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【NBA挑戦】ケヴェ・アルマがシクサーズで3度目のサマーリーグ出場へ!Bリーグから再びアメリカの舞台に挑戦

ケヴェ・アルマ、NBAサマーリーグでシクサーズと再び挑戦


2025年7月2日、Bリーグの琉球ゴールデンキングスは、所属するケヴェ・アルマがフィラデルフィア・セブンティシクサーズの一員としてNBAサマーリーグに出場することを公式発表しました。アルマにとって今回が3度目のサマーリーグ挑戦となり、アメリカの舞台での再起に期待が集まります。

アルマのプロフィールとこれまでのキャリア

現在26歳のケヴェ・アルマは、身長206cm、体重107kgのパワーフォワード兼センター。バージニア工科大学を卒業後、2022−23シーズンに新潟アルビレックスBBでプロキャリアをスタートしました。その後、韓国KBLの蔚山モービスフィバスで1シーズンを過ごし、2024−25シーズンから琉球ゴールデンキングスに加入しています。

琉球での最新シーズンでは、レギュラーシーズン55試合に出場し、1試合平均13.3得点、5.6リバウンド、2.0アシストという安定したパフォーマンスを披露。インサイドの柱としてチームを支えました。

サマーリーグでの過去の実績と今回の日程


アルマが初めてNBAサマーリーグに出場したのは2022年、メンフィス・グリズリーズの一員として参加。その後2024年にはシクサーズのサマーリーグメンバーに選ばれ、8試合で平均9.8得点、5.4リバウンドといった成績を残しました。

今回の2025年のサマーリーグでは、シクサーズは現地時間7月5日に開幕。ソルトレイクシティでの3試合、続いてラスベガスで4試合を予定しています。アルマにとっては自らの実力をアピールする貴重な機会となります。

NBAを目指すBリーグ選手の中でも貴重な存在

Bリーグ所属選手でNBAサマーリーグに参加するのは、アルマで今季3人目。これに先立ち、富永啓生(レバンガ北海道)はインディアナ・ペイサーズと、馬場雄大(長崎ヴェルカ)はニューヨーク・ニックスとそれぞれサマーリーグ契約を結び、アメリカの舞台に挑戦しています。

アルマは外国籍選手ながらもBリーグ経由で再びNBAへの扉を叩こうとしており、Bリーグの存在感を国際的に高める存在としても注目されています。

アルマが目指すNBA契約への道


NBAサマーリーグは、若手やフリーエージェントが本契約を勝ち取るための登竜門です。アルマが所属するシクサーズは近年、選手育成に定評のある球団としても知られ、多くのGリーグ出身者やサマーリーグ組がロスター入りしています。

アルマが今回のシリーズでインパクトを残すことができれば、NBAやGリーグ、あるいはヨーロッパリーグからのオファーが舞い込む可能性も。彼にとって重要なキャリアの転換点となるのは間違いありません。

BリーグとNBAの橋渡し役としての価値

ケヴェ・アルマのように、日本のプロリーグで活躍しながら海外へ挑戦する選手が増えることで、Bリーグの国際的評価も着実に上昇しています。今後もBリーグを経由したNBA挑戦ルートが一般化していけば、リーグ全体の魅力と競争力向上にもつながるでしょう。

また、Bリーグファンにとっても、所属クラブの選手が世界の舞台で戦う姿を見ることは大きな誇りであり、バスケットボール人気のさらなる拡大にも寄与すると期待されます。

まとめ|3度目の挑戦、ケヴェ・アルマが掴むかNBAの夢

NBAサマーリーグ2025にて、ケヴェ・アルマがフィラデルフィア・セブンティシクサーズの一員として3度目の挑戦に挑みます。過去の経験とBリーグでの実績を武器に、今夏こそ本契約を掴み取れるのか。注目の戦いが、ソルトレイクシティとラスベガスで間もなく幕を開けます。

【Bリーグ/シーホース三河】現在地と未来図:B.LEAGUE西地区で存在感を増す名門の「再成長戦略」

シーホース三河は、B.LEAGUE西地区(※公式表記上は近年「中地区」所属期もあり)において長期的な競争力を維持してきた歴史あるクラブである。この記事では「シーホース三河」を主要キーワードに、1947年創部から続く系譜、2024-25~2025-26にかけてのロスターと組織戦略、アリーナ計画の最新動向、そしてB.LEAGUE新時代に向けた事業・競技の両面の展望を多角的に整理する。結論として、本稿は同クラブが 人材・施設・ファン基盤 の三点で再成長のフェーズに入ったと評価し、読者の行動として「情報のシェア」と「現地観戦による支援」を推奨する。

ニュース概要

2024-25シーズンのシーホース三河は、ライアン・リッチマンHCの下で競技面のアイデンティティを再定義し、須田侑太郎、西田優大、長野誠史、ダバンテ・ガードナー、シェーファーアヴィ幸樹、ジェイク・レイマンらを軸に安定したローテーションを構築。シーズン中には個人通算記録の達成や入場者数の記録更新が相次ぎ、ホームの熱量が上昇した。一方、安城市・三河安城地区に計画する新アリーナは建設環境の変化を受けて工期を再調整し、2028年3月完成見込みへとロードマップを更新。事業面では観客数KPIに連動した価格施策や会場体験の磨き込みを進め、B.LEAGUEプレミア移行後を見据えたクラブ価値の最大化を図っている。

背景と経緯

シーホース三河(運営:シーホース三河株式会社、愛知県刈谷市)は1947年のアイシン精機バスケットボール部を起点に、JBL・NBLで複数タイトルを獲得。2016年のB.LEAGUE創設に合わせ現名称へ。チーム名は タツノオトシゴ(Seahorse) に由来し、地域の「竜」モチーフとも親和性が高い。クラブカラーはシーホースブルー/トラディショナルブラック/ビクトリーゴールド/クリーンホワイトで、誠実さ・強さ・勝利・スポーツマンシップを象徴する。

