位:SHONAN SEASIDE.EXE
8位:ASUKAYAMA CHERRYBLOSSOMS.EXE
9位:UENOHARA SUNRISE.EXE
10位:ADDELM ELEMENTS.EXE
11位:EDEN.EXE
12位:HOKUSO RHINOS.EXE

開幕節らしい波乱と勢いが交錯する展開となり、チーム力・個人技・戦略の全てが試される幕開けとなった。

試合結果ハイライト:水上・大滝・愛知が存在感

この日の試合は全15試合。以下は主なスコアの抜粋だ。

・SHONAN SEASIDE.EXE 21−12 EDEN.EXE
・ESDGZ OTAKI.EXE 18−13 UENOHARA SUNRISE.EXE
・EPIC.EXE 15−13 UTSUNOMIYA BREX.EXE
・TOKYO VERDY.EXE 21−11 ADDELM ELEMENTS.EXE
・IRISPARTNERS AICHI.EXE 15−8 EDEN.EXE
・MINAKAMI TOWN.EXE 21−10 ADDELM ELEMENTS.EXE
・IRISPARTNERS AICHI.EXE 15−21 ESDGZ OTAKI.EXE
・EPIC.EXE 9−21 MINAKAMI TOWN.EXE
・決勝:ESDGZ OTAKI.EXE 9−21 MINAKAMI TOWN.EXE

グループステージでは、AICHI.EXEが安定した試合運びで2勝を記録し存在感を発揮。ESDGZ OTAKI.EXEもフィジカルな守備で終盤まで優勝争いに絡んだが、決勝ではMINAKAMIのスピードと連動性に屈した。

坂東修吾(MINAKAMI TOWN.EXE #18)— MVPの軌跡

坂東修吾は、大学時代から3×3に適応した万能型フォワードとして知られる選手。Round.1では全試合で平均10得点超をマークし、得点・リバウンド・ブロックの3部門でチームトップを記録した。
フィジカルコンタクトを恐れず、外角からも高確率で沈めるシュート力が最大の武器。特に決勝戦の後半、立て続けに決めた2本の2ポイントショットは試合の流れを決定づけた。
「チーム全員が同じ方向を見ていた。まだシーズンは始まったばかり、ここからが本当の勝負」と試合後に語った。

出場全12チーム一覧と注目選手

今回のラウンドには全国各地から12チームが参戦。それぞれの地域性・戦略性が際立つ構成となった。

– **MINAKAMI TOWN.EXE**(群馬)#10 渡邊陸 #11 Milos Cojbasic #7 Ratko Arsovic #18 坂東修吾
– **ESDGZ OTAKI.EXE**(千葉)#7 片瀬俊哉 #1 黒木瑛介 #60 桜井慶翔 #27 杉山葵
– **IRISPARTNERS AICHI.EXE**(愛知)#0 安達颯人 #32 佐藤大輔 #34 中崎祐樹 #23 園龍貴
– **EPIC.EXE**(東京)#13 植松大樹 #5 小林晃 #61 鈴木雅之 #1 西村司
– **TOKYO VERDY.EXE** #22 吉田昂也 #5 菊地蓮 #21 矢野真人
– **UTSUNOMIYA BREX.EXE** #0 岸川達輝 #33 重本和樹 #6 一色篤史 #2 Julio de Assis
– **SHONAN SEASIDE.EXE** #30 西野翔 #3 加納卓也 #23 Jovaan Tusevljak #13 奥山颯太
– **ASUKAYAMA CHERRYBLOSSOMS.EXE** #14 若林幸基 #17 大橋次夢 #6 片岡晴香 #50 Gjio Bain
– **UENOHARA SUNRISE.EXE** #66 Hugo Schotter #33 Solomon Coulibaly #7 飯島康生 #24 中西勇樹
– **ADDELM ELEMENTS.EXE** #55 三枝心 #34 関口龍太 #2 小口陸 #47 上野田健人
– **EDEN.EXE** #33 阿部翔太 #1 長谷川啓一 #12 Ognjen Petrovic #4 Bogdan Filipović
– **HOKUSO RHINOS.EXE** #6 岩田亮太 #27 柴田昌克 #7 古橋宏樹 #0 Stephen Hurt

この構成からも分かるように、国内勢に加えて海外経験豊富な選手が各チームに在籍。年々3×3の国際化が進んでいる。

ワテラス会場レポート:都市型3×3の熱狂

今回の舞台となった「WATERRAS(ワテラス)」は、都心のオフィス街・神田淡路町に位置する近未来的複合施設。
会場には買い物客や通勤者も足を止め、音楽とプレーが融合する3×3ならではの空間が広がった。
観客席ではDJプレイと共に観客の手拍子が響き、各試合ごとに歓声が上がる。3×3文化が“ストリートからカルチャーへ”と進化していることを実感させる開幕ラウンドとなった。

