3×3」タグアーカイブ

ゴールデンリーグ3×3|練習会参加者募集のお知らせ

エンターテイメント3×3を配信しているゴールデンリーグでは、
リーグ主催の3×3練習会を定期開催しています。

本練習会は、プレイヤー・スタッフ(審判/テーブルオフィシャル)の両方を対象とした参加型の場です。
練習会を通じて、ゴールデンリーグ本大会に参加していただける方が増えることを目的としています。

ゴールデンリーグ3×3練習会とは

ゴールデンリーグ3×3練習会は、
「エンターテイメント × 3×3バスケットボール」を体感できる公式練習会です。

プレーを楽しみたい方はもちろん、
審判やテーブルオフィシャル(TO)など、試合を作る側に興味がある方も歓迎しています。

開催概要

  • 主催:ゴールデンリーグ
  • 設立年:2025年
  • 活動場所:東京都(品川区・港区近辺)
  • 活動時間:毎週水曜日 18:45〜21:00
  • 参加費:無料

開催場所・アクセス

品川区の体育館にて開催します。
(五反田駅・大崎駅から徒歩圏内)

※詳細な場所は、お問い合わせいただいた方へ個別にご案内します。

対象・募集内容

  • 楽しく3×3バスケをしたい方
  • ゴールデンリーグの大会に興味がある方
  • 審判・テーブルオフィシャル(TO)に挑戦してみたい方
  • 経験者/初心者/男女問わず歓迎

募集年齢

18歳〜

レベル感について

完全エンジョイ志向の練習会です。
競技レベルは問いませんので、3×3未経験の方も安心してご参加ください。

ご用意いただくもの

  • 白と色付きのシャツ(チーム分け用)
  • ボール(お持ちの方のみ)

当日のタイムスケジュール

  • 18:45 開場・フリータイム
  • 19:15〜19:20 説明・チーム振り分け
  • 19:20〜20:40 ゲーム(ゴールデンリーグルール3×3)
  • 20:40〜20:50 振り返り
  • 20:50 終了
  • 21:00 完全解散

ゴールデンリーグ本大会について

ゴールデンリーグは、エンターテイメント性を追求した3×3リーグです。
大会は3カ月に一度程度のペースで開催しています。

大会では、集まったプレイヤーを有名タレントがオーディション形式でドラフトし、
即席チームを編成して優勝を目指します。

参加者は、3×3トップ選手からバスケ歴の浅いアマチュア、
モデルやお笑い芸人まで幅広く在籍しています。

プレーで魅せるもよし、エンタメで目立つもよし。
3×3をベースにした特殊ルールやスペシャルカードも採用しています。

公式チャンネル

ゴールデンリーグの雰囲気は、公式YouTubeチャンネルでご覧いただけます。


https://www.youtube.com/@GOLDENLEAGUE_jp

お問い合わせ・参加方法

ゴールデンリーグ3×3練習会への参加をご希望の方は、
LINE公式アカウントを追加のうえ、「練習会参加希望」とメッセージをお送りください。

▽ ゴールデンリーグ LINE公式アカウント

https://lin.ee/JlQhRz8

内容を確認後、担当者より開催場所などの詳細をご案内いたします。
少しでも興味をお持ちいただけましたら、お気軽にご連絡ください。

ららぽーと豊洲で体験できる『Clutch Shot』とは?molten B+が仕掛ける新時代のシュートゲームを徹底解説

Clutch Shotが示す「バスケ体験の次のステージ」

日本のバスケットボール市場は、Bリーグの定着、3×3の拡大、部活動・スクール人口の増加など、かつてない広がりを見せている。だが、競技人口の拡大と同時に課題にも直面している。多くの人が「見る」側には回るが、「体験する」機会が依然として限られていることだ。体育館は混雑し、屋外コートは都市部で数が少ない。バスケをやりたいと思っても、気軽に一歩踏み出せる場が意外と少ない。

そうした背景の中で、molten B+ が発表した体験型シュートゲーム『Clutch Shot(クラッチショット)』は単なるイベントの枠を越えて、“バスケの入口を広げる仕組み”として大きな注目を集めている。2024年に登場したこのゲームは、センシング技術とリアルタイム演出を融合させた、これまでにないシュート体験を提供する。特に、ショッピングモールのような「バスケ目的で訪れない場所」に設置されることで、偶然立ち寄った家族連れや一般来場者が自然と参加し、プレイヤーと観客が一体になる仕掛けが組み込まれている点が大きい。

イベント概要:ららぽーと豊洲で12月13・14日に開催

Clutch Shot は、三井ショッピングパーク アーバンドック ららぽーと豊洲で12月13日・14日の2日間開催される。時間は両日とも10時から19時までと長く、小学生から大人まで無料で参加可能だ。会場は「ららぽーと豊洲1」1階の NORTH PORT。館内の COGGY 横スペースという、通行量の多いポジションに設置される。

バスケ目的の来場者が少ないモールで開催されるイベントは、国内スポーツプロモーションの中でも非常に新しい試みだ。買い物に訪れた家族連れがそのまま体験できる導線づくりは、スポーツと日常生活の距離を縮め、バスケに触れる人口を着実に増やす狙いがある。特に、小学生の子どもにとっては「初めてのバスケ体験」がこのイベントになる可能性が高く、その影響力は決して小さくない。

リアルタイム演出が「挑戦したくなる空間」をつくる

Clutch Shot の仕組みは極めてシンプルだ。プレイヤーがシュートを打つと、ボールの軌道・成否がセンサーによって瞬時に判定され、周囲のスクリーンやサウンドがリアルタイムで変化する。特に、成功時の演出は爽快感があり、NBAアリーナのような臨場感を手軽に体験できる。

この演出は、単に派手で楽しいだけではない。「成功と連動する可視化された反応」が、ゲーム性と達成感を強く高めている。人間は“結果がすぐ返ってくる行動”ほどのめり込みやすい。バスケ未経験者でも、思わず「もう一回やってみよう」と感じるよう設計されている。また、観客側からも成功・失敗が瞬時に分かり、一緒に盛り上がれるため、周囲の見物者まで巻き込んだ一体感が生まれる。