21世紀初頭には他クラブを離れた選手の受け皿となり黄金期を形成。実業団からプロ契約比率の見直しを経て、B.LEAGUE期には2016-17西地区1位、2017-18中地区1位といった強さを示した。2018-19以降は主力の移籍や編成刷新でアップダウンを経験したが、2020-21は西3位でCS進出、2023-24は中地区2位でQF進出と復調。歴史的にはオールジャパン(天皇杯)でも優勝9度を誇り、国内バスケットボール史に確かな足跡を残す名門である。

選手・チームのプロフィール

ヘッドコーチ:ライアン・リッチマン。NBAワシントン・ウィザーズ等でのアシスタントコーチ経験を背景に、Competitive Discipline / Accountability / Trust / Joyを掲げたゲームモデルを実装。サイズとスキルのバランス、トランジション後の早い意思決定、ハーフコートの整流化を同時に追求する。

主力・キープレイヤー(抜粋):

  • ダバンテ・ガードナー(#54 F/C):ペイントでのフィジカル&タッチ、外にも引き出せる射程。通算得点・リバウンドで各種節目をクリアしてきたクラブの大黒柱。
  • 西田優大(#19 SG):キャッチ&シュート精度とディフェンス強度を両立。新人王受賞歴が示す将来性と、近年のリーダーシップの伸長が魅力。
  • 長野誠史(#7 PG):ゲームコントロールとP&R局面での意思決定に定評。要所の3Pとクロックマネジメントで勝利期待値を上げる。
  • シェーファーアヴィ幸樹(#32 C):サイズと機動力を兼備。リム周辺の守備安定化、DREB起点の一次加速でチームの移行局面を支える。
  • 須田侑太郎(#13 SG/SF):日本代表クラスの3&D。周辺連携の質を上げるオフボールワークも高水準。
  • ジェイク・レイマン(#10 SF/PF):NBA経験由来のサイズ&アスレチシズム。トレイル3やショートロールでのプレーメイクが戦術の拡張点。

ロールプレイヤー・若手:石井講祐(3&Dベテラン)、角野亮伍(ベンチ得点源)、久保田義章(多彩なスキルセット)、西田公陽(将来性)、元澤誠(ウィングの厚み)など。経験値と伸びしろが共存し、82試合級の長丁場に耐える総合力を持つ。

クラブ運営:シーホース三河株式会社(代表取締役:寺部康弘)。資本金4,500万円、主要株主はアイシン(出資比率74%)。2025年3月期の計数(公表値ベース)では総資産約8.58億円、純利益100万円と堅実な財務運営がうかがえる。トップチームとアカデミー(U15/U18)・スクールの三層で人材育成の導線を整備し、地域密着の体験価値を拡張している。

試合・出来事の詳細

直近のシーズンでは、ホームゲームの入場者数記録を複数回更新。ガードナーの通算マイルストーン(得点・リバウンド・3P成功数等)、石井の通算スティールや3P成功数、長野の通算アシスト達成、オーガストの通算リバウンド&得点節目など、ファンが共有しやすい 語れる出来事 が継続的に生まれている。競技面は、リッチマンHCが導入した「共通言語」が定着し、アーリートランジションの効率化ポジションレスな5アウト/4アウト1インのハイブリッド運用、ベースライン側のスペーシング設計により、シュートクオリティの向上とTO抑制の同時達成が見られる。

守備は、Nail(フリースローライン延長)のタギングとローテーションの連動性が改善。シェーファーや大型外国籍のリム守備にウィングの抜け落ちを被せない設計が浸透し、失点期の「連続被弾」を止めるタイムアウト前後の応答速度が上がった。接戦終盤は、長野の2マンゲームと須田・西田の逆サイド ストロング-ウィーク の揺さぶり、ガードナーのミスマッチ攻略という勝ち筋が明確で、クラッチの再現性が増している。

他事例との比較・分析

西地区(および周辺地区)の上位クラブは、①オンボールの1対1優位性②40分を通したディフェンスの持続性③ホームKPI(稼働率・リピート率)の三拍子を揃えつつある。これに対しシーホース三河は、①ガードナーのペイント制圧力+周辺の射手陣でシュート期待値の底上げ、②リッチマン体制の守備ルールの明確化でインテンシティの平準化、③価格・アクセス・演出を束ねた体験設計により、いずれの軸でも「追いつきつつある/一部で凌駕」の局面に入った。

特に施設戦略は、リーグ全体が「箱の競争」に入る中で差別化の生命線だ。三河は2028年新アリーナ完成見込みに向けて、現行ホーム(ウィングアリーナ刈谷、サブとしてスカイホール豊田/岡崎中央総合公園など)での運用最適化を続けながら、将来のマイホームで収益機会(飲食・物販・ホスピタリティ)と体験価値を最大化する構え。他クラブの新設アリーナ事例と比べても、完成時の初速KPI(平均来場3,000超→3,500~4,000到達)を狙える土台がある。

アカデミー(U15/U18)やスクールの整備は、ユース育成と地域接点の ダブル効果 を生む。長期的にはトップへの昇格だけでなく、クラブと地域の「人の循環」を活性化するため、スポンサー価値やホームタウンのシビックプライドの醸成にも波及しやすい。三河はユースの活動頻度・指導体制・大会実績が公開されており、育成組織をPR資産として活かせる数少ないクラブの一つだ。

今後の展望とまとめ

短期(~2025-26):リッチマン体制の二年目・三年目効果でセットの完成度を高め、CS常連化を固めるフェーズ。クラッチの勝率とアウェイ成績の改善が地区上位の鍵。選手では、西田優大・須田・長野の外角効率、ガードナーの稼働管理、シェーファーの出場時間最適化がポイント。