アクセス面でも、JR御茶ノ水駅から徒歩3分という好立地が魅力。3×3が都市の真ん中で開催されるというコンセプトは、FIBAワールドツアーとも共鳴している。

今後の展望と注目ポイント

次節以降は全国各地でラウンドが続く。水上タウンの連勝なるか、あるいはESDGZ大滝やAICHIが巻き返すのか。
個人タイトル争いでは、坂東修吾(MINAKAMI)を筆頭に、園龍貴(AICHI)や黒木瑛介(ESDGZ)らの得点争いにも注目が集まる。
リーグ全体では若手選手の台頭が顕著で、3×3が次世代バスケ文化として定着しつつあることを象徴する開幕節となった。

まとめ:開幕ラウンドは「水上旋風」でスタート

3×3.EXE PREMIER 2025シーズンは、都市型バスケの可能性を示す最高の幕開けとなった。
水上タウンのチーム力、坂東修吾の勝負強さ、そして観客を巻き込むエンタメ性——そのすべてが新時代の3×3を象徴している。
リーグはこのあとも全国各地を巡る。3×3がどこまで拡大し、日本のバスケット文化を変えていくのか。
次なるRound 2の戦いにも注目だ。

【3×3.EXE PREMIER 2025 Round.1】ZETHREE ISHIKAWA.EXEが開幕優勝!品田大がMVPに輝く|ラウンド1DAY2

3×3.EXE PREMIER 2025シーズン、開幕ラウンドはワテラスで開催!

日本の3人制バスケットボールの最高峰リーグ「3×3.EXE PREMIER 2025」が、5月17日(土)に東京都千代田区・ワテラス特設コートで開幕を迎えた。
都心のオフィス街を舞台に、国内外のトッププレイヤーが集結。スピードとフィジカル、戦術と即興が交錯する“都市型バスケ”の祭典が幕を開けた。

このRound.1には、**全国から12チーム**が出場。新体制のチームや新加入選手も多く、例年以上に競争力の高いシーズンの幕開けとなった。
そのなかで初代ラウンド王者の座を掴んだのは、**ZETHREE ISHIKAWA.EXE(ゼスリーストーン石川)**。全試合を通じて圧倒的な完成度を誇り、決勝でIKEBUKURO DROPS.EXEを21−16で下して開幕戦を制した。

ZETHREE ISHIKAWA.EXEが全勝で頂点へ|MVPは#17 品田大

石川県を拠点とするZETHREE ISHIKAWA.EXEは、2025シーズン開幕戦において攻守両面で頭一つ抜けた存在だった。
品田大(#17)がチームの中心として躍動し、1試合平均2本以上の2ポイントシュートを成功。リーダーシップと勝負強さを兼ね備えたプレーで、チームを完璧な戦績へと導いた。

準決勝では強豪SHINAGAWA CC WILDCATS.EXEを21−19で撃破。決勝では、若手主体のIKEBUKURO DROPS.EXEとの激闘を制してラウンド優勝を果たした。
最終順位は以下の通り。

1位:ZETHREE ISHIKAWA.EXE
2位:IKEBUKURO DROPS.EXE
3位:SHINAGAWA CC WILDCATS.EXE
4位:ZIGEXN UPDATERS.EXE
5位:TARUI RAZORBACKS.EXE
6位:LEOVISTA.EXE
7位:SENDAI AIRJOKER.EXE
8位:YAIZU CITY UNITED.EXE
9位:FUZ HOKKAIDO.EXE
10位:SIMON.EXE
11位:SAITAMA WILDBEARS.EXE
12位:SANJO BEATERS.EXE

MVPには、ZETHREE ISHIKAWA.EXEの**#17 品田大(Dai Shinada)**が選出された。
高確率なアウトサイドシュートと冷静なゲームコントロールでチームを勝利に導き、名実ともに開幕節の主役となった。

試合結果・スコア一覧|全15試合を完全網羅

Round.1は全15試合が行われ、以下のような結果となった。

・SIMON.EXE 20−21 SENDAI AIRJOKER.EXE
・YAIZU CITY UNITED.EXE 21−19 SAITAMA WILDBEARS.EXE
・ZIGEXN UPDATERS.EXE 21−14 SANJO BEATERS.EXE
・IKEBUKURO DROPS.EXE 21−16 LEOVISTA.EXE
・SHINAGAWA CC WILDCATS.EXE 21−15 SENDAI AIRJOKER.EXE
・ZETHREE ISHIKAWA.EXE 22−13 SAITAMA WILDBEARS.EXE
・TARUI RAZORBACKS.EXE 21−16 SANJO BEATERS.EXE
・FUZ HOKKAIDO.EXE 18−21 LEOVISTA.EXE
・SIMON.EXE 16−21 SHINAGAWA CC WILDCATS.EXE
・YAIZU CITY UNITED.EXE 13−20 ZETHREE ISHIKAWA.EXE
・ZIGEXN UPDATERS.EXE 20−19 TARUI RAZORBACKS.EXE
・IKEBUKURO DROPS.EXE 21−19 FUZ HOKKAIDO.EXE
・SHINAGAWA CC WILDCATS.EXE 19−21 ZETHREE ISHIKAWA.EXE
・ZIGEXN UPDATERS.EXE 20−21 IKEBUKURO DROPS.EXE
・決勝:ZETHREE ISHIKAWA.EXE 21−16 IKEBUKURO DROPS.EXE

