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【3×3/3STORM HIROSHIMA.EXE】(スリーストーム ヒロシマ エグゼ)|広島と山口をつなぐ「ダブルホーム」クラブの革新

チーム概要

3STORM HIROSHIMA.EXE(スリーストーム ヒロシマ エグゼ)は、広島県広島市と山口県宇部市を拠点に活動するプロ3×3バスケットボールチームで、3×3.EXE PREMIERに所属している。
中国地方を代表するクラブの一つであり、2つの県をホームタウンとする「ダブルホーム制」を採用。地域間連携をテーマに掲げ、スポーツによる地域共創を実現するモデルチームとして注目されている。

チーム設立と背景

3STORM HIROSHIMA.EXEは、2018年に設立。
“バスケットボールで地方をつなぐ”という理念のもと、広島市と宇部市の両地域で活動を展開している。
チーム名の「3STORM(スリーストーム)」は、3×3バスケットボールの「3」と、“嵐のように激しく、エネルギッシュに”という意志を込めた「STORM」を組み合わせた造語。
スピード・熱量・結束を象徴するチーム名として定着している。

創設メンバーには、地元出身のアスリートや社会人プレーヤー、Bリーグ経験者など多彩な顔ぶれが揃い、地域のバスケットボール文化を支える存在として活動を拡大してきた。

チーム理念とビジョン

3STORM HIROSHIMA.EXEのチームスローガンは「CONNECT LOCAL, PLAY GLOBAL(地域をつなぎ、世界と戦う)」。
地域密着型クラブでありながら、国際大会出場や海外チームとの交流試合など、グローバルな視野を持って活動している。
また、地方都市における3×3の発展を使命とし、広島・山口両県の子どもたちに夢を与える存在を目指している。

3×3.EXE PREMIERでの戦績

リーグ参入以来、3STORM HIROSHIMA.EXEは中国地方勢として安定した戦績を収めている。
スピードとフィジカルを兼ね備えた選手が揃い、3×3特有のハーフコートでのテンポの速い展開を得意とする。
特に2020年代以降は、外国籍選手の加入や若手育成の強化によって戦術の幅を広げ、コンスタントに上位進出を果たしている。

戦術的には、スペーシングを広く取りながらピック&ポップを活用したモダンスタイルを採用。
また、守備ではスイッチディフェンスとリムプロテクトのバランスを重視し、3×3特有の速攻への切り替えを武器としている。

選手構成と特徴

  • キャプテン: 地元・広島出身のリーダーシッププレイヤーがチームの精神的支柱。
  • シューター: 外角からの3Pとドライブの二刀流型スコアラーが在籍。
  • センター: 身体能力に優れたビッグマンがペイントエリアを支配。

ロスターは年齢層が幅広く、若手選手の育成とベテランの経験が融合している。
また、社会人選手や学生アスリートが所属する“地域型セミプロ”チームとして、働きながらバスケに打ち込む新しいスタイルを提唱している。

地域活動と社会貢献

3STORM HIROSHIMA.EXEは、地域との関わりを非常に重視している。
広島市・宇部市双方でのクリニック開催、小中高生へのバスケットボール講習、地域清掃・チャリティイベントなどを通じて、地域社会との結びつきを深めている。

特に「子どもたちが憧れる地元チーム」をテーマに掲げ、学校訪問や地域スポーツフェスへの出演など、地域密着型の活動を継続。
スポーツによる地方創生を体現するチームとして、多くの自治体・企業からも支援を受けている。

カルチャーとメディア戦略

チームは「バスケ×カルチャー」の発信にも積極的で、YouTubeやInstagramでは試合映像や選手インタビューを公開。
ローカルメディアとのコラボレーション番組やSNS企画を通じて、地域の若者層を巻き込んだファンベースを拡大している。
また、オリジナルアパレルや限定グッズも展開し、チームのブランド価値を高めている。

ホームアリーナと活動エリア

ホームゲームは主に広島市立総合体育館およびヴィクトリーナ・ウインク体育館(山口県宇部市)で開催。
この「二拠点制」により、中国地方全体にファンベースを拡大し、広島と山口を結ぶスポーツネットワークを形成している。
また、両県のストリートコートやイベントスペースでもエキシビションマッチを実施し、3×3の文化を身近に感じられる機会を提供している。