中期(~2028):新アリーナ開業までに、①平均観客数の持続的上振れ(KPIの3,000→3,500~)②スポンサーアセットの拡張(地場+ナショナルのハイブリッド)③ユース育成とトップの接続強化を推進。開業初年度に「箱効果」を最大化するには、ファン同士が自然に広めたくなる 語りたくなる体験(アンセム、演出、選手の人となり、勝利儀式) の磨き上げが効く。

長期(2028~):アリーナを核に、マルチリカーリング(チケット・グッズ・飲食・ホスピタリティ・コンテンツ)を立体化。平日・非試合日の稼働を織り込み、地域コミュニティとの共創を深める。競技では、サイズ×機動力×外角の三拍子を備えたローテーションの常時確保が、国内タイトル再奪取の条件となる。

まとめ:シーホース三河は、B.LEAGUEの成熟と並行して「再成長」の局面にある。システム×人材×箱の三位一体で、名門にふさわしい再現性の高い強さを取り戻しつつあることは、入場者数や個人記録の更新ラッシュが物語る。主要キーワードである「シーホース三河」は、今後もリーグを語る上で不可欠の存在となるだろう。この記事が役立ったと感じたら、ぜひSNSでシェアし、次はホームで 青援 を送ってほしい。

【スリーポイント完全ガイド】歴史・ルール・距離の違いからNBA記録まで徹底解説

スリーポイントフィールドゴールとは?

スリーポイントフィールドゴール(3PFG)とは、バスケットボールのスリーポイントラインの外側から放たれたシュートがゴールに入ることで、3点が加算される得点方法です。2点の通常のフィールドゴールに比べ、より高い価値を持ち、現代バスケットボールでは欠かせない要素となっています。

このシュートは「スリーポイントショット」「スリー」「3ポイント」などとも呼ばれ、NBAの実況中継では「フロム・ダウンタウン(遠くから)」と表現されることもあります。

スリーポイントのルールと成立条件

スリーポイントが認められるためには、以下の条件を満たす必要があります:

  • シュート時に両足がスリーポイントラインの外側に完全に位置していること
  • ジャンプシュートの場合は、ボールリリース時にラインを踏んでいなければOK。着地時に踏んでいても得点は3点として認められる

また、スリーポイントシュート中にファウルを受けた場合:

  • ショット成功時:3点+フリースロー1本 → フォーポイントプレー
  • ショット失敗時:フリースロー3本

通常の「アンドワン(2点+フリースロー1本)」とは明確に区別されます。

スリーポイントの距離と国際ルールの違い

 

スリーポイントラインの距離は、リーグやレベルによって異なります。主なルール体系の距離は以下の通りです:

  • NBA: アーチ半径7.24m(23フィート9インチ)、サイドラインから0.91m離れた直線
  • FIBA: アーチ半径6.75m(22.1フィート)、サイドラインから0.9m
  • WNBA: アーチ半径6.25m、サイドラインから1.37m
  • NCAA男子: アーチ半径6.32m(20フィート9インチ)

このように、NBAのスリーポイントラインが最も遠く、より高難度のショットが要求されます。

スリーポイントの歴史と導入

スリーポイントの概念は1930年代のアメリカ・オハイオ州で検討されていましたが、本格的に採用されたのは1967-68シーズンのABA(NBAの競合リーグ)です。これが後にNBAに受け継がれ、1979-80シーズンから正式導入されました。

FIBAではその後に導入され、今では世界中のバスケットボールにおいて標準ルールとなっています。NBAでは1994~97年の3シーズンのみ、距離を一時的に短縮(6.70m)したものの、1997年から現在の7.24mに戻しています。

NBAの3ポイントシュートデータの進化

以下の表は、NBAで1試合平均の3ポイント試投数(3PA)と成功数(3PM)、成功率(3P%)の推移を示したものです。

シーズン 3PM 3PA 成功率(3P%)
2020-21 12.7 34.6 36.7%
2015-16 8.5 24.1 35.4%
1994-95 5.5 15.3 35.9%
1979-80 0.8 2.8 28.0%

このように、近年は1試合で30本以上のスリーポイントを試投することが当たり前になり、バスケットボールの戦術構造にも大きな影響を与えています。

3ポイントを成功させるための技術

3ポイントシュートは距離が長く、ディフェンスも厳しいため、正確なテクニックが求められます。主なスキルには以下があります:

  • クイックリリース: パスを受けてから素早くシュート動作に入る技術
  • ステップバック: ドリブルでディフェンダーを引き離して距離を作る技術
  • クロスオーバー: フェイクでディフェンスを揺さぶり、スペースを作る技術

また、チーム戦術としては「キックアウトパス」「コーナーでのワイドオープン」など、3Pを高確率で打つためのフォーメーションも鍵を握ります。

スリーポイントの記録と名選手

NBAでは数多くの3ポイント記録が生まれています。主な記録を紹介します:

  • 1試合最多成功数(個人): クレイ・トンプソン – 14本(2018年)
  • プレーオフ最多成功数(個人): デイミアン・リラード – 12本(2021年)
  • 通算最多成功数(シーズン): ステフィン・カリー – 402本(2015-16年)
  • 通算最多成功率(シーズン): カイル・コーバー – 53.6%(2009-10年)

まとめ:3ポイントがゲームを変える

 

スリーポイントフィールドゴールは、バスケットボールの戦略やゲーム展開を一変させる武器です。距離、ルール、技術、戦術が複雑に絡み合うこのショットを極めることは、現代バスケにおいて勝利を手繰り寄せる鍵となります。