スコアの推移を見ても分かる通り、ほとんどの試合が20点台に達するハイスコアゲーム。3×3特有のスピード感と戦術の緊迫感が随所に表れた。

注目チーム分析:IKEBUKURO・SHINAGAWA・ZIGEXNの台頭

準優勝のIKEBUKURO DROPS.EXEは、#1前田優翔、#48武田裕人を中心とした高い機動力と連携で見事なチームワークを披露。特に武田のリバウンドセンスは圧巻で、2m級選手が並ぶZETHREE相手にも怯まなかった。
3位のSHINAGAWA CC WILDCATS.EXEは、3×3経験豊富な#11渡邉大翔を軸に、オフェンスのテンポを自在にコントロール。得点面では#14千田蓮が躍動した。
また、ZIGEXN UPDATERS.EXE(東京都渋谷区)は、企業チームとしての組織力が光り、Round.1から安定した戦いを見せている。

いずれも開幕節で確かなインパクトを残し、今季の上位常連候補として名を連ねた。

品田大(ZETHREE ISHIKAWA.EXE #17)コメント

「チーム全員が自分たちの役割を理解し、声を掛け合って戦えた。開幕から優勝できたのは、自分たちの準備が正しかったという証拠。ここから全ラウンド優勝を狙うつもりです。」
彼のリーダーシップは、ZETHREEの勝利以上に、3×3における“組織の力”を感じさせるものだった。

出場全12チームとロスター紹介

Round.1には以下の12クラブが参戦。3×3.EXE PREMIERの広がりを象徴する顔ぶれが揃った。

– **ZETHREE ISHIKAWA.EXE** (#91 藤根誠 #17 品田大 #7 出羽亮一 #8 Jevonnie Scott)
– **IKEBUKURO DROPS.EXE** (#1 前田優翔 #2 伊藤直人 #48 武田裕人 #5 成瀬信司)
– **SHINAGAWA CC WILDCATS.EXE** (#11 渡邉大翔 #68 永田浩司 #51 今野蓮 #14 千田蓮)
– **ZIGEXN UPDATERS.EXE** (#21 杉本亮 #12 森田聡一郎 #31 城古智也 #26 杉山宏樹)
– **TARUI RAZORBACKS.EXE** (#3 下田忠司 #8 相馬真 #4 宇田隆平 #39 船山雄二)
– **LEOVISTA.EXE** (#24 西尾大和 #1 加藤力也 #2 Vaughn McCall II)
– **SENDAI AIRJOKER.EXE** (#16 Mike Harry #17 伊関翼 #73 川崎ローレンス #1 Yakiv Titov)
– **YAIZU CITY UNITED.EXE** (#1 永根大翔 #21 神原太陽 #41 H. Bagamboula #91 三上健人)
– **FUZ HOKKAIDO.EXE** (#6 佐野崇 #87 河本雄一 #15 岩垂勇輝 #2 武田龍馬)
– **SIMON.EXE** (#8 山田陸 #2 山口武宏 #23 Spencer Jennings #21 Kongolo David)
– **SAITAMA WILDBEARS.EXE** (#12 田尻陽介 #14 福田真央 #0 木村優翔 #32 田口凛)
– **SANJO BEATERS.EXE** (#24 長谷川翔 #2 及川慧史 #36 古川空音 #17 浅香智也)

会場レポート:ワテラスに鳴り響く歓声とビート

会場となった**WATERRAS(ワテラス)**は、東京メトロ新御茶ノ水駅から徒歩2分という好立地。
オフィス街の中心で開催される3×3は、ビジネスパーソンや観光客も足を止め、街全体がスポーツフェスのような雰囲気に包まれた。
DJのサウンドとMCの掛け声が融合し、1プレーごとに観客の歓声が爆発。都市の真ん中に“バスケの鼓動”が響いた。

3×3.EXE PREMIERの広がりと今後の展望

ZETHREE ISHIKAWA.EXEの優勝で幕を開けた今シーズン。
注目はこの後のRound 2以降、北海道・名古屋・福岡など全国各地での開催だ。各地域でのファン参加型イベントや地域連携企画も進み、3×3は“競技+カルチャー”として急速に進化している。

今季は選手層の多様化も顕著で、外国籍選手や元Bリーガーも続々参戦。試合のレベルは年々上がり続けており、世界基準の3×3が日本国内で定着しつつある。

まとめ:ZETHREEが見せた「完成されたチームバスケ」

個の能力だけではなく、組織としての完成度が勝敗を分けたRound.1。
ZETHREE ISHIKAWA.EXEは、的確なセットプレー、柔軟な守備ローテーション、そして勝負所での冷静さを兼ね備えた“完成された3×3”を体現した。
その中心にいたのがMVP品田大。彼のリーダーシップは、チームだけでなくリーグ全体にも刺激を与えた。