今後の展望

3STORM HIROSHIMA.EXEは、今後さらに地域連携を強化し、3×3の普及と人材育成を柱に活動を拡大していく方針。
FIBA主催の国際大会への出場や、地元出身選手のプロ輩出を視野に入れ、チームとしてのブランド力向上にも力を注いでいる。

また、女子チームやU18カテゴリーの設立も検討しており、地域全体でバスケットボールを楽しめる環境づくりを推進中。
“地方から世界へ”というビジョンのもと、広島と山口を代表するクラブとしての存在感をさらに高めていく。

まとめ

3STORM HIROSHIMA.EXEは、地域連携と挑戦をキーワードに、広島と山口の両県を結ぶ3×3クラブである。
選手・ファン・地域が一体となって築くクラブカルチャーは、地方スポーツの新たなモデルケースとして高く評価されている。
その活動は、バスケットボールの枠を超え、地域と世界を“嵐のように”つなぐ力を持っている。

【3×3/TRYHOOP OKAYAMA.EXE】完全ガイド|岡山から挑戦を続ける3×3の新旗手──TRYHOOPスピリットを継ぐ挑戦者たち

チーム概要

TRYHOOP OKAYAMA.EXE(トライフープ オカヤマ エグゼ)は、岡山県岡山市を本拠地とする3人制プロバスケットボールチームで、3×3.EXE PREMIERに所属している。5人制プロクラブ「トライフープ岡山(B.LEAGUE B3)」の3×3部門として設立され、地域スポーツの発展と若手育成を目的に活動している。

チーム名「TRYHOOP」は、「挑戦(TRY)」と「バスケットゴール(HOOP)」を組み合わせた造語で、“挑戦する心を持ち続ける”というクラブ理念を表している。3×3部門であるEXEチームはその精神を継承し、スピード・創造性・チームワークを重視したプレースタイルを展開している。

クラブ理念と地域とのつながり

トライフープ岡山は、2016年に設立された地域密着型プロクラブ。5人制Bリーグでの経験を活かし、3×3という新たな舞台で地域・企業・ファンが一体となる“開かれたクラブ運営”を目指している。

3×3部門のTRYHOOP OKAYAMA.EXEは、岡山市・倉敷市・津山市など県内各地で開催されるストリートバスケイベントや体験会に積極的に参加。子どもたちにバスケの楽しさを伝えると同時に、岡山全体のスポーツ文化を広げる役割を担っている。

プレースタイルと戦術

TRYHOOP OKAYAMA.EXEのバスケットスタイルは、「スピード&シナジー」。3×3特有の短いショットクロックに適応し、連続的なボールムーブと即興的な判断を重視する戦術を採用している。

  • オフェンス:ピック&ロールからの展開が多く、インサイド外の両方でフィニッシュを狙う。コーナー配置を活かした2ポイントシュートも得意。
  • ディフェンス:スイッチを主体に、相手のミスマッチを即座に潰す。高いディフェンスIQで相手のリズムを崩す戦略が特徴。
  • トランジション:リバウンド直後のアウトレットパスから速攻を仕掛け、ショットまでのテンポが速い。

Bリーグ本体の戦術構造を簡略化・高速化した3×3仕様の戦略を展開し、短時間でも質の高いオフェンスを組み立てる点が特徴的だ。

チーム構成と選手層

TRYHOOP OKAYAMA.EXEは、Bリーグ所属選手や地元出身プレイヤー、さらに若手育成枠を含めた多層構造で構成されている。3×3と5on5を往来しながら、選手個々のスキルアップを促進する仕組みを導入している。

  • リーダー:B3経験を持つベテラン選手が中心。ゲームマネジメント能力と精神的支柱としてチームを統率。
  • スコアラー:スピードとステップワークを武器に、1on1から得点を量産。2Pレンジの成功率も高い。
  • ディフェンダー:長身で機動力があり、相手のトップスコアラーを封じる役割を担う。
  • ユーティリティ:攻守の切り替えが早く、3×3特有のスペーシング感覚に優れた万能型プレイヤー。