誰でも参加できる「バスケの遊び場」としての役割

バスケットボールは、シュートさえ打てれば十分に楽しめるスポーツだが、実際にボールを持ちリングに向かえる環境は限られている。Clutch Shot が目指すのは、この「ハードルの高さ」をテクノロジーと空間設計で解消することだ。

小学生でも大人でも、運動が得意でなくても、一瞬で世界観に入れる仕組みを備えている。これにより「体験した瞬間にバスケが楽しい」と感じる人口を増やし、将来的にはスクール入会や試合観戦、地域クラブの活動参加につながる可能性がある。スポーツ産業の文脈で言えば、競技普及のファーストタッチを担う存在ともいえる。

さらに、“遊び場”としての価値も大きい。ショッピングモール内で子どもを遊ばせられる場所は限られているため、Clutch Shot は親子にとっても立ち寄りやすい。競技志向ではなく、家族で気軽に楽しめるレジャーとして成立している点が、従来のスポーツイベントとは明確に異なる。

高得点プレイヤーにはミニボールをプレゼント

イベントでは、高得点を獲得した参加者に『molten B+』のオリジナルミニボールが贈呈される。これは単なる景品ではなく、バスケへの興味を継続させる意味でも重要だ。イベントで盛り上がった子どもがミニボールを持って帰り、公園や自宅で遊び続けることで、“体験後の定着”が期待できる。

スポーツイベントでは「参加後の行動」を変える要素が重要だ。ボールのように“持ち帰れる体験”は、次のステップへの橋渡しになる。特にバスケは、ボールさえあれば一人でも練習できるスポーツであり、その手軽さが普及における大きな武器と言える。

『B+ シューティングマシン』の進化形としての位置付け

Clutch Shot は、2020年に登場した『B+ シューティングマシン』のコンセプトを発展させた取り組みだ。B+ シューティングマシンは、個人練習や技術向上を目的とした装置だったが、Clutch Shot は「楽しさ」「直感操作」「ゲーム性」といった非競技的な要素を前面に出すことで、完全に別のアプローチを採用している。

つまり、B+ が「技術向上のためのツール」だとすれば、Clutch Shot は「バスケの入口をつくるエンタメプロダクト」といえる。技術習得に特化するのではなく、まずはバスカに触れ、興味を持ち、好きになるまでの“最初の体験”をデザインしている点に本質がある。

センシング技術とゲーミフィケーションがもたらす新価値

Clutch Shot の核となる技術は、センシングとゲーミフィケーションだ。シュートの軌道や成功判定を高精度で読み取り、リアルタイムで演出に反映する仕組みは、従来のバスケゲームにはほとんど見られなかった。これにより、電子機器・デジタルゲームの進歩とバスケの身体性が融合し、新しいスポーツ体験を生み出している。

ゲーミフィケーション要素も巧妙だ。プレイヤーが継続的に挑戦したくなるよう設計されており、成功体験が視覚・聴覚で強化される。これは3×3のエンタメ性とも相性が良く、将来的にはストリートイベントやフェスティバル型の大会と連携する可能性もある。

スポーツビジネスにおける「体験価値」へのシフト

近年のスポーツビジネスでは、単に試合を提供するだけでなく、ファンが“自らの身体で楽しむ体験”を求めている。その潮流は、NBAのファンイベントや、3×3の都市型エンタメイベントにも表れている。Clutch Shot は、まさにこの流れに沿うプロダクトであり、バスケを「プレイする楽しさ」に重点を置いた企画だ。

特に、競技志向でない層を取り込むアプローチは大きい。スポーツは従来、競技者向けの文脈が強かったが、Clutch Shot は“競技未経験でも楽しい”をコンセプトに置くことで、人口を底辺から広げるモデルとなっている。

3×3との親和性と普及への波及効果

3×3バスケは、エンタメ性・即時性・スピード感が特徴の競技であり、一般層へのアプローチにも強い。Clutch Shot のようなライト層向けのシュートゲームは、3×3の世界観と非常に相性が良い。特に、音楽・演出・観客との一体感はストリートカルチャーとも接続しており、将来的に3×3イベントのサイドコンテンツとして導入される可能性が高い。

また、3×3のシューター育成において「素早い判断でシュートを放つ感覚」が重要とされるため、Clutch Shot のように“打つ→反応が返る”サイクルは、心理的には競技にも近い。楽しみながら反復する過程が、将来の選手育成につながるケースも考えられる。

今後の展望と、国内バスケ普及に与える影響

molten B+ は、Clutch Shot を今後も改善し、継続的に展開していく方針だ。イベントで得たデータや来場者の反応を基に、より直感的で楽しい体験へアップデートされる可能性が高い。将来的には、全国のショッピングモール、商業施設、屋外フェス、地域のスポーツイベントへの導入が進むことも考えられる。

日本のスポーツ人口は「きっかけさえあればチャレンジしたい」と考える層が厚く存在する。Clutch Shot のような入り口の広い体験は、その層を確実に取り込む装置になり得る。特に、親子で楽しめる仕組みは長期的な普及に強い効果を持つ。

Clutch Shotは日本バスケ文化をどう変えるのか

バスケに触れる最初の体験が、ただのリングではなく、音・光・デジタルが融合した“体験型イベント”になる。これは世代によっては、バスケのイメージそのものを更新する可能性がある。エンタメとしてのバスケが広がり、競技を知らない人でも楽しめる環境が整うことで、バスケ文化はより多様で開かれたものになる。

また、プロスポーツとしてのBリーグ、都市型イベントとしての3×3、そしてライト層向けのClutch Shot が三位一体となれば、日本バスケは「競技+エンタメ+体験」という三本柱を持つ発展モデルを形成できる。

その未来を想像すると、Clutch Shot は単なるゲームではなく、日本バスケの文化を拡張する重要な装置と言える。


【執筆】GL3x3編集部(バスケ専門ニュースチーム)
国内外のバスケニュースと3×3情報を中心に発信しています。

Team Miami 3×3、FIBA World Tour Manama Finalで準優勝候補に浮上|アメリカ3×3の進化と世界情勢

導入:Team Miami が世界の主役へと浮上した理由

2025年11月21〜25日に開催されるFIBA 3×3 World Tour Manama Final。この世界最高峰の3×3クラブ決戦において、アメリカ代表クラブ「Team Miami」が第2シードとしてエントリーし、国際的な注目を一身に集めている。長らくセルビア勢(特にUb)が独走してきた3×3シーンだが、今季のTeam Miamiは“対抗馬”として最も評価が高い。