2025シーズンの3×3.EXE PREMIERは、間違いなく過去最高のシーズンとなる。
次節、どのチームがZETHREEの牙城を崩すのか——日本の3×3がさらに熱を帯びていく。

【3×3/NINJA AIRS.EXE】|大阪から世界へ。スピードと創造力で魅せる“忍者バスケ”

NINJA AIRS.EXE|ニンジャ エアーズ エグゼ

チーム概要

NINJA AIRS.EXE(ニンジャ エアーズ エグゼ)は、大阪府大阪市を拠点とする3×3バスケットボールチームであり、「3×3.EXE PREMIER」に参戦する西日本を代表する強豪チームの一つ。名前の「NINJA AIRS」は、“日本文化×アーバンスポーツ”の融合を象徴し、スピード・創造力・チームワークを武器に世界へ挑戦する姿勢を体現している。

チームコンセプト

「忍者のごとく静かに、そして華麗に舞う」をコンセプトに掲げ、試合中のアジリティ(俊敏性)とクリエイティブなプレーを重視する。攻守の切り替えが早く、観客を魅了するハイテンポな展開は3×3のエンタメ性と完全にマッチしており、国内外の大会でも高い人気を誇る。

拠点と活動エリア

ホームは大阪市内のストリートコートおよび屋内施設。大阪の中心地・アメリカ村や天王寺公園周辺でのストリートイベント出演や、3×3フェス、地域交流イベントなども積極的に行っている。チームのミッションは「都市とスポーツをつなぐ架け橋」であり、地域活性とカルチャー発信の両立を目指す。

チームカラーとユニフォーム

チームカラーはブラック×ゴールド。黒は忍者の静けさを、金は勝利と誇りを象徴する。ユニフォームデザインは“和×モダン”をテーマに、忍者の装束を連想させる流線型パターンと金箔風のロゴが施されている。3×3.EXE PREMIERの中でも屈指の個性派デザインとして知られている。

主な所属選手

  • #2 藤原 颯真(ガード)— スピードスター。圧倒的な初速と切り返しで相手を翻弄する。
  • #8 伊藤 慶(フォワード)— シューターとしての精度とクラッチ力を併せ持つ。
  • #15 マーカス・ウィルソン(センター)— アメリカ出身。フィジカルの強さとリムプロテクトが持ち味。
  • #23 小林 翔平(ウィング)— 3×3特有の展開判断に優れ、攻守でゲームをコントロールする。

プレースタイル

NINJA AIRS.EXEの戦術的特徴は、スピーディーなトランジションとコンパクトなスペーシングにある。ピック&ロールやバックドアカットなど、忍者のようなステルス性を感じさせるアクションを多用し、相手ディフェンスの裏を突く展開を得意とする。オフェンスではスキルフルな1on1とキックアウトからの3Pシュートが中心。ディフェンスではスイッチとトラップを組み合わせ、速攻への切り替えを狙う。

地域活動・カルチャー発信

チームは大阪市との連携のもと、「NINJA PROJECT OSAKA」を展開。バスケットボールだけでなく、忍者パフォーマンスやダンス、音楽を融合したイベントをプロデュースしており、国内外の観光客にも人気を博している。また、地元の子どもたちへの無料クリニック「NINJA ACADEMY」を定期的に実施し、育成にも注力している。

主な戦績

  • 2022年:3×3.EXE PREMIER 関西カンファレンス 優勝
  • 2023年:アジア3×3ツアー出場(準優勝)
  • 2024年:国内リーグ ベスト4/総合ランキング第5位

今後の展望

「大阪から世界へ」を掲げるNINJA AIRS.EXEは、国際大会での表彰台を目標に掲げ、海外リーグやFIBA 3×3大会への出場も視野に入れている。さらに、バスケットボール×エンターテインメントの融合を深化させ、3×3の魅力をより多くのファンに届けるチームへと進化を続けている。

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しながわシティが3×3プロチームを設立|落合知也が選手兼社長に就任し世界挑戦へ

しながわシティが3人制プロチーム「SHINAGAWA CITY.EXE」を立ち上げ

B3リーグに所属するしながわシティバスケットボールクラブは、2024年1月31日に新たなチーム設立を発表した。その名も「SHINAGAWA CITY.EXE」。このチームは国際バスケットボール連盟(FIBA)が公認する3×3バスケットボールの世界的リーグ「3×3.EXE PREMIER」への参入がすでに決定しており、2025年4月1日から正式に活動を開始する。

母体となるのは「東京プロバスケットボールクラブ株式会社」で、活動拠点は東京都品川区。プロ3×3クラブとして、国内リーグのみならず国際大会での戦いも視野に入れており、「品川から世界へ」というコンセプトのもと、競技普及と地域貢献を両立させるクラブ運営を目指している。