戦績と歩み

TRYHOOP OKAYAMA.EXEは、2023年に3×3.EXE PREMIERへ参入。初年度から粘り強いチームディフェンスで注目を集め、リーグ中盤以降は連勝を重ねてカンファレンス上位に進出した。
2024シーズンには、地元開催のラウンドで初優勝を果たし、岡山県勢として初の3×3.EXEプレーオフ進出を達成。地方クラブの可能性を広く示した。

クラブは現在、国内外の3×3大会への挑戦も計画しており、アジア圏での国際トーナメント出場を視野に入れている。

地域・カルチャーとの融合

TRYHOOP OKAYAMA.EXEは、「地域×スポーツ×教育」をキーワードに掲げ、スポーツによる地域活性化を目指している。
岡山市の中心街や商業施設で行われるストリートバスケイベント「OKAYAMA STREET COURT」に協力し、音楽・アート・ファッションを取り入れた総合型の都市スポーツカルチャーを創出している。

また、岡山大学・環太平洋大学など地元教育機関と提携し、バスケットボールを通じた人材育成・教育支援プロジェクトを推進。地域全体で「スポーツ文化の循環」を形成するモデルケースとなっている。

育成と普及活動

クラブは、3×3の普及を目的としたジュニアプログラム「TRYHOOP ACADEMY」を運営し、U12〜U18世代の育成に注力。3×3特有の判断力・個人スキル・協働性をバランスよく育てるカリキュラムを導入している。

また、地域企業と連携した「スポーツキャリア支援」を展開し、選手のデュアルキャリア(競技×仕事)を支える取り組みも進んでいる。

今後の展望

TRYHOOP OKAYAMA.EXEは、岡山県を代表するスポーツブランドとして、Bリーグと3×3の垣根を越えたハイブリッド型クラブを目指している。
3×3においては、国内タイトルの獲得だけでなく、FIBA 3×3 World Tour出場を長期目標に設定。

地域とともに歩み、挑戦を続けるその姿勢は、まさに「TRYHOOP」の名にふさわしい。
岡山から全国、そして世界へ──TRYHOOP OKAYAMA.EXEは、挑戦するすべての人に勇気と熱を与える存在であり続ける。

【3×3/EPIC.EXE】(エピック エグゼ)|兵庫発、“共闘と感動”で3×3シーンを盛り上げる新世代クラブ

チーム概要

EPIC.EXE(エピック エグゼ)は、兵庫県を拠点とするプロ3×3バスケットボールチームで、3×3.EXE PREMIERに所属している。チーム名の「EPIC」は“壮大な・最高の・伝説的な”を意味し、「見る人の心を動かすプレーを」という理念のもとに結成された。
兵庫県内を中心に、神戸・西宮・姫路などの都市部で活動し、関西の3×3文化を全国へ発信する存在として注目を集めている。

設立と背景

EPIC.EXEは、地域密着型の新世代クラブとして2020年代初頭に創設された。
3×3の持つスピード感・エンタメ性・個の表現力に魅了された若手アスリートやコーチが集い、「兵庫から世界へ挑戦する」という共通ビジョンのもとチームが始動。
設立当初から、競技の発展だけでなく、地域との共創を重視する姿勢を貫いている。

チーム運営は地元のスポーツ事業者やクリエイターが連携して行い、試合のみならずイベント・音楽・ファッションを通して、3×3を“ライフスタイルスポーツ”として発信している点が特徴だ。

チーム理念とミッション

EPIC.EXEのチームスローガンは「PLAY EPIC. BE EPIC.」。
“プレーでも生き方でも最高を目指す”という想いが込められており、選手・スタッフ・ファンすべてがこの価値観を共有している。
バスケットボールの競技力向上とともに、地域の若者に夢とロールモデルを示すことを使命とし、兵庫を代表するスポーツカルチャーの創出を目指している。