今後も3ポイントの進化は続き、よりスピーディでダイナミックなゲーム展開が求められる中、プレイヤーにも観客にも目が離せない要素であり続けるでしょう。

【バスケ用語解説】フィールドゴールとは?2点・3点の違いや成功率、ルールを徹底解説

フィールドゴールとは?バスケットボールの基本得点手段

バスケットボールにおけるフィールドゴール(Field Goal)とは、試合時間中にライブボールから放たれるショット全般を指します。フリースローと対比されるこのプレーは、「野投」とも呼ばれ、得点の大半を占める重要なスキルです。

ショットの位置により得点が異なり、2点または3点が加算されます。本記事では、フィールドゴールの分類、関係ルール、成功率、リスタート方法などを詳しく解説します。

フィールドゴールの得点分け:2点と3点の違い

  • 2ポイント・フィールドゴール
    スリーポイントライン内側からのショット。通常のジャンプシュート、レイアップ、ダンクなどがこれに含まれます。
  • 3ポイント・フィールドゴール
    スリーポイントラインより外側から放たれ、成功すると3点が加算されます。通称「スリーポインター」。

特殊なケース:オウンゴールと記録の扱い

ディフェンス選手が誤って自チームのゴールにボールを入れてしまった場合でも、オフェンス側の得点として処理されます。FIBAではゲームキャプテンの得点とされ、NBAでは最も近くにいたオフェンス選手の得点として記録されます。

フィールドゴールに関連する主な反則とルール

ディフェンス側のファウル・違反

  • ゴールテンディング:落下中またはリング上のボールをブロックすると違反。
  • シューティングファウル:ショット中に接触を受けた場合、以下のような処置がとられます。
    • ショットが成功:バスケットカウント+フリースロー1本
    • ショットが失敗:2Pならフリースロー2本、3Pならフリースロー3本

オフェンス側の違反・ファウル

  • チャージング:ドリブル中またはシュート時に守備側へ体当たりする行為。
  • ラインクロス:ジャンプ時に踏み切った足がアウトオブバウンズの際、無効。
  • ショットクロックバイオレーション:24秒以内にショットを放てず、バスケットに当たらなかった場合。

ゲームクロックとショットクロックとの関係

フィールドゴールにおける時間管理は、2つのクロックによって制御されます。

ゲームクロック

  • ショット成功でも継続して動き続ける(特殊な例を除く)
  • ボールがデッド(アウト・オブ・バウンズやファウル等)で停止

ショットクロック

  • シュートがリングに当たるとリセット(攻撃権が続く場合)
  • ボールがリングに当たる前に“0”になるとショットクロック違反で攻撃権が相手に移動

フィールドゴール後のゲーム再開方法

  • ショット成功時
    攻撃権が相手に移り、エンドライン外からスローインで再開。
  • ショット失敗時
    リングに当たった後は、ルーズボールとして両チームでリバウンド争い。

ポジション別の成功率と傾向

フィールドゴールの成功率は、選手のポジションやショットの距離、プレースタイルによって大きく異なります。

  • センター/パワーフォワード
    ゴール付近でのシュートが多く、成功率が高くなる傾向。
  • ガード/スモールフォワード
    外角からのシュートが多く、成功率はやや下がる。

成功率は単なる「精度」ではなく、ショット選択や距離にも大きく影響を受けます。

近年のトレンド:3ポイント重視の時代へ

2010年代以降、NBAではステフィン・カリーの登場により、3ポイントショットの重要性が飛躍的に高まりました。現代のバスケットボールでは、どのポジションの選手も外角からの得点が求められる時代となっています。

まとめ:フィールドゴールは試合の勝敗を左右する

バスケットボールのフィールドゴールは、得点だけでなくチーム戦術や試合展開にも大きな影響を与えます。種類、ルール、成功率の理解を深めることで、観戦やプレーにおける洞察がより深まるでしょう。

【バスケのショット完全ガイド】ジャンプショット・ダンク・レイアップからルールまで徹底解説

ショットとは?バスケットボールにおける「得点」の基本動作

バスケットボールにおけるショットとは、自チームの得点を狙ってボールをバスケット(リング)に向かって投じる一連の動作を指す。通称「シュート」とも呼ばれるが、正式には「ショット」とされ、プレーヤーは「シューター」、その動作は「シューティングモーション」などと表現される。

ショットの原理と構造|リングとボールの関係性

バスケットのリングは地面から305cmの高さに設置されており、直径は45cm。対する公式7号球の直径は約24cmであるため、理論上21cmのクリアランスが存在する。しかし実際には、ボールをリングの上から通過させるには角度・速度・回転などが複雑に関与する。

放物線を描く軌道、バックボードやリングの跳ね返り、スナップやフォロースルーの精度によってショットの成否が大きく左右される。理想的な入射角は30度以上とされ、これ以下ではリングを通過しにくくなる。

ショットに関わるルール|時間・位置・バイオレーション

  • ショットクロック:24秒以内(NBA・FIBA)/ミニバスは30秒
  • ショットの成立条件:ボールがバスケットを上から通過し、リングに触れる or ゴールイン
  • ゴールテンディング:下降中のショットに対して守備側が触れると違反となり得点が認められる

ショットの種類(ルール上)

  • フィールドゴール:試合中に放たれるショット(2点または3点)
  • ツーポイントショット:スリーポイントライン内から放たれるショット
  • スリーポイントショット:スリーポイントライン外から放たれるショット
  • フリースロー:ファウルやバイオレーションに対して与えられる1点ショット

ショットの技術的分類|レイアップからジャンパーまで

■ レイアップショット

リングの近くで片手もしくは両手で放つショット。ステップからジャンプして直接リングに入れる形式で、高確率かつ素早い得点手段。

  • オーバーハンドレイアップ
  • アンダーハンドレイアップ
  • リバースレイアップ
  • スクープショット(ハイループ)
  • フィンガーロール
  • アップ・アンド・アンダー