落合知也が選手兼社長に就任、競技と経営の両立に挑戦

新チームの顔として注目されるのが、3×3日本代表のエースとして長年活躍してきた落合知也の存在だ。落合はこの新チーム「しながわシティ3×3バスケットボールクラブ」において、選手兼球団社長という二足の草鞋を履くことが発表された。

落合は東京都出身の37歳。195cm、95kgという恵まれた体格と、高い身体能力を活かしたオールラウンドなプレースタイルが特徴のフォワードだ。2013年に大塚商会アルファーズ(現・越谷アルファーズ)でプロキャリアをスタートし、翌2014年からは3×3日本代表として本格的な活動を開始。以来、国内外の大会で数々の実績を残してきた。

アジアカップ銅メダル、東京五輪出場など輝かしい実績

落合のキャリアを語る上で欠かせないのが、2018年に開催された「FIBA 3×3アジアカップ」での銅メダル獲得と、2021年の東京オリンピック出場だ。特に東京五輪では3×3種目が初採用され、日本代表のエースとして世界の強豪国と渡り合い、最終的に6位入賞という結果を残した。

それだけにとどまらず、越谷時代にも選手兼代表取締役という異例の役職を務めていた経験があり、今回の「選手兼社長」という役割は彼にとっても再チャレンジの場となる。プレイヤーとしての実力はもちろんのこと、経営者としてのビジョンにも注目が集まっている。

3×3.EXE PREMIERとは?世界とつながるプロリーグ

SHINAGAWA CITY.EXEが参戦する「3×3.EXE PREMIER」は、FIBAが公式に承認した3人制バスケットボールの国際リーグ。アジア、オセアニア、ヨーロッパなど複数の地域をまたいで開催されており、FIBAランキングポイントを獲得できる数少ない大会の一つだ。

プロ化された3×3チームが世界中から参加し、グローバルな競技力の向上と3×3文化の発展を目的としている。日本からも複数の強豪クラブが参戦しており、しながわシティの参入はこのリーグ全体にも新たな風を吹き込む可能性がある。

落合社長が語るチームへの想いと地域への誓い

今回の発表にあたり、落合はクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。

このたび東京プロバスケットボールクラブ株式会社を母体とし、しながわシティ3×3バスケットボールクラブを立ち上げ、2025年4月1日からチーム始動のお知らせ申し上げます。本チームは、品川区を拠点とし海外へ挑戦しながら、国内リーグや様々な大会にも挑戦していきます。活動を通して、地域の活性化や夢に向かって走る子供たちを応援し、日本の3×3界の発展や競技レベル向上に貢献出来ることを願っております。しながわシティから世界へ、日本を代表する選手の輩出に向けて、チーム一同誠心誠意努力する所存です。

このコメントからは、単なるプロチーム設立という枠を超え、地域との共生、若年層の育成、日本代表輩出といった多角的な目標が読み取れる。競技者であり、地域のリーダーでもある落合がどのようなビジョンを実現していくのか、注目が集まる。

地域密着型の3×3モデルがもたらす波及効果

3×3はコートの設営が比較的簡易で、街中の公共空間を活用したイベント開催とも相性が良い。そのため、しながわシティのように地域に根差したクラブ運営は、地元商店街や自治体、教育機関との連携を通じて、スポーツによるまちづくりの起点となる可能性がある。実際、品川区内の小中学校や地域施設でのクリニック実施も構想に含まれており、若年層の育成にも力が入れられている。

活動開始は2025年4月から、今後の動向にも注目

SHINAGAWA CITY.EXEは、2025年4月1日から正式に活動を開始する予定。今後、ロスター発表、スポンサー契約、地域イベントなどの情報も随時公開されていく見通しだ。選手としての落合知也のパフォーマンスに加え、組織運営者としての手腕にも期待が集まる。

プロバスケットボールクラブが新たに3×3部門を立ち上げるケースは徐々に増えており、今回のしながわシティの取り組みはその最前線と言える。地域密着とグローバル志向を融合させたこのクラブが、どのようにしてファンの心をつかみ、国際的な舞台で存在感を発揮していくのか、今後の展開から目が離せない。

【3×3/UENOHARA SUNRISE.EXE】|山梨・上野原から昇る、新世代の3×3チーム

UENOHARA SUNRISE.EXE|上野原サンライズ・エグゼ

チーム概要

UENOHARA SUNRISE.EXE(上野原サンライズ・エグゼ)は、山梨県上野原市を拠点とする3×3バスケットボールチームであり、「3×3.EXE PREMIER」に参戦する地域密着型クラブである。自然豊かな上野原市から“新しい太陽=サンライズ”の名を掲げ、地域の希望と挑戦を象徴する存在として誕生した。

チーム理念

チーム名の「SUNRISE」は、“新たな一日を切り拓く情熱”を意味する。プレーする選手一人ひとりが、地域の若者や子どもたちのロールモデルとなることを使命とし、「挑戦・誠実・継続」をキーワードに活動している。また、バスケットボールを通じて上野原の地域活性化を推進し、スポーツによるまちづくりを目指している。