FIBA公式も「UbとMiamiがトップビリングを担う」と明言しており、米国クラブがこの位置に立つのは近年でも稀だ。アメリカは個の強さには定評があるが、国際3×3ではシステムや連携力の差で後れを取ってきた。しかしTeam Miamiは、アメリカの強みであるフィジカルと爆発力に、国際基準の戦術理解・経験・チームケミストリーを加えて進化を遂げている。

本稿では、Team Miamiの強さの理由・Manama Finalの構図・国際3×3の最新トレンド・そしてGL3x3への実践的示唆を、4000字規模で徹底的に分析する。

大会の位置づけ:World Tour の頂点に立つManama Final

FIBA 3×3 World Tourは、世界中の都市を転戦し年間王者を決める3×3クラブ最高峰リーグである。その最終決戦が「Manama Final」。ここには年間成績を基準に選ばれたエリートクラブだけが参加し、世界王者を争う。

Team Miami は今季の累積成績により第2シードを獲得。これは世界中のクラブの中で「事実上の準優勝候補」と評価されたことを意味する。プール組分けではPool Bに入り、アジアの強豪、ヨーロッパのシード、香港/中国のクラブなどと激突する。

特にアジア勢はここ数年レベルアップが著しく、FIBAポイントを体系的に積み上げるクラブが増えている。彼らはスピード、外角、フィジカルを3×3仕様に最適化し、国際舞台で存在感を強めている。そうした新潮流の中で、Team Miami がどのように戦い抜くかは世界の3×3関係者が注目する最大テーマとなっている。

Team Miami の特徴①:NBA・Gリーグ経験者による圧倒的な1on1能力

Team Miamiの最大の武器は、“アメリカ型バスケの核心”である1on1能力の高さだ。多くの選手がNBAやGリーグ、またはハイレベルな海外リーグでのプレー経験を持ち、競技強度への耐性が抜群に高い。

3×3は1on1の比率が極めて高く、個の力がそのまま勝敗に直結する。そのため、米国バスケ特有の
・爆発的なクロスオーバー
・ストップ&ゴーの鋭さ
・身体の強さを活かしたフィニッシュ
・タフショットを決め切る能力
は国際戦でも大きな武器となる。

Team Miami はこれらの能力を“3×3仕様”に最適化しており、弱点とされてきた「判断の遅さ」や「ポゼッション管理」も改善されつつある。

Team Miami の特徴②:フィジカルと体幹の強さが世界基準を突破

世界の3×3では接触が激しく、吹き飛ばされない身体作りが不可欠となる。Team Miamiは、アメリカのトレーニング文化を背景に、接触を受けても体勢を崩さない“体幹の強さ”が際立つ。

・肩を入れたドライブ
・体重移動を制御するステップワーク
・空中での姿勢保持
・フィニッシュ直前の体幹固定
これらの動きは単なる筋力ではなく、身体操作を磨き込んだ結果である。

こうした要素は今後のGL3x3の育成基準にも強く関わってくる。

Team Miami の特徴③:外角シュートの精度が国際基準へ到達

3×3は2点シュート(=バスケのスリーポイント)が最大の武器であり、1本の価値が非常に高い。Team Miami は昨シーズン比で外角成功率が飛躍し、国際クラブの中でも上位に位置する。

シュートの質が改善した背景として、
・キャッチから放つまでの速さ
・ステップバックの精度向上
・フィジカルを受けた際のフォーム維持
・試合強度を意識した練習方法
などが挙げられる。

FIBA公式も「Miamiは2-point efficiencyが大幅に向上した」として、優勝候補としての理由を分析している。

Team Miami の特徴④:国際経験を積み重ねた“3×3専門チーム”への転換

アメリカは長らく“個の強さのみで勝つ”スタイルが主流だったが、Team Miamiは数年かけて国際経験を積み重ね、3×3を専門とするクラブへと進化している。

・年間の遠征数が増加
・FIBAポイント制度の理解が浸透
・選手ローテーションが最適化
・3×3専用の練習メニューを構築

これにより、従来「アメリカはコンビネーションが弱い」と言われていた欠点を克服し始めている。戦術理解と個の能力を両立したチームは、世界でも数が少ない。その意味で、Team Miamiの成長は世界的にも注目されている。

ライバル:世界王者Ubとの“決勝再戦”が最も期待される

2025 Manama Final において、最も注目されるのは「Ub(セルビア)vs Miami(アメリカ)」という構図だ。

Ubは世界最強と評価され続けている3×3クラブで、緻密な戦術・ポジショニング・パスワークの質は他を圧倒する。一方、Miamiはフィジカル・爆発力・突破力を武器にインパクトを残す。

スキルのヨーロッパ vs フィジカルのアメリカ
という、まるでFIBAの“世界潮流の縮図”とも言える対決が予想され、国際メディアも大きく報じている。

GL3x3への示唆①:1on1突破力の強化がエンタメ性を最大化する

GL3x3が掲げる「エンタメ×スピード感の融合」を体現するのが、Team Miamiのプレースタイルである。個の突破力は、観客の歓声が最も大きく上がる要素であり、リーグ演出にも直結する。

GL3x3選手にとっては、
・第一歩の速さ
・縦突破の威圧感
・接触後に崩れない身体操作
・タフショットの決め切り
といった要素が鍵になる。

GL3x3への示唆②:外角シュートは最重要スキルへ

Team Miami の成功の背景には、外角シュートの安定性がある。GL3x3でも、2点シュートの価値は絶対的だ。

日本の3×3選手は、5on5の距離感やステップに慣れすぎており、3×3の“早い判断”に適応し切れていない選手が多い。外角シュート練習をリーグ全体で重点的に強化することは、日本3×3のレベルアップに不可欠である。

GL3x3への示唆③:フィジカル強度の底上げは必須

Team Miamiの特徴である“倒れない身体”は、GL3x3選手への大きなヒントだ。3×3は接触が多く、5on5よりも身体負荷が高い競技である。

GL3x3では、
・体幹強化
・コンタクト耐性
・下半身の安定性
・瞬発力と持久力の両立
といった要素を育成プログラムに組み込むことで、国際基準へ近づくことができる。