3×3.EXE PREMIERでの戦い

EPIC.EXEは、関西・西日本カンファレンスで高い競争力を発揮し、スピーディでアグレッシブなバスケットを展開。
チームは「トランジションとスペーシング」を重視し、1on1での突破力と外角シュートをバランス良く組み合わせたスタイルを特徴としている。

若手選手の育成にも力を入れており、大学バスケ・クラブチーム出身の選手がプロレベルへ挑戦する登竜門的存在として機能している。
また、外国人プレイヤーとの混成ロスターによって国際経験を積み、FIBA 3×3大会への出場も視野に入れている。

主な所属選手・スタッフ

  • ヘッドコーチ: 兵庫県内で育成年代を指導してきた実績を持ち、戦術と人間育成を両立するリーダー。
  • キャプテン: チーム創設期から在籍し、クラブの哲学を体現するプレーヤー。強靭なフィジカルと声のリーダーシップでチームを統率。
  • スタッフ: 地元企業・デザイナー・映像クリエイターらが連携し、クラブ運営を多角的に支える。

選手たちは試合後も地域イベントや小中学校クリニックに参加し、地域に愛されるチームづくりを実践している。

地域との関わり

EPIC.EXEは、「スポーツを通じた街づくり」をテーマに掲げ、兵庫県内各地でさまざまな地域活動を行っている。
地元商店街との連携イベント、バスケットボール体験会、チャリティマッチなど、地域社会と密接に関わりながらクラブを成長させてきた。

また、神戸市・姫路市などでのストリートコート整備活動にも参加し、「誰もが自由にバスケを楽しめる環境づくり」にも尽力。
その取り組みは地元メディアにもたびたび取り上げられ、兵庫県を代表するスポーツコミュニティの核となりつつある。

プレースタイルと戦術分析

EPIC.EXEの戦術は「Speed & Flow(速さと流れ)」がキーワード。
オフェンスではピック&ロールからのキックアウト、またはハンドオフを起点とした連携でリズムを作り、3×3特有の12秒ショットクロックを最大限に活用する。
ディフェンスではスイッチを多用し、相手の得点源を封じる粘り強さが光る。

戦術だけでなく、観客を惹きつける“見せるバスケ”を意識しており、派手なダンクやステップバック3Pなど、エンタメ性も兼ね備えている。

カルチャーとブランディング

EPIC.EXEは、ファッションや音楽とも強く結びついたクラブカルチャーを展開している。
試合会場ではDJ・ライブパフォーマンスが融合し、ストリートカルチャーとスポーツが共存する空間を演出。
チーム公式アパレルも展開しており、地域の若者たちが日常的に「EPIC」ロゴを身に着けるなど、ブランドとしての存在感も拡大している。

SNS運用にも積極的で、InstagramやYouTubeでは選手の裏側やトレーニング映像を公開し、ファンと双方向のコミュニケーションを築いている。

今後の展望

EPIC.EXEは今後、兵庫県内での育成プログラムの拡充と、FIBA国際大会への出場を目指す。
また、地域クラブ・企業・行政との連携を強化し、スポーツを通じた地方創生のモデルケースとして発展していく構想を描いている。

さらに、女子チームの立ち上げやジュニア世代向けアカデミーの創設など、“EPIC FAMILY”としての組織的拡大にも意欲を見せている。

まとめ

兵庫発の新世代チーム・EPIC.EXEは、競技とカルチャーを融合させた3×3の未来型クラブである。
選手たちの情熱、地域との絆、そして“EPIC”なビジョンが交わるこのチームは、まさに地方発グローバル型スポーツの象徴。
今後、国内リーグだけでなく、アジアや世界の3×3舞台でもその名を轟かせる日が来るだろう。

【3×3/IRISPARTNERS AICHI.EXE】|愛知・三河から全国へ。“共創と挑戦”を掲げる次世代型3×3チーム

概要

IRISPARTNERS AICHI.EXE(アイリスパートナーズ アイチ エグゼ)は、愛知県名古屋市および三河エリアを拠点に活動する3×3.EXE PREMIER参戦チーム。
地域密着と企業連携を軸に、バスケットボールを通じた「共創と成長」をテーマに掲げる。
チーム名の「IRIS」は、虹の“虹彩”や希望の象徴を意味し、多様な人々と価値をつなぐ架け橋としての想いが込められている。