拠点と活動エリア

ホームコートは上野原市スポーツ公園および市内体育館を中心に設定。市民参加型のクリニックや交流イベントを定期的に開催し、地域の子どもたちと共にバスケットボール文化の根付きを目指す。特に週末には「SUNRISE COURT PROJECT」と題した屋外コート清掃・リペイント活動を行っており、地域愛と環境意識を両立させた取り組みが注目を集めている。

チームカラーとロゴ

チームカラーはサンオレンジとネイビーブルー。朝日をイメージしたグラデーションが特徴的で、ロゴには上野原市の山並みをモチーフとしたデザインが採用されている。エネルギーと希望、そして地域の自然との調和を象徴している。

主な所属選手

  • #4 佐藤 光(キャプテン/フォワード)— 上野原出身。力強いフィジカルとリーダーシップでチームをけん引。
  • #8 山口 凌(ガード)— スピードとアジリティに優れ、トランジションの要。
  • #11 渡辺 悠真(センター)— 高いリバウンド力とスクリーンプレーで存在感を発揮。
  • #22 松永 優斗(ウィング)— 外角シュートとディフェンスでバランスの取れた万能型。

プレースタイル

UENOHARA SUNRISE.EXEは「速く・強く・粘り強く」をテーマに、ハイテンポな展開とハードなディフェンスを特徴とする。3×3特有の短時間勝負において、切り替えと集中力を武器に試合を支配するスタイルを確立。特にピック&ポップやドライブ&キックの連携に長け、チーム全体でオープンシュートを生み出すシステマティックな戦術を展開している。

地域との連携

上野原市教育委員会や地域企業との連携も積極的で、地元小中学校への出張クリニックやスポーツイベントでのデモンストレーションを実施。さらに、地元産品とのコラボ企画や観光プロモーションにも協力し、「地域とともに成長するチーム」として支持を拡大している。

主な戦績

  • 2023年:3×3.EXE PREMIER デビューシーズン参戦
  • 2024年:中部カンファレンス第3位
  • 2025年:シーズンベスト4進出、クラブ史上初の全国大会出場

今後の展望

チームは「山梨から全国へ、そして世界へ」を合言葉に、地域スポーツの新たな可能性を探る。将来的にはジュニアチームや女子チームの立ち上げも構想されており、3×3文化を中心とした総合型クラブへの進化を目指している。

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【3×3/SIMON.EXE】誠実に戦う3×3バスケットの新潮流

SIMON.EXE|サイモン エグゼ

チーム概要

SIMON.EXE(サイモン エグゼ)は、日本の3×3バスケットボールリーグ「3×3.EXE PREMIER」に所属するクラブチームである。東京都を拠点に活動し、若手育成とエンターテインメント性を重視したチーム運営を行っている。チーム名の「SIMON」は、創設者の理念である“Simple & Honest Movement”の頭文字に由来し、バスケットボールを通じて純粋な情熱と誠実な競技精神を体現することを目的としている。

活動拠点と理念

本拠地は東京都内の屋外・屋内コートを中心に、地域の3×3大会やストリートイベントにも積極的に参加している。「観る×魅せる×繋がる」をテーマに、競技面だけでなくカルチャー・音楽・ファッションなどを融合した新しいバスケットボールの形を発信している。

チームカラーとユニフォーム

チームカラーはブラックとオレンジ。闘志と情熱を象徴する配色で、都市型ストリートカルチャーを意識したデザインが特徴。ユニフォームにはチームスローガン「PLAY HONEST」が刻まれており、全員が一貫した姿勢で戦う姿勢を表している。

主な所属選手

  • #3 田中 翔太(ガード/スピードと3Pシュートを武器にするチームの司令塔)
  • #7 石井 亮介(フォワード/身体能力とディフェンス力で流れを変えるエナジープレイヤー)
  • #15 高橋 優(センター/インサイドの支配力とスクリーンプレーに長ける)
  • #23 中村 拓真(ウィング/3×3特有の判断力とゲームメイクに秀でたプレーヤー)

戦術・プレースタイル

SIMON.EXEは、3×3ならではのスピーディーなトランジションとスペーシングを重視したオフェンスを展開。ドライブ&キックを軸に、外角シュートとフィジカルな1on1をバランス良く組み合わせる。ディフェンス面では、スイッチ対応の高さとリバウンド意識を徹底し、全員でボールを奪いにいくアグレッシブな守備を信条としている。

地域とのつながり

地元の学生・社会人プレイヤーとの交流イベントやクリニックを開催し、若年層へのバスケットボール普及にも力を入れている。また、SNSを活用した発信力にも優れ、試合映像・練習風景・選手インタビューなどを通して3×3文化の魅力を広めている。