総括:Team Miamiは“アメリカ3×3の完成系”としてManamaへ

Team Miamiは、個の力・フィジカル・外角・国際経験の全てを備えたクラブとして、今大会で最も注目される存在だ。第2シードとしての評価は、アメリカ3×3が世界レベルへ到達した証明でもある。

GL3x3が世界へ視野を広げる上で、Team Miamiの成長は極めて重要な教材となる。日本はアジアの強豪としてのポテンシャルを持つが、世界基準と比較すればまだ伸びしろが大きい。

3×3は世界的に拡大し続ける競技であり、アメリカ・ヨーロッパ・アジアの三極が競い合う時代に突入した。Team Miamiの戦い方は、その最前線を示す“答えの一つ”だと言える。


【執筆】GL3x3編集部(バスケ専門ニュースチーム)
国内外のバスケニュースと3×3情報を中心に発信しています。

NBA選手のルーティンに学ぶ“迷信と科学”──集中力を操るメンタルの仕組み

NBAスターに共通する「儀式のようなルーティン」

NBAのスター選手たちは、驚くほど緻密なルーティンを持っている。試合前に決まった靴下を履く、ゴールポストに触れてから入場する、フリースロー前に特定のドリブルパターンを踏む――。
一見すると“迷信的”な行為だが、その裏には科学的な心理メカニズムが潜んでいる。

マイケル・ジョーダンはノースカロライナ大学時代のショーツをプロ入り後も試合の下に履き続け、ステフィン・カリーは毎試合同じ順番でストレッチを行う。これらの行動は単なる習慣ではなく、“自分のリズムを取り戻すスイッチ”として機能しているのだ。

ルーティンの科学──「自己効力感」が集中を生む

心理学では、ルーティンは「自己効力感(self-efficacy)」を高める効果があるとされる。これは「自分はこの動作をすればうまくいく」という信念を脳に刻み込み、パフォーマンスを安定させる仕組みだ。
極度のプレッシャー下で戦うアスリートにとって、この“確信”は集中力の土台であり、動作を通じて心を整える重要な要素となる。

さらにスポーツ心理学では「プレ・パフォーマンス・ルーチン(PPR)」という概念が研究されている。これは呼吸・姿勢・視線・音楽などの一連の行動によって、心身を“ゾーン”状態に導くプロセス。
つまりルーティンとは、偶然に頼らず、科学的に集中を再現するための「再起動ボタン」なのだ。

“迷信”と“科学”の交差点──信じる力が現実を変える

ルーティンの効果は、行為そのものよりも「意味づけ」にある。心理学ではこれを「プラシーボ効果(placebo effect)」と呼ぶ。
ルブロン・ジェームズが試合前にチョークを空中に撒くパフォーマンスも、彼にとっては戦闘モードへの“儀式”。つまり、迷信のように見えても、本人が信じていればそれは科学的に有効な行動になる。

他人にとって非合理でも、自分にとって“心の安定装置”であるならば、それは立派なパフォーマンス戦略だ。迷信と科学の境界は、信じる者の内側にこそ存在する。

日常生活に活かす「集中ルーティン」の作り方

ルーティンはアスリートだけのものではない。仕事や勉強の前に同じ音楽を聴く、特定の飲み物を飲む、同じ姿勢で座る――これも立派な“集中儀式”だ。
脳は繰り返しのパターンを「集中開始の合図」として認識するため、やる気よりも「習慣設計」が重要になる。小さな行動の一貫性が、集中力の再現性を生むのだ。

ポイントは“特別なものを選ぶ”ことよりも、“同じ条件を維持する”こと。人は変化よりも安定で力を発揮する。毎日の行動を整えることが、最高のメンタルトレーニングになる。

3×3バスケにおける「瞬間集中ルーティン」

3×3バスケットボールでは、試合時間が短く攻守の切り替えが激しいため、選手には“一瞬で心を整える力”が求められる。
たとえば、得点後にチームメイトと目を合わせて拳を合わせる、ミスの後に深呼吸を一回入れる、交代時に決まったキーワードを交わす――。これらは短時間で心理をリセットするルーティンだ。

失点後に表情を崩さず、次のディフェンスに切り替えられる選手ほど強い。ルーティンは「感情のリセット」を助け、試合中の波を小さくする。数秒の動作で気持ちを再起動できるかが、3×3では勝敗を左右する。

GL3x3に見る「ルーティンの演出化」

GL3x3では、ルーティンを単なる個人習慣ではなく“演出”として取り入れている。選手がMCのコールと音楽に合わせて登場し、照明と一体化してルーティンを行う――その瞬間、彼らは「自分の舞台」に入るのだ。
この構造は、観客にも心理的な一体感を生む。選手の集中が可視化されることで、会場全体がエネルギーの共鳴空間となる。まさに“競技×カルチャー×心理学”の融合である。

迷信は「信じる科学」になる──ルーティンが教える真実

ルーティンとは、信じることで自分をコントロールする技術である。NBAのスター選手たちは、超人的な技術と同じくらい、心の再現性を重視している。
彼らにとって儀式とは、神頼みではなく「自分を信じる科学」なのだ。

3×3のようにテンポが速く、感情の起伏が激しい競技では、その哲学がさらに重要になる。小さな動作に意味を持たせ、自分だけのスイッチを設計すること。それが、迷信を超えて“科学的集中”を手にする方法である。

まとめ:日常にも使える「自分を整える儀式」

ルーティンとは、誰にでも作れる「心の仕組み」である。
毎朝の一杯のコーヒー、デスクに向かう前の深呼吸、試合前の拳合わせ――それらはすべて、集中を呼び込む科学的な儀式だ。
迷信と科学のあいだにあるのは、信じるかどうかの違い。あなた自身のルーティンこそが、最高のメンタルデザインになる。

KBA 3×3コリアツアー2025ファイナル原州大会|韓国バスケ協会が11月1〜2日に開催発表

🇰🇷 KBA 3×3コリアツアー2025ファイナル原州大会、11月1〜2日に開催決定

韓国バスケットボール協会(KBA)は、「KBA 3×3 コリアツアー 2025 ファイナル」11月1日(土)〜2日(日)の2日間、江原特別自治道・原州市(Wonju)「若者の広場」で開催すると発表しました。