チームコンセプト

スローガンは「CONNECT, CREATE, CHALLENGE.
IRISPARTNERS AICHI.EXEは、企業・地域・選手・ファンが一体となって成長する“共創型チーム”として活動している。
愛知県三河地方の産業力・名古屋の都市文化・そして3×3のスピード感――それらを融合させ、“地域総合スポーツブランド”を目指している。

設立背景

チームは2024年に設立。
中部圏に根づく製造業・ベンチャー企業・教育機関と連携し、スポーツを通じた地域活性化を推進。
IRISPARTNERSグループが掲げる「人材・スポーツ・社会貢献の三位一体モデル」を軸に、
三河・名古屋・知多といった複数拠点での活動を展開している。
チームの設立には地元出身プレイヤーや学生、指導者が多数関わっており、まさに地域発の共創型クラブとして注目されている。

チームカラーとロゴ

チームカラーはネイビー×レインボーグラデーション
ネイビーは“信頼と知性”を、レインボーは“多様性と未来”を象徴している。
ロゴ中央にはアイリスの花びらをモチーフとしたデザインが配され、「希望」「絆」「挑戦」という3つの花言葉を表現。
また、“パートナーシップの輪”を意味する円形ロゴは、企業と地域が共に成長する姿勢を体現している。

活動内容

  • 3×3.EXE PREMIER出場: 東海地区を代表して国内外の強豪と競い合う。
  • 地域イベント連携: 名古屋市・刈谷市・豊田市などでバスケ体験イベントを開催。
  • 企業連携プロジェクト: 地元企業とのコラボでスポーツ教育・健康経営・地方創生を推進。
  • ユース育成事業: 学生や社会人を対象としたバスケットボールスクールを展開。

プレースタイル

IRISPARTNERS AICHI.EXEのバスケットは、スピードとスペーシングを重視した“スマート・モーション・バスケット”。
3×3特有のトランジションの速さに加え、全員がハンドラーとして機能する柔軟なシステムを採用。
チーム全体でテンポを作り、リズムで相手を崩す“リズムバスケ”を特徴としている。
また、ファン参加型の試合演出にも積極的で、「観て楽しい・関わって熱くなる」チームづくりを実現している。

地域との関わり

愛知県は自動車産業を中心に多くの企業が集まる“ものづくりの中心地”。
チームは「スポーツ×ビジネス×教育」をテーマに、
企業とのコラボレーション、学生インターン制度、地域ボランティア活動などを展開。
特に三河エリアでは、豊田・岡崎・西尾と連携し、バスケイベントや地域祭りへの参加を通じて、地域密着型クラブモデルを実現している。

パートナーシップ戦略

チーム名にもある「PARTNERS」は、スポーツを媒介に企業・行政・地域の連携を意味している。
公式パートナー企業には地元の製造・IT・教育・医療系企業が名を連ね、
スポーツマーケティングと社会貢献を結びつける取り組みを継続中。
また、選手自身も地元企業で働きながら競技活動を行う“デュアルキャリア制度”を採用しており、
働く×戦うという新しいアスリート像を提示している。

今後の展望

IRISPARTNERS AICHI.EXEは、2026年までに3×3.EXE PREMIER上位進出
アジアツアー参戦を目標に掲げている。
また、愛知県内での3×3専用アリーナ建設や、ユース世代の育成リーグ創設も構想中。
「スポーツ×地域×未来創造」を合言葉に、東海エリアを代表するクラブチームとしての成長が期待されている。

スローガン

“SHARE THE VISION, BUILD THE FUTURE.”
──共に描き、共に創る。
IRISPARTNERS AICHI.EXEは、愛知の情熱を3×3のコートから世界へ発信していく。