実績

  • 2023年:3×3.EXE PREMIER 初参戦
  • 2024年:関東カンファレンス準優勝
  • 2025年:全国大会ベスト8進出

今後の展望

SIMON.EXEは、3×3の競技力向上だけでなく「観客とともに創るエンタメ型バスケ」をテーマに活動を拡大している。今後はプロフェッショナルチームとしての体制強化を進め、国内外の3×3シーンにおける新たなモデルチームを目指している。

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【3×3/LEOVISTA.EXE】千葉・柏から未来を切り拓く|理念・ロスター・成績・地域活動まとめ

はじめに:柏発の挑戦者「LEOVISTA.EXE」とは


千葉県柏市を本拠地とするLEOVISTA.EXE(レオヴィスタ エグゼ)は、3×3.EXE PREMIERに参戦するプロバスケットボールチームです。2019年に設立され、柏市初のプロ3×3チームとして地域と共に歩みを進めてきました。スローガンは「POUND THE ROCK」。これは「どんなに大きな岩も叩き続ければいつか砕ける」という意味を持ち、困難に挑み続ける姿勢を象徴しています。

このスローガンの精神は、試合だけでなく、地域活動や育成プログラムにも息づいており、LEOVISTAは単なる競技チームを超えて「地域の子どもたちに夢を与える存在」として注目を集めています。

クラブ理念とビジョン:「あなたの人生にバスケットを」

LEOVISTAのもう一つの大きな柱は、クラブ理念「あなたの人生にバスケットを」です。これは選手やブースター、スポンサー、地域の人々など、クラブに関わるすべての人の生活の中にバスケットボールを根付かせることを目標にしています。

運営会社であるレオヴィスタ株式会社(代表:金子暁海)は、10年以上にわたり柏市でクラブ運営を行ってきた経験を背景に、バスケットボールが地域社会に与える影響力を実感してきました。そのため、LEOVISTAは「日本を代表するクラブチームを目指す」「地域のさらなる活性化に貢献する」「夢と希望を与える存在となる」という3つのミッションを掲げています。

2025-26シーズン ロスター発表

2025-26シーズンに向けて発表されたロスターは、身長172cmから198cmまで幅広い選手で構成され、合計9名。スピードとフィジカルの両立を意識した布陣となっています。

– #2 及川啓史(188cm / 90kg)
– #31 戸井堅士朗(195cm / 90kg)
– #14 Ross Davis Jr(198cm / 102kg)
– #96 黒田裕(194cm / 106kg)
– #5 岩佐潤(183cm / 90kg)
– #36 古川空音(172cm / 72kg)
– #24 長谷川聖(194cm / 90kg)
– #26 築舘俊介(176cm / 71kg)
– #17 朝賀智哉(193cm / 91kg)

外国籍選手Ross Davis Jrを軸に、センターサイズの黒田裕や戸井堅士朗らの高さ、古川空音や築舘俊介のガード陣によるスピードと多彩な戦術が期待されています。

2025シーズンの戦績

2025シーズンのLEOVISTA.EXEは、接戦の多いシーズンを過ごしました。最終的な成績は16試合で6勝10敗、勝率37.5%、総得点260点、平均16.3得点。特にNINJA AIRS.EXE戦(22-8)やADDELM ELEMENTS.EXE戦(21-15)などで見せた快勝はチームの成長を象徴するものでした。一方、BEEFMAN.EXE戦やYAIZU CITY UNITED.EXE戦では1点差で惜敗するなど、勝負所での課題も浮き彫りになりました。

こうした経験は、若手とベテランが融合するLEOVISTAのチーム作りにとって大きな糧となっています。

社会人大会での快進撃:千葉県予選優勝

3×3.EXE PREMIERでの戦いに加えて、LEOVISTA KASHIWAは5人制の社会人大会にも出場。2025年8月〜9月に開催された「全国社会人バスケットボール選手権 千葉県予選会」で全勝優勝を果たしました。

– vs Ultimate Style:130-52 WIN
– vs ORIONS:89-68 WIN
– vs AQUA TECH Inc.:104-40 WIN
– vs 鎌ヶ谷クラブ:87-61 WIN

圧倒的な攻撃力と「走るバスケット」で、全試合を二桁差で勝利。創設間もないクラブにとって大きな一歩となり、「柏からプロリーグへ」という目標を地域の人々に強く印象づけました。

地域と共に育成を支える「レオヴィスタバスケットボールクラブ」

LEOVISTAはトップチームだけでなく、育成クラブ・スクール事業も展開しています。5歳から15歳までの一貫指導システムを持ち、日本代表やプロ経験を持つコーチ陣が指導にあたります。ここでは単にスキルを磨くだけでなく、スポーツマンシップや団体行動を通じて人間力を育成。大会や合宿など実戦経験の場も多く設けられており、子どもたちにとって理想的な環境が整えられています。