🏀 国内3×3シーンを代表するファイナル大会

この大会は、全国各地で行われた地域予選を勝ち抜いたトップチームが集結する3×3バスケットボールの年間最終戦です。
KBAは「今季を締めくくるにふさわしいハイレベルな大会になる」とコメントしています。

📅 開催概要

  • 大会名:KBA 3×3 Korea Tour 2025 Final Wonju
  • 開催日:2025年11月1日(土)〜11月2日(日)
  • 会場:原州市 若者の広場(Youth Square, Wonju)
  • 主催:韓国バスケットボール協会(KBA)
  • 参加チーム:地域予選を通過した計56チーム

💰 賞金と部門構成

賞金総額は714万ウォン(約80万円)。大会は以下の6部門で実施されます。

  • 小学生部門
  • 中学生部門
  • 高校生部門
  • 男子オープン部門
  • 女子オープン部門
  • KBL男子部門(プロ選手中心)

🔥 注目チームと選手

特にKBL男子部門では、年間ランキング上位8チームが参戦予定。
現時点では「Black Label Sports」が優勝候補として注目されています。

🎯 韓国3×3バスケの新しい潮流

KBAは、3×3競技を国内バスケットボール普及の重要な柱と位置づけており、地域大会から全国大会まで体系的なツアー形式を採用。
今回の原州大会は、韓国3×3バスケの発展を象徴する年間集大成となります。

KBA関係者は「若い世代の選手たちが街の真ん中でプレーし、観客と一体になって盛り上がる姿を見せたい」と話しており、韓国国内の3×3文化拡大にも大きな期待が寄せられています。

📍出典:news.nate.com(2025年10月15日)

もしバスケのルールが“逆”だったら?|仮想ルールが示すスポーツデザインの可能性

発想の転換が生む“逆バスケ”の世界

ルールがあるからこそ、バスケットボールは成り立つ。しかし、もしそのルールをひっくり返したらどうなるだろうか?
たとえば──
・3ポイントラインの内側が3点
・ドリブルは前進不可、後退のみ
・24秒ではなく「24パス」ルール
こうした“逆ルール”を前提にした仮想バスケを考えると、スポーツという仕組みがいかに繊細なデザインの上に成り立っているかが見えてくる。
バスケを「完成された競技」としてではなく、「再設計可能な文化」として見直す――それが“逆バスケ”の本質だ。

「3ポイントラインの内側が3点」──近距離シュートの再評価

現在のルールでは、遠距離からの3ポイントが最も高い価値を持つ。しかし、この“逆転ルール”ではペイントエリアこそが3点ゾーンとなる。
結果として、インサイドプレーヤーが再び脚光を浴び、センター中心の戦術が復権する。
スペースを狭く使いながらも、フィジカルとポジショニングで勝負する「肉体的なバスケ」が主流となり、3×3に近いダイナミックな攻防が展開されるだろう。

リム下の攻防が主戦場となれば、リバウンドやポストムーブ、スクリーンプレーの価値が再び高まる。
“アウトサイドの華やかさ”に代わり、“接触と駆け引きの美学”がバスケットの中心に戻ってくるのである。

「ドリブルは後ろだけ」──逆転発想がもたらす新戦術

前進できないバスケットは、ほとんどの人が「成り立たない」と考えるだろう。しかし、実はそこに戦術的な再発明の可能性がある。
後退ドリブルのみが許されるルールでは、オフェンスが“下がりながら空間を作る”という真逆の構造が生まれる。
視界を広げることが必須になり、味方との視覚的共有――つまり“チーム全体のリズム”が勝敗を決める要素となる。

スクリーンの位置関係も逆転するため、ハーフコート全体がまるで“後退するオーケストラ”のように動く。
この発想は、プレーヤーの空間認識力や反射神経、ボディバランスを極限まで試すものとなるだろう。

「24パスルール」──時間ではなく“共有回数”で競う

ショットクロック24秒ではなく、「24パス以内にシュートを打たなければならない」という仮想ルール。
この仕組みでは、スピードよりもチーム全体の連携が重視される。
どの順番で、誰が、どのタイミングでボールを触るのか――その順序自体が戦略要素となる。
パスをつなぐリズムが重要になり、チームの動きはまるで音楽のセッションのように調和を生む。

時間ではなく「タッチ回数」で試合が設計されることで、プレイヤー間の信頼や共有感覚が強調される。
“チーム全員で奏でるスポーツ”という、これまでにないスタイルの競技が生まれるかもしれない。

ストリートボールと3×3が持つ“自由の系譜”

実は、このような“逆ルールの発想”は、ストリートボールや3×3がもともと持っていた自由の精神に近い。
FIBAが定める3×3は、12秒ショットクロック・ハーフコート制など、5人制とは異なるルールで独自の戦術体系を築いた。
その背景には、「バスケの固定観念を解体し、自由に再構築する」という思想がある。
“逆バスケ”もまた、その流れを汲む創造的な試みと言えるだろう。

スポーツデザインの未来──ルールは制約ではなく創造の種

ルールはスポーツにおける制限であると同時に、創造の出発点でもある。
もし、ルールを“変える自由”を与えられたなら、どんな新しい競技を設計できるだろうか?
それは単なるフィクションではなく、スポーツ教育・競技開発・エンタメデザインにも通じる問いである。

「逆バスケ」は、バスケットボールという完成された競技に対する“問い直し”であり、スポーツそのものを再設計するための思考実験でもある。
制約の裏には、必ず新しい創造が生まれる。
あなたなら、どんなルールをひっくり返してみたいだろうか?