■ ジャンプショット

ジャンプして高い位置から放つスタンダードなショット。ジャンパーとも呼ばれ、ドリブルやピボット後に使用される。

  • バンクショット(バックボード利用)
  • フローター(ティアドロップ)
  • フェイドアウェイジャンパー
  • プルアップジャンパー
  • ステップバックジャンパー

■ フックショット

片手で振り回すように高打点から放つショット。高さと角度でブロックを回避する。

  • ジャンプフック
  • ランニングフック
  • スカイフック(by カリーム・アブドゥル=ジャバー)
  • ベビーフック

■ ダンクショット

リングに直接叩き込む派手なショット。観客を魅了するパワープレーで、運動能力を示す象徴的な技。

  • ワンハンド/ダブルハンド
  • リバースダンク/360°ダンク/トマホーク
  • ウィンドミル/アリウープ
  • エルボーダンク/レッグスルー/スカイウォーク

■ ティップショット

跳ね返ったボールをダイレクトに叩いてリングに入れるショット。ティップインやティップスラムと呼ばれる。

ショットに関連する用語

  • ブザービーター:試合終了直前に決まるショット
  • クラッチシューター:重要場面で決め切る能力を持つ選手
  • ダブルクラッチ:空中で一度ショットフェイクを入れて再び打つ高等テクニック
  • エアボール:リングやボードに当たらずに外すショット

ショット成功率の考察

センターやフォワードなどインサイドでプレーする選手は、リングに近いため比較的ショット成功率が高い。一方、アウトサイドからのシューターは距離が長く難易度も高くなるため成功率は自然と下がる。

つまり、ショット成功率の数字そのものは「精度」ではなく、「難易度」の反映でもある。現代ではアナリティクスにより「どのショットが効率的か」まで可視化されるようになってきた。

まとめ|ショット技術の奥深さと進化

バスケットボールのショットは、単なる得点手段にとどまらず、その選手の技術・判断・創造性の集大成といえる。レイアップからジャンパー、フックやダンクまで多彩なショットが存在し、それぞれに求められるスキルも異なる。

現代バスケでは、どのポジションの選手もアウトサイドショットを武器とする傾向が強まり、よりオールラウンドなスキルが求められている。日々進化するショット技術を学び、練習し続けることが、シューターとしての成長につながる。

【バスケのドリブル完全解説】基本動作・種類・ルール違反・名手まで網羅

ドリブルとは何か?バスケにおける基本中の基本

バスケットボールにおける「ドリブル」とは、ボールを保持しながらコートを移動するための手段です。プレイヤーがボールを掴んだまま歩いたり走ったりすることは禁止されているため、地面にボールを連続して弾ませることで移動します。

ドリブルは、ボールを片手でフロアに叩きつけ、跳ね返ってきたボールを再び手で制御するプレーです。多くの場合、ガードやスラッシャーの選手が使いこなすテクニックとして、試合の流れを左右する重要なスキルです。

ドリブルの定義と動作の流れ

  • 開始:ボールをフロアに投げたり、タップした瞬間からドリブルが始まります(両手でも開始可能)。
  • 継続:ボールが床に接触し跳ね返ってきたものを片手で押さえつけて繰り返す行為。
  • 終了:ボールを両手で同時に触る/片手で掴む・持つ/ボールが床に触れる前に再び手を添える/ボールをファンブルするなど。

ドリブルの終了自体に反則性はありませんが、終了後に再びドリブルを行うと「ダブルドリブル」として違反になります。

ドリブル後の選択肢

ドリブルが終了した後のプレーには以下の選択肢があります:

  • パス
  • フィールドゴール(シュート)
  • ピボットを含む許容ステップ

ドリブルに関する違反と罰則

  • トラベリング:ドリブルなしで移動。ピボットフットが床を離れる前にボールを手放す必要があります。
  • アウト・オブ・バウンズ:ドリブル中にボールや選手の身体がラインを踏む。
  • ダブルドリブル:ドリブル終了後に再びドリブルを開始する。
  • イリーガル・ドリブル:下からボールを支えたり、両手で同時にボールに触れること。
  • 5秒ヴァイオレーション(NBA):バスケットに背を向けた状態でフリースローライン延長線とエンドラインの間で5秒以上キープする。

罰則:すべての違反は、発生地点に近いサイドラインから相手ボールのスローインで再開されます。

技術別|代表的なドリブルの種類

■ ボール軌道・方向による分類

  • レッグスルー:股下を通すドリブル。
  • ビハインド・ザ・バック:背後でドリブルを行う。
  • ダックイン:低い姿勢で相手を抜く。
  • プルバック:進行方向と逆に戻るドリブル。

■ 技法・目的別の分類

  • クロスオーバー:左右の手を切り替えるドリブル。
  • チェンジ・オブ・ペース:スピードを緩急で使い分ける。
  • ターンムーブ(スピンムーブ):身体を回転させて相手をかわす。
  • ロッカーモーション:前後に揺さぶってスペースを作る。
  • パワードリブル:両手で強く叩きつけて開始するインサイド特化ドリブル。

ドリブルに必要なスキルと身体特性

ドリブルは姿勢の低さとバランス感覚が求められるため、比較的身長が低い選手のほうが有利と言われています。特にガード(PG/SG)はドリブル能力が必須。相手を抜いてゴールへ迫るプレーを「ドライブ」や「ペネトレイト」と呼び、それを得意とする選手は「スラッシャー」と称されます。

ドリブルはボールの高さをコントロールし、体と一体化するような操作感が重要です。高く突くほどボール奪取のリスクが上がるため、特にディフェンスが接近している場面では低く速いドリブルが求められます。