【3×3/YAIZU CITY UNITED.EXE】(ヤイヅシティ・ユナイテッド・エグゼ)完全ガイド|焼津から世界へ、“港町の情熱”を掲げる3×3クラブ

チーム概要

YAIZU CITY UNITED.EXE(ヤイヅシティ・ユナイテッド・エグゼ)は、静岡県焼津市を拠点とする3×3プロバスケットボールチームである。3×3.EXE PREMIERに所属し、「港町・焼津」ならではの地域性と情熱を軸に、“地域一体”を意味する「UNITED」をチーム名に掲げている。チームカラーはネイビーブルー×オレンジで、海と夕陽を象徴する配色が採用されている。

クラブ理念は「From the Port to the World(港から世界へ)」。地域の文化・人・想いをひとつに束ね、3×3を通じて世界へ挑戦するチームとして、焼津の新たなスポーツシンボルとなりつつある。

設立の背景

YAIZU CITY UNITED.EXEは、焼津市内の若手経営者とスポーツ関係者の協働によって2020年代半ばに創設された。港町として発展してきた焼津の活力をスポーツの形で表現することを目的に、「地域密着・社会連携・エンタメ発信」の三本柱を掲げるプロジェクトとしてスタートした。

チームは、地域の子どもたちが3×3という新しい競技を通じて世界を目指せる環境をつくることをビジョンに掲げ、設立当初から学校・企業・行政との連携を積極的に行っている。2025年には、焼津市内で初となる3×3特化型イベント「YAIZU STREET JAM」を開催し、地元商店街とのコラボで大きな話題を呼んだ。

チーム名とアイデンティティ

チーム名の「UNITED」は、“地域・選手・ファン・企業”が一体となることを意味している。焼津港の漁師文化や海の絆を象徴に、「結束」と「挑戦」をチームの根幹に据えている。また、焼津市のシンボルカラーを取り入れたユニフォームデザインは、地元企業とコラボして制作されており、地域経済とスポーツの融合を体現している。

ロゴ中央の波紋モチーフには、「挑戦が世界へ広がっていく」というメッセージが込められている。

プレースタイルと戦術

YAIZU CITY UNITED.EXEのプレースタイルは、「Solid Defense & Fast Break」を軸とする。守備から速攻へとつなぐ展開を得意とし、フィジカルとスピードを兼ね備えた攻守一体型の戦術を採用している。1on1に強い選手が多く、ショットクロック12秒の短い3×3の展開においても判断スピードと連動性の高さが際立つ。

チームはゾーン的な守備ではなく、全員でスイッチしながら守る“動的ディフェンス”を徹底しており、リーグ内でも屈指の守備力を誇る。攻撃ではピック&ロールよりもハンドオフとカッティングを多用し、フリーフローオフェンスで相手を翻弄する。

選手構成

チームは、静岡県内外から集まった精鋭で構成されている。元Bリーガー、大学強豪校出身者、そして地元ストリート出身プレイヤーなど、個性豊かなメンバーが在籍。キャプテンは静岡出身で、地域活動にも積極的に参加するリーダーシップの持ち主。全員が「地元代表」の意識を持ってプレーしている点が特徴である。

また、クラブはユース育成プログラム「YAIZU UNITED NEXT」を立ち上げ、地元中高生を対象にした3×3クリニックやスキルキャンプを定期開催している。次世代の選手を地域から輩出する仕組みづくりが進んでいる。

地域連携と社会貢献

YAIZU CITY UNITED.EXEは、地域のイベントや商店街との協働を通じて、焼津市の活性化に貢献している。焼津港まつりや焼津みなとマラソンなど地元行事への参加、バスケットボール教室、子ども食堂支援など、社会活動を通じて“スポーツが街を元気にする”取り組みを実践している。

また、地元企業とのスポンサーシップも積極的で、漁業関連企業や食品メーカーなどがチームパートナーとして協賛。スポーツによる地域産業連携のモデルケースとして注目を集めている。

カルチャーとブランディング

チームは「海と街と人をつなぐスポーツカルチャー」をコンセプトに、音楽やアートとの融合にも力を入れている。試合では地元DJによる演出や、焼津の高校生ダンスチームとのコラボパフォーマンスを実施。会場全体が“港フェス”のような雰囲気を作り出す演出が特徴だ。

また、ユニフォームやチームグッズは静岡のデザイナーと協働で制作され、地域限定アイテムとして販売。バスケットボールを通じたファッション・ライフスタイルの発信にも成功している。