(文・GL3x3編集部)

3XS(トライクロス)|日本発の3×3リーグが描く“次世代バスケ”の形

3XS(トライクロス)とは

3XS(トライクロス)は、2022年に誕生した日本国内の3×3バスケットボールリーグであり、年間を通じて競技が行われる「日本初のシーズン制3×3リーグ」として注目を集めている。正式名称は「3×3 Xross Sports League」。FIBA(国際バスケットボール連盟)の理念に準じつつ、地域活性化・社会連携・エンターテインメント性を融合した次世代型リーグとして発展を続けている。

リーグの構造とシステム

3XSは、男子・女子それぞれに複数ディビジョンを持ち、昇格・降格のある本格的なリーグ制度を採用している。

  • Division 1:男子トップカテゴリー。ホームゲーム開催義務あり。
  • Division 2:男子下位カテゴリー(UNISON/URBANカンファレンス制)。
  • WOMAN Division:女子部門。3×3女子選手の育成と発信を担う。

各ディビジョンでは「ラウンド制」を採用しており、5月〜翌年1月にかけて複数ラウンドを開催。各ラウンドの勝敗と得点率でポイントを積み上げ、年間チャンピオンを決定する。

特徴① 年間を通じたリーグ制

従来の3×3はトーナメント形式が主流だったが、3XSは「通年制リーグ」として運営されている点が大きな特徴である。これにより、選手・チームが戦術面での成長を重ねながらシーズンを戦うことができ、ファンも“物語”として応援を継続できる仕組みを実現している。

特徴② 地域密着とホーム開催

各チームは地元自治体や企業と連携し、地域拠点でのホームゲームを義務化。試合会場は商業施設、駅前広場、市役所前など多岐にわたり、地域の人々が“身近にプロスポーツを体験できる”新しい形を提示している。3×3特有の屋外開催により、音楽・DJ・ストリートカルチャーと融合した独自の世界観が形成されている。

特徴③ 社会とつながるスポーツモデル

3XSが掲げるスローガンは「Beyond Sports」。単なる競技の勝敗に留まらず、社会・文化・環境との共生を理念にしている。

  • 年齢・性別・国籍を超えた「誰もが挑戦できる舞台」。
  • 地域経済の活性化、観光・教育との連携イベント開催。
  • 環境配慮(リユース・リサイクル)やサステナブル運営の推進。

このように、スポーツを社会インフラの一部として機能させる取り組みが進んでいる。

試合形式とルール

試合はFIBA3x3ルールに準拠し、10分または21点先取で勝敗が決まる。攻撃時間は12秒、コートはハーフ制。スピード・判断力・フィジカルを求められる3×3特有の試合展開は、観客にとっても短時間でドラマチックな観戦体験を提供する。

女子リーグの発展

WOMAN Divisionでは、女子選手のキャリア継続と社会進出を両立する仕組みを重視。学生・社会人を問わず、女性アスリートが自らのライフスタイルに合わせて参加できる新しいスポーツモデルとして注目されている。女子3×3の成長は、3XS全体の価値をさらに高めている。

運営理念とビジョン

3XSは「スポーツで社会をつなぐ」という明確な理念を持ち、次の3つの柱を掲げている。

  1. Connection:地域・人・企業をつなぐ。
  2. Challenge:誰もが挑戦できる機会を創出。
  3. Change:スポーツの力で社会を変える。

このビジョンのもと、リーグは競技面だけでなく、教育・文化・環境の各分野とも連携している。

課題と展望

課題

  • メディア露出の強化とリーグ認知度の向上。
  • チーム間の運営格差・資金力の均衡化。
  • 5人制との兼任選手に対する制度設計。

展望

  • FIBA3x3 World Tourとの連携を強化し、世界大会出場を視野に。
  • U18〜U23の育成世代との接続による選手発掘ルートの確立。
  • 地域密着型のクラブモデルを通じ、自治体連携型スポーツ文化を醸成。

まとめ

3XS(トライクロス)は、3×3バスケットボールを“通年制プロリーグ”として発展させた日本独自の取り組みである。競技性・社会性・エンターテインメント性を併せ持つこのリーグは、バスケットボールの新しい形を示しており、今後の日本スポーツ界のモデルケースとして期待されている。

次世代のアスリート、そして地域社会をつなぐ架け橋として、3XSは“Beyond Sports”というビジョンを現実のものにしつつある。

育成年代の新潮流|“認知判断”を鍛えるバスケットボール:スキル偏重から脱却する次世代コーチング論

個人スキルよりも「認知判断」へ──育成年代の価値観が変わる

かつてのバスケットボール育成では、ドリブルやシュートといった個人スキルの反復練習が中心だった。しかし近年、世界的にその潮流が変化している。プレーの“うまさ”よりも、“何を見て、どう判断するか”が重視される時代が到来しているのだ。特にU12~U18の育成年代では、「認知力」と「判断力」を鍛える指導法が注目を集めており、3×3バスケットボールの特性がこの新しい教育モデルと密接に結びついている。

なぜ「認知判断」が重要なのか:現代バスケのスピードと複雑性

現代バスケットボールの試合展開は、10年前とは比べものにならないほど速い。ピック&ロールの多様化、スペーシングの広がり、そしてスイッチディフェンスの一般化により、プレイヤーは0.5秒以内に正しい選択を迫られる。その中で、スキルの精度よりも「状況の認知」「相手の意図の読み」「選択の優先順位付け」といった認知的能力が問われている。つまり、見る力と考える力がプレーの質を決定づける。

“見る”力をどう育てるか:情報処理がプレーを変える

バスケットでは、選手がボールを持つ時間は全体のうちわずか数秒。残りの時間は「観察」と「準備」に費やされる。どのディフェンダーがヘルプに寄るか、味方の足の向きがどうか、リバウンド後の位置取りはどこか――こうした情報を瞬時に処理する力が、“見る力=認知力”だ。スキル練習だけを重ねても、試合で発揮できないのはこの「見る訓練」が欠けているからである。

ゲームライク・トレーニングの台頭:試合そのものが教材になる

この「見る力」を育むために、近年広まっているのが「ゲームライク・トレーニング(Game-Like Training)」だ。これは実際の試合と同様の状況設定で、プレイヤーが常に判断を迫られる形式の練習を行う方法である。たとえば、2on2や3on3の制約ゲームで「ドリブルは2回まで」「ショットクロックは8秒」といった条件を設ける。これにより、選手はスピードと精度を両立させながら“読む→判断→実行”のプロセスを自然に習得していく。

コンテクスト・コーチング:文脈の中で学ぶ新指導哲学

「コンテクスト・コーチング(Contextual Coaching)」とは、単発の技術指導ではなく、プレー全体の文脈の中でスキルを習得させる考え方である。例えば「ピック&ロールを使う技術」を教える際、どの場面で使うのが最適か、ディフェンスがスイッチしたときに何をすべきか――といった判断までを含めて学ぶ。コーチは“答えを与える存在”ではなく、“気づきを促すナビゲーター”としての役割を果たす。