ドリブルの名手たち(NBA編)

NBAには歴代屈指のドリブルマスターが存在します。代表的なプレーヤーは以下の通り:

  • カイリー・アービング(現役)
  • アレン・アイバーソン
  • マジック・ジョンソン
  • ジョン・ストックトン
  • レブロン・ジェームズ
  • ジャマール・クロフォード
  • マヌ・ジノビリ(ワンハンドクロスオーバー)
  • ピート・マラビッチ

練習方法と上達のコツ

ドリブル上達のためには、基本的な「片手ドリブル」「レッグスルー」「2ボールドリブル」から始め、徐々に「スピードドリブル」「プルバック」「連続ムーブ」などを組み合わせるのが効果的です。

特にピート・マラビッチの「ドリブルドリル」は有名で、スピード・リズム・柔軟性を養う教材としておすすめです。

まとめ|ドリブルを極めることがゲームメイクの鍵

ドリブルはバスケットボールにおける最も基本的かつ奥深いスキルです。移動、突破、展開、得点といったあらゆる局面において重要な役割を担い、試合のテンポやリズムを左右します。

種類やルールを正確に理解したうえで、日々の練習によって確かな技術として身につけることが、優れたプレーヤーへの第一歩となります。

【Bリーグ移籍情報】青森ワッツがマックス・ヒサタケと契約合意|平均16.6得点の主力が再契約

青森ワッツがマックス・ヒサタケとの契約合意を発表


BリーグB2・青森ワッツは2025年7月1日、マックス・ヒサタケとの2025–26シーズンにおける選手契約が合意に達したことを公式に発表した。昨季に続く再契約となり、チームにとっては戦力の軸として期待される存在の復帰となる。

ヒサタケは2024–25シーズンの青森で、48試合に出場し、平均16.6得点・11.2リバウンド・1.8アシスト・2.3スティール・1.3ブロックという圧巻のスタッツを記録。オフェンス・ディフェンス両面で存在感を放つ活躍を見せた。

マックス・ヒサタケのキャリアと特徴


現在27歳のマックス・ヒサタケは、身長203cm・体重105kgのパワーフォワード。2021–22シーズンにサンロッカーズ渋谷でプロキャリアをスタートさせ、その後三遠ネオフェニックスに移籍。さらに青森ワッツ、茨城ロボッツ、神戸ストークスとチームを渡り歩き、2024–25シーズンに青森へ復帰していた。

抜群の身体能力とフィジカルを武器に、得点・リバウンド・スティール・ブロックとマルチなスタッツを積み上げるインサイドプレイヤーとして活躍。青森にとっては攻守の要であり、ブースターの人気も高い存在だ。

ヒサタケのコメント全文「皆さんのために毎日戦います!」


青森ワッツ公式サイトにて、マックス・ヒサタケは再契約について次のようにコメントを発表している:

「ファンの皆さん、こんにちは。戻ってこられて本当に嬉しいです。たくさんの愛を分かち合ってくれたこのチーム、青森に戻ってこられて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。皆さんが私たちのためにしてくださったことすべてに感謝します。今シーズン、皆さんと共に、そして皆さんのために、勝利と成功という目標に向かって努力できることを本当に楽しみにしています。皆さんにとって最高のチームメイト、そして最高のバスケットボール選手になれるよう、全力を尽くします。素晴らしい一年になることを願っています。Go Go Wat’s!」

北谷ゼネラルマネージャーの評価と期待


青森ワッツの北谷稔行GMも、ヒサタケとの再契約に際して以下のように語っている。

「ヒサタケ選手とまた今シーズンも一緒に戦えることを嬉しく思います。昨季はケガやコンディション不良もあり、本人・チームともに納得のいくシーズンではなかったかもしれません。しかし、彼の身体能力やボールに対する嗅覚はBリーグでもトップクラス。より一層向き合い、時には厳しく、MAXの本来のパフォーマンスを引き出せるよう努力していきます。彼がB2トップの選手となることを信じていますし、それは青森の成功にもつながると確信しています。」

青森ワッツの2025–26ロスター動向

7月1日時点で、青森ワッツは以下の選手と契約継続または合意を発表している:

  • 契約継続:神里和、鍵冨太雅、大髙祐哉、猪狩渉、小室昂大、寺嶋恭之介、ラシャード・ケリー
  • 契約合意:岡部雅大、浅井修伍、ワン・ウェイジャ、ミサカボベニ、ティム・ダルガー
  • 新契約:マックス・ヒサタケ

このメンバー構成を見る限り、今季の青森はインサイドにフィジカルな選手をそろえ、トランジションやセカンドチャンスを重視した戦術を志向していると見られる。

まとめ|ヒサタケの完全復活が青森浮上の鍵

昨季は負傷や体調不良により、万全なコンディションではなかったマックス・ヒサタケ。にもかかわらず、平均16.6得点・11.2リバウンドと圧倒的な数字を残した。その存在感とポテンシャルは、B2の中でも際立っている。

2025–26シーズンは「青森の象徴」として、攻守両面でのリーダーシップが期待される。ヒサタケの活躍が、青森ワッツの躍進を導くキーファクターとなるだろう。

【バスケのパス完全解説】種類・技法・目的・名選手・練習法まで網羅!

バスケットボールにおける「パス」とは?