この「スクールからトップチームまでの一貫育成」は、LEOVISTAの大きな特徴であり、地域の未来を担う選手を柏から輩出する仕組みを作り上げています。

スポンサーとパートナーシップ

クラブの活動は地域企業のサポートによって支えられています。2025-26シーズンの公式パートナーには以下の企業が名を連ねています。

– 1013
– 税理士法人AT PLUS
– 山形牛焼肉 仁 流山おおたかの森駅前
– 株式会社Trasaburou
– Rootz株式会社
– 株式会社Dream Compass
– 株式会社リノテックハウス
– And one 株式会社
– 森田材木株式会社
– 株式会社PR TIMES

こうした多様な業種の企業との連携は、LEOVISTAが単なるスポーツクラブではなく、地域経済や文化の発展にも貢献していることを示しています。

ファン・地域とのつながり

LEOVISTAは、柏まつり2025オープニングパレードへの参加や、かしわスポーツフェスティバルなど地域イベントにも積極的に参画。SNS(Instagramなど)を通じて試合の様子や選手コメントを公開し、ブースターとの交流を深めています。

地域に根差した活動と同時に、観客を魅了する「面白いバスケット」を提供することで、子どもたちに夢を与え、ファンに元気を届ける存在となっています。

まとめ:柏から全国へ、未来を切り拓くLEOVISTA

LEOVISTA.EXE/LEOVISTA KASHIWAは、千葉・柏から地域と共に未来を切り拓くクラブです。3×3.EXE PREMIERでの挑戦、社会人大会での圧勝、そして育成事業による次世代への貢献。すべてが「あなたの人生にバスケットを」という理念のもとにつながっています。

スローガン「POUND THE ROCK」に込められた挑戦の精神は、これからもチームを突き動かし続けるでしょう。柏から始まった物語が、どのように日本バスケットボール界を揺さぶるか。LEOVISTAの未来に注目が集まっています。

【3×3/SAITAMA HEARTS.EXE】春日部を拠点に始動!3×3.EXE PREMIER参入と地域連携の最新情報

SAITAMA HEARTS.EXEとは


SAITAMA HEARTS.EXE(サイタマ・ハーツ・エグゼ)は、2025年1月に誕生した埼玉県全域をホームとする3×3バスケットボールクラブです。本拠地を春日部市に置き、3×3.EXE PREMIER 2025シーズンからリーグに参入しました。
チームスローガンは「熱い想い、熱い強さ、熱いプレー、様々な熱いハートを持ったチームで観ている人達のハートにも火を灯す!」。その言葉通り、選手・地域・ファンを結びつける存在を目指しています。

オーナーと運営体制

オーナーを務めるのは浅井英明氏。2023年8月までBリーグ「越谷アルファーズ」の代表を務め、地域にバスケットボール文化を根付かせた実績を持っています。運営会社は株式会社HITH(所在地:埼玉県春日部市大畑54-5、設立:2023年6月5日)。クラブ運営、バスケスクール、大会イベント、アパレル販売など多角的に事業を展開しています。

HEARTS ENTERTAINMENTとしての活動

バスケットボールチームに加えて、チア・ダンス・DJチームを擁する「HEARTS ENTERTAINMENT」として活動。地域イベントやフェスティバルに出演し、スポーツとエンタメを融合したスタイルで地域を盛り上げています。

リーグ参入と成績

2025シーズン、3×3.EXE PREMIERに新規参入。
成績は2勝14敗、勝率12.5%(16試合・195得点/323失点)でシーズンを終えました。勝利数こそ少ないものの、若手主体の編成で経験を積みながら、チームとしての成長を重ねています。

地域連携協定

2025年4月25日、春日部市と「3X3バスケットボールクラブとの連携協定」を締結しました。協定内容は以下の通りです。
– スポーツの推進
– 健康増進、地域振興、大会開催に関すること
– 春日部市や関連団体との協力
– 市イベントへの選手派遣など

この協定を通じて、クラブと地域が一体となりスポーツ振興を進める仕組みが整いました。

イベント実績

– 2025年3月21日:公式ホームページ公開
– 2025年9月7日:3×3.EXE PREMIER Round.8(SENNAN)出場
 vs SAITAMA WILDBEARS.EXE【14-21】、vs TARUI RAZORBACKS.EXE【14-17】
– 2025年9月20日:「HOOP IN THE HOOD 越谷」に出場、準優勝(FinalでShake Handsに23-26で敗退)

今後の予定

春日部市役所で「Start up Party 2025」(2025年5月11日)を開催予定。チア、ダンス、DJ、デモゲーム、選手との交流を通じて、市民にクラブを紹介し、地域とともに歩むクラブとしての存在感を高めます。

まとめ

SAITAMA HEARTS.EXEは、春日部市を拠点にした新しい3×3クラブとして、競技だけでなく地域と密接に関わりながら活動を展開しています。浅井英明オーナーの経験、HEARTS ENTERTAINMENTのエンタメ性、春日部市との協定など、多角的な取り組みはクラブの未来を支える土台となるでしょう。
「埼玉から全国へ、そして世界へ」──その挑戦はすでに始まっています。