3×3が示す「即時判断型プレー」の極致

3×3バスケットボールは、認知判断を最も要求する競技形式の一つだ。コートは狭く、ショットクロックは12秒。プレイヤーは1プレーごとに攻守を切り替え、全員がボールハンドラーでありディフェンダーでもある。状況を読む速度と正確さが勝敗を決定する。特に「ピックの角度を一瞬で変える」「相手のスイッチを即座に察知する」「リバウンド後に外へ展開する」など、あらゆるプレーが認知判断の連続である。

日本の育成現場における変化:ドリル中心から認知中心へ

国内の育成年代でもこの潮流が明確になりつつある。JBAの指導者ライセンス講習や各地域協会の研修では、「ドリル中心からゲーム中心へ」というキーワードが繰り返し掲げられている。小学生のミニバスでも“考えるバスケット”が導入され、コーチが「なぜ今そのパスを選んだの?」と問いかけるシーンが増えている。プレイヤー自身がプレーの意図を言語化することで、認知構造が定着していく。

海外の先進事例:欧州・豪州の育成モデル

スペインやリトアニア、オーストラリアといった強豪国では、長年にわたって「Decision Making(判断力)」を育成の中心に据えている。スペインバスケット協会の指導カリキュラムでは、プレーの“成功率”よりも“選択の質”を評価。ミスを恐れず挑戦する文化があり、若手選手の創造性を育てている。オーストラリアでもAIS(Australian Institute of Sport)で3on3形式を用いた判断トレーニングが導入されており、実戦的な教育が行われている。

科学的根拠:認知判断とパフォーマンスの相関

スポーツ科学の分野でも、認知判断能力の高さが競技成績と相関することが証明されている。特に視覚認知(Visual Perception)と作業記憶(Working Memory)の発達が、パス成功率やターンオーバー率に影響を与えるという研究結果がある。これは、頭の中で「次のプレーを予測しながら行動する」選手ほど、ミスを減らしチーム貢献度が高いことを示している。

3×3と育成の融合:教育ツールとしての可能性

3×3は、限られた人数とスペースの中で常に判断を求められるため、育成現場でも“教育的フォーマット”として活用できる。日本国内のクラブチームや中学校部活動でも、3×3を練習の一環として導入する例が増えており、選手たちはより実戦的な判断力を身につけている。B.LEAGUEアカデミーや大学バスケット部でも「ハーフコート・ディシジョンドリル」と呼ばれる3×3応用型メニューが採用されている。

コーチの役割の変化:ティーチングからコーチングへ

指導者に求められる役割も変わりつつある。従来のように「やり方を教える」ティーチングではなく、「考え方を引き出す」コーチングが主流だ。選手に対して「なぜそうしたのか」を問いかけ、気づきを促す。これは選手の“内的対話”を活性化させ、試合中の自己修正力を高める。認知判断の育成とは、つまり「頭で勝つ選手」を育てることでもある。

バスケIQと人間教育:判断力は社会性にもつながる

興味深いことに、認知判断力の向上はコート外の人間力にも影響を与える。複数の選択肢の中から最適解を選ぶ力は、学業やビジネス、対人関係にも応用できる。実際に欧州のユース育成現場では、バスケットを通じた「意思決定教育」が社会教育の一部として位置づけられている。3×3のような小集団競技では、チームワークとリーダーシップが同時に鍛えられるため、人材育成の観点からも注目されている。

日本の未来:3×3が切り拓く新たな育成モデル

3×3の即時判断性は、今後の日本バスケ育成における重要な要素になるだろう。限られた時間と空間の中で“自ら考え、自ら動く”ことができるプレイヤーが増えるほど、5人制でも戦術理解度が高まり、チーム全体のIQが向上する。JBAやB.LEAGUEが進める「ユースプログラム」でも、3×3を活用した判断トレーニングが体系化される可能性が高い。

結論:バスケットは“思考のスポーツ”へ

今や、バスケットボールは単なるフィジカル競技ではない。個人スキルの時代から、思考と判断の時代へ。選手は「ボールを扱う」だけでなく、「状況を読み、選択する」ことで試合を支配する。3×3という競技形式は、その能力を最大限に引き出す学びの場であり、未来の育成モデルを象徴する存在だ。コート上で起こる“1秒の決断”が、プレイヤーの人生をも変える――それが、これからのバスケットボールの姿である。

世界のプロバスケットボールリーグ完全リスト(2025年版)

🌍 世界のプロバスケットボールリーグ完全ガイド(2025年版)

世界には100を超えるプロバスケットボールリーグが存在し、FIBAに正式登録されている国だけでも200近くあります。
このページでは、男子・女子・3×3を含む主要リーグを地域別に網羅し、国際リーグの構造や特色、各国のトップリーグの位置づけをわかりやすく整理しました。


🏀 国際リーグ(Intercontinental / FIBA認定)

  • NBA(National Basketball Association):アメリカを中心に世界最高峰のプロリーグ。30チーム構成、グローバル市場で年間収益約130億ドル。
  • EuroLeague:欧州最上位クラブリーグ。レアル・マドリード、フェネルバフチェ、バルセロナなどが参加。
  • EuroCup:ユーロリーグの下部大会。上位チームは昇格可能。
  • Basketball Champions League(BCL):FIBA主催の欧州クラブトーナメント。
  • EASL(East Asia Super League):日本、韓国、フィリピン、台湾、中国など東アジアのクラブが出場。
  • BAL(Basketball Africa League):NBAとFIBA共催。アフリカ12か国の代表クラブが集う。

これらの国際リーグは、世界のバスケットボール構造をピラミッド型に統合しており、NBAが頂点、FIBA傘下の地域リーグが基盤となっています。


🇯🇵 日本

  • B.LEAGUE(B1/B2/B3):2016年にNBLとbjリーグが統合。2026年より「B.プレミア」構想へ移行予定。
  • Wリーグ:女子トップリーグ。ENEOS、トヨタなど企業チーム主体。
  • 3×3.EXE PREMIER:世界最大規模の3×3プロリーグ。男子・女子・海外ディビジョンを含む。
  • GL3x3 / 3XS / SOMECITY:都市型・エンタメ型3×3リーグとして急成長中。