バスケットボールにおいて「パス(Pass)」とは、ボール保持者が他の味方選手へとボールを移動させるプレー全般を指します。パスはチームプレーの要であり、戦術の基盤です。この記事では、パスの種類や技法、練習法から名選手まで、パスに関する情報を総合的に解説します。

手の使い方によるパスの分類

  • ワンハンドパス:片手で出す。ディフェンスが間にいるときに有効。
  • ボースハンドパス:両手で強く正確に押し出すパス。

投げ方によるパスの種類

  • チェストパス:胸の前から両手で出す基本的なパス。
  • サイドハンドパス:体の横から投げる。狭いスペースで有効。
  • サイドスナップパス:横方向へ素早く出すパス。
  • ショルダーパス:肩の位置から投げるロングパス。野球のような「ベースボールパス」も含まれる。
  • オーバーヘッドパス:頭上から両手で放る。
  • フックパス:片手で頭の上から横方向へ。
  • アンダーハンドパス:アンダースローで投げる。素早く出せる。
  • タップパス:空中のボールを叩いてパス。

ボールの軌道や方向による分類

  • バウンズパス:コートに一度バウンドさせて通す。
  • ループパス(ロブパス):山なりのパスでディフェンスの背後へ。
  • ビハインドパス:背中の後ろから出すパス。

目的・状況に応じたパス

  • アシストパス:得点に直結するパス。
  • インバウンズパス:スローイン時のパス。
  • アウトレットパス:リバウンドから速攻につなげる。
  • ランニングパス:走りながら即座に出すパス。
  • ポケットパス:2人のディフェンスの隙間を通す。ピック&ロールで多用。
  • キックアウトパス:中に切り込んだ後、外に展開するロングレンジへのパス。
  • アリウープパス:ジャンプしている味方に向けた豪快なパス。
  • サイドチェンジパス:ウィークサイドへの展開用パス。
  • ラップパス:相手の背中を回すように出す。
  • ロングレンジパス:自陣から敵陣への長距離パス(タッチダウンパスとも)。
  • ノールックパス:目線とは逆方向に出すトリッキーなパス。

名選手に学ぶ:NBAの伝説的パサーたち

NBA史には数々の名パサーが存在し、巧みなボールさばきでチームを勝利に導いてきました。

  • マジック・ジョンソン
  • ジョン・ストックトン
  • ジェイソン・キッド
  • スティーブ・ナッシュ
  • マヌ・ジノビリ
  • ピート・マラビッチ

中でもマラビッチは「エルボーパス」や「手首のスナップだけで逆方向に飛ばすパス」など、伝説的な技術を数多く残しています。

基礎から応用まで:パス練習法

基礎練習

  • 2人1組でチェストパスを繰り返す
  • 2個のボールを用い、バウンズとストレートパスを交互に
  • ディフェンス役を間に立たせて、間を通す練習

応用練習

  • トライアングルパス:3人1組で三角形を作り回す
  • スクエアパス:4人で四角形を作りパスを循環
  • 速攻の3人走り込みパス

実践練習

  • ディフェンスを付けての速攻練習
  • ハーフコートでセットプレーの中に組み込む

まとめ:パスはチームバスケの土台

バスケットボールにおけるパスは、単なる「ボールを渡す」行為にとどまらず、スペースを作り、リズムを生み、ゲームをコントロールするための戦略的ツールです。正確なパス技術を習得し、状況に応じたパス選択ができることで、プレーの幅が大きく広がります。

【バスケのポジション完全解説】PGからC、スウィングマンやポイントフォワードまで徹底網羅

バスケットボールのポジションとは?

バスケットボールには一般的に5つの基本ポジションが存在する。それぞれに求められる役割やスキルは異なり、選手の体格やプレースタイルに応じて最適なポジションが割り当てられる。

ただし近年では、選手が複数の役割をこなす「ポジションレス・バスケットボール」が主流となりつつあり、柔軟な役割分担が重視されている。本記事では、ポジションの基本から現代的な特別ポジションまでをわかりやすく解説する。

基本の5ポジション|番号と役割

バスケットボールにおけるポジションは、一般に以下のように呼ばれ、1番から5番まで番号で表されることもある。

  • 1番|ポイントガード(PG)
    ボール運びとゲームコントロールを担う司令塔。パスセンスや判断力、状況把握能力が求められる。
  • 2番|シューティングガード(SG)
    得点力の高いスコアラー。3ポイントやドライブで攻撃の中心を担い、PGのサポート役にもなる。
  • 3番|スモールフォワード(SF)
    万能型の選手が多く、シュート・ドライブ・ディフェンスすべてをこなす。柔軟なプレーが特徴。
  • 4番|パワーフォワード(PF)
    ゴール下の攻防に長けた選手。スクリーンやリバウンド、フィジカルなプレーを得意とする。
  • 5番|センター(C)
    チームの“柱”。高さとパワーを活かしてリバウンドやインサイドの守備・得点を担う。

ポジションの分類|バックコートとフロントコート

ポジションは以下のように分類される。

  • バックコート:ポイントガード(PG)、シューティングガード(SG)
  • フロントコート:スモールフォワード(SF)、パワーフォワード(PF)、センター(C)

この分類はディフェンスやオフェンス戦術における役割分担にも直結し、セットプレーの設計や守備位置の配置などに影響を与える。

特別なポジション・ハイブリッドロール

現代バスケでは、以下のような複数ポジションをこなせる選手も多く存在し、戦術的な自由度を高めている。

  • コンボガード(PG/SG):司令塔と得点役を兼ねる選手。プレーメイクもスコアリングもこなす。
  • ガードフォワード/スウィングマン(SG/SF):シュート力と機動力を兼備した選手で、攻守のバランサー的存在。
  • コンボフォワード/ストレッチ・フォー(SF/PF):アウトサイドシュートが得意なフォワード。近年ではPFでもスリーポイントを積極的に狙う。
  • フォワードセンター(PF/C):インサイドの守備・攻撃を担う“ビッグマン”。身体を張るプレーが中心。
  • ポイントフォワード(SF/PG, PF/PG):フォワードでありながら司令塔の役割を果たす選手。例:レブロン・ジェームズやマジック・ジョンソン。

現代バスケットにおけるポジションの進化

NBAをはじめとするプロリーグでは、かつての「ビッグマン中心」のインサイド戦術から、オールラウンドにスリーポイントを狙う戦術が主流に移行。ステフィン・カリーが牽引した2010年代後半以降、「どのポジションでも外から打てる」ことが重要視されるようになっている。

かつてセンターの代名詞だったシャキール・オニールは、「自分が現代に復帰してもスリーポイントは打たない」と語っているが、現在のCやPFは外角シュートも求められる時代になった。

田臥勇太が語る“ポジションレス時代”の魅力

日本人初のNBAプレーヤー・田臥勇太は、2021年に次のようにコメントしている:

NBAを見ていても、ポジションという概念がなくなりつつありますよね。ビッグマンにもスキルが求められ、どのポジションでもいろいろできないといけない。それがより楽しいですね。

まさに、現代バスケは「ポジションに縛られない柔軟性」が求められる時代。それぞれの選手が複数の役割をこなせることが、戦術の幅を広げている。

ポジションの始まり|バスケ誕生時は9人制だった

バスケットボールが誕生した初期には、ラクロスを参考にした9人制で行われていた。構成は、ゴールキーパー1名、ガード2名、センター3名、ウィング2名、ホーム1名という布陣であり、今とは大きく異なるものだった。

まとめ|ポジションを超えるプレイヤーが活躍する時代へ

かつては明確に分かれていたバスケットボールのポジションだが、今ではその境界が曖昧になりつつある。プレイヤーの成長や戦術の進化により、1人が複数のポジションを担う「ポジションレス」の時代が到来している。

それでも、ポジションの基本的な役割を知ることは、プレーの理解を深め、観戦の楽しさを増すことにつながる。ぜひ、プレイヤーの動きに注目しながら、バスケットボールの奥深さを楽しんでほしい。

【バスケルール解説】タイムアウトの正しい使い方とは?FIBA・NBA・Bリーグの違いも紹介

バスケットボールにおける「タイムアウト」とは?

タイムアウトとは、バスケットボールの試合中にチームが一時的にゲームを停止し、作戦の指示・選手の休憩・流れの調整などを行うための制度です。通常は1回1分間と定められており、ゲーム展開を左右する重要な戦術手段のひとつとなります。

タイムアウトはヘッドコーチまたはアシスタントコーチが審判に対して請求でき、ゲームクロックが止まったタイミングでのみ認められます。つまり、プレー中に即座にタイムアウトが認められるわけではありません。

FIBA(国際バスケ)におけるタイムアウトのルール

FIBAルール(日本国内の多くの試合もこの基準に準拠)では、タイムアウトのルールは以下の通りです:

  • 前半(第1Q・第2Q):各チーム2回まで
  • 後半(第3Q・第4Q):各チーム3回まで
  • 1試合合計最大:5回

注意点として、前半に使わなかったタイムアウトは後半に繰り越せないため、戦略的にいつ使用するかが重要です。

第4Q残り2分ルール

第3Qから第4Q残り2:00までに1度もタイムアウトを使っていない場合、その時点で1回分のタイムアウト権利を失うため、後半は最大2回までしか使用できなくなります。

オーバータイムの扱い

延長戦(オーバータイム)は5分間で行われ、各オーバータイムにつき1回のタイムアウトが与えられます。試合がもつれた際も、戦術変更や体力管理に活用されます。

フロントコートからの再開ルール(2010年以降)

2010年のFIBAルール改訂により、第4クォーター残り2:00以降にボールを保持しているチームがタイムアウトを請求した場合、スローインの位置が自陣バックコートではなく、フロントコートのスローインラインに移動します。

これにより、終了間際の試合展開での攻撃機会が大きく変化し、逆転の可能性を高める戦術的な選択肢として活用されています。

NBAにおけるタイムアウトのルール

NBAのタイムアウトルールはFIBAと異なり、より細かく設定されています:

  • 1試合あたり:1分のタイムアウトが6回まで
  • 第4Qに使用できるタイムアウトは最大3回
  • 前半・後半に1回ずつ「20秒タイムアウト」も取得可能(1試合計2回)
  • オーバータイムごとに1分×3回までタイムアウト可

さらにNBAでは、攻撃中の選手自身がタイムアウトを請求可能である点も特徴的です。これにより、緊急時やターンオーバー回避の目的でもタイムアウトを効果的に活用できます。

Bリーグ(日本国内プロリーグ)のタイムアウト制度

ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(Bリーグ)では、FIBAルールをベースにしながらも、以下のような独自ルールがあります:

  • 各チーム:FIBAと同様に前半2回、後半3回のタイムアウト
  • 第2Q・第4Q残り5分を切った最初のボールデッド時に「オフィシャルタイムアウト」(90秒)が自動で実施される

このオフィシャルタイムアウトは、テレビ中継や試合運営をスムーズに行うための休止時間で、戦術整理やスポンサー対応などにも使われます。

小学生・ユースカテゴリにおけるタイムアウトの違い

小学生のカテゴリーではルールが簡略化されており、第4Qや延長戦でのタイムアウト時に選手交代が可能です。これは育成年代における選手の安全性や公平性を考慮した措置であり、将来のプレーヤー育成にもつながっています。

まとめ:タイムアウトは「戦略」と「流れ」を変える鍵

バスケットボールにおけるタイムアウトは、単なる休憩ではなく、試合の流れを変え、選手の集中を再構築する貴重な戦術リソースです。

どのタイミングで、どの意図で使うかによって、試合の勝敗すら左右するほど重要な要素となるため、選手・コーチともにタイムアウトのルールを深く理解しておくことが求められます。

FIBA・NBA・Bリーグなどでの違いも押さえて、より高度な観戦やプレーに役立てていきましょう。