🇨🇳 中国

  • CBA(Chinese Basketball Association):アジア最大級。遼寧、広東、上海など強豪多数。姚明が会長。
  • WCBA(女子CBA):女子プロリーグ。代表選手の多くが所属。
  • NBL(National Basketball League):CBAの下部リーグ的存在。

🇰🇷 韓国

  • KBL(Korean Basketball League):8チーム構成。テンポの速い攻撃バスケが特徴。
  • WKBL(女子KBL):国内女子リーグ。サムソン、KBスターズなどが有名。
  • KBA 3×3 Korea Tour:国内3×3ツアー形式のプロ大会。

🇵🇭 フィリピン

  • PBA(Philippine Basketball Association):アジア最古のプロリーグ(1975年創設)。
  • PBA 3×3:男子トップチームによる3×3リーグ。
  • MPBL(Maharlika Pilipinas Basketball League):地域密着型セミプロ。
  • FilBasket:ASEAN地域にも拡大中の新興リーグ。

🇹🇼 台湾

  • P. LEAGUE+:台北・高雄など都市クラブ主体。自由契約制度を採用。
  • T1 League:企業運営型プロリーグ。
  • TPBL(Taiwan Professional Basketball League):2024年創設の新リーグ。
  • SBL(Super Basketball League):台湾最古のプロリーグ。

🌏 東南アジア

  • タイ:TBL(Thailand Basketball League)
  • インドネシア:IBL(Indonesian Basketball League)
  • マレーシア:MNBL(Malaysia National Basketball League)
  • ベトナム:VBA(Vietnam Basketball Association)
  • シンガポール:ABL参加クラブ「Singapore Slingers」

🇪🇺 ヨーロッパ主要リーグ

  • スペイン:Liga ACB(欧州最高レベル)
  • フランス:LNB Pro A(ウェンバンヤマ輩出)
  • イタリア:LBA(伝統ある老舗リーグ)
  • ドイツ:BBL(近年急成長)
  • ギリシャ:GBL(オリンピアコス、パナシナイコスが有名)
  • トルコ:BSL(強豪クラブ多数)
  • リトアニア:LKL(ザルギリス中心)
  • セルビア:KLS+ABA League(地域統合型)
  • ロシア・ベラルーシ:VTB United League

🇧🇷🇦🇷 中南米

  • ブラジル:NBB(Novo Basquete Brasil)
  • アルゼンチン:Liga Nacional de Básquet
  • メキシコ:LNBP
  • プエルトリコ:BSN(カリブ最強リーグ)
  • ベネズエラ:SPB(Superliga Profesional de Baloncesto)
  • ウルグアイ:LUB(Liga Uruguaya de Básquetbol)

🌍 中東・アフリカ

  • イスラエル:Israeli Basketball Premier League(欧州系)
  • イラン:IBSL(West Asia Super League加盟)
  • カタール:QBL/レバノン:LBL(国際大会常連)
  • エジプト:EBL(北アフリカ最大規模)
  • チュニジア・モロッコなど:BALにクラブ参加

🏀 女子主要リーグ

  • WNBA(アメリカ)
  • Wリーグ(日本)
  • WKBL(韓国)
  • WCBA(中国)
  • LFB(フランス)
  • WNBL(オーストラリア)
  • EuroLeague Women(欧州女子版ユーロリーグ)

🏆 3×3プロリーグ・ツアー

  • FIBA 3×3 World Tour(国際サーキット)
  • 3×3.EXE PREMIER(日本発グローバルリーグ)
  • PBA 3×3(フィリピン)
  • KBA 3×3 Korea Tour(韓国)
  • China 3×3 Elite League(中国)

まとめ:
世界のプロバスケットボールは、もはやNBAだけではありません。
アジア・ヨーロッパ・アフリカ・南米の各地域で、地域色と文化を反映した独自のリーグが発展しており、3×3や女子リーグも含めた多様化が進んでいます。
今後もFIBAの地域連携により、国際リーグ化がさらに加速していく見込みです。

【第一次選手募集】男子3×3プロチーム練習生募集|3XS(トライクロス)2026年参入予定チーム

🏀【第一次募集】男子3×3チーム練習生募集|3XS参戦に向け始動

エンタメ3×3のゴールデンリーグから新たに競技向けプロチームが誕生します。
2026シーズン、国内リーグ「3XS(トライクロス)」への参戦を目指す男子3×3チームがいよいよ始動。
第一次募集では、チーム立ち上げに参加できる練習生(候補選手)を募集します。

📅 練習日程

  • 開催日:毎週水曜・木曜
  • 時間:19:00〜21:00(受付18:40〜)
  • 会場:東京都内体育館(品川・港・目黒エリア中心)

🎯 募集概要

  • 対象:18歳以上の男性(高校卒業見込み含む)
  • 経験:3×3または5on5の経験者(レベル不問)
  • 目的:チーム立ち上げメンバー候補の発掘・育成
  • 募集人数:若干名(見学のみも可)

🏋️‍♂️ 練習内容

  • ウォームアップ・スキルトレーニング
  • スペーシング/2on2・3on3連携ドリル
  • 実戦スクリメージ
  • チーム戦術の導入と振り返り

💴 参加費

  • 無料

✅ 参加条件

  • プロチーム活動に興味がある方
  • 向上心を持って参加できる方

📝 応募方法

LINE公式アカウントに登録のうえ、下記項目をお送りください。

  • 氏名/年齢/身長・体重
  • 出身校・所属歴
  • バスケ歴(3×3/5on5)
  • 現住所
  • SNSアカウント(任意)

📩 LINE URL:https://lin.ee/gAouGh7

📌 スケジュール

  • 2025年12月〜2月: 練習参加・候補選手選考
  • 2026年2月: トライアウト実施・正式メンバー決定
  • 2026年3〜4月: チーム練習・戦術構築
  • 2026年5月〜12月: 3XSレギュラーシーズン参戦

「ここからチームが生まれる。」
ゼロからの挑戦を楽しめるプレイヤーを歓迎します。
3×3を通じて、新しいステージへ挑もう。