リーグ戦での戦績と特徴

3×3.EXE PREMIER参戦以降、YAIZU CITY UNITED.EXEは安定した成績を残しており、初年度から複数ラウンドで上位進出。特に終盤のクラッチタイムでの強さが際立ち、チーム全体の勝負勘と集中力が評価されている。

また、プレイヤー個々のスキルだけでなく、戦術理解・チームワークの高さが強みであり、「地方発・全国級チーム」として3×3界で存在感を放っている。

今後の展望

チームは今後、「地域×国際×育成」をテーマに活動を拡大していく方針を示している。アジア圏の3×3クラブとの交流戦開催、海外選手の加入、静岡県内での3×3コート整備プ

【3×3/TARUI RAZORBACKS.EXE】完全ガイド|岐阜・垂井から全国へ──地方発3×3クラブが切り拓く“牙を持つ挑戦”

チーム概要

TARUI RAZORBACKS.EXE(タルイ レイザーバックス エグゼ)は、岐阜県垂井町を拠点に活動する3人制プロバスケットボールチームで、3×3.EXE PREMIERに所属している。チーム名の「RAZORBACKS」は“イノシシ”を意味し、地域の象徴である山間の自然や野性味を反映。地方から全国、そして世界を目指す“牙を持つクラブ”として注目されている。

岐阜県西部の歴史ある町・垂井町をホームとし、地元企業や学校、行政と連携しながら地域密着型のクラブ運営を展開。チームスローガンは「GRIND THE GAME」(ひたむきに、噛み砕くように挑む)。小規模自治体から生まれた全国型プロクラブとして、地方創生とスポーツ文化の融合を体現している。

チーム理念と目標

TARUI RAZORBACKS.EXEの理念は、「地域の力で、世界に牙を立てる」。都市型チームが多い3×3界において、地方クラブとしての意義を強調し、バスケットボールを通じて“地域の誇り”を発信することを目的としている。

運営母体は地域スポーツ推進団体「RAZOR PROJECT」。選手・スタッフは地元出身者を中心に構成され、垂井町をはじめとした岐阜県西濃エリアでの普及活動にも積極的。地域イベントや学校訪問を通じて、次世代のバスケットボールプレイヤー育成にも貢献している。

プレースタイルと戦術的特徴

チームの戦術コンセプトは「ハードディフェンス&クイックオフェンス」。3×3特有の短いショットクロック(12秒)に適応し、スピードと強度を両立した戦い方を貫く。

  • オフェンス:ピック&ポップ、DHO(ドリブル・ハンドオフ)を軸にした2メン・アクションを展開。フィニッシュの選択肢が多く、リズムのあるアタックが特徴。
  • ディフェンス:相手ボール保持者へのプレッシャーを徹底し、ポジショニングとスイッチを駆使した“噛みつく守備”を志向。
  • トランジション:ディフェンスリバウンド後の3秒攻撃を意識し、ポゼッションの切り替えで一気に主導権を奪う。

試合展開の速さに加え、身体のぶつかり合いを恐れないタフネスがチームのアイデンティティ。チーム名の“RAZORBACKS”が象徴するように、どんな相手にも牙を向けて戦う姿勢を貫いている。

チーム構成

TARUI RAZORBACKS.EXEは、岐阜県内外の選手を中心に、大学・実業団・ストリート出身の多様なプレイヤーが集結している。選手たちは3×3経験に加え、5人制の戦術理解にも優れ、チーム全体でバランスの取れた構成となっている。

  • キャプテン:地元・西濃地区出身のベテランリーダー。試合中の指示と精神的支柱としての存在感が大きい。
  • スコアラー:ドライブ力とアウトサイドシュートを併せ持つ攻撃型ガード。クラッチタイムの勝負強さが魅力。
  • ディフェンススペシャリスト:フィジカルで相手のリズムを崩す守備職人。リバウンドでも貢献度が高い。
  • ユーティリティプレイヤー:ポジションレスで戦える万能型。スクリーンとキックアウトを繰り返す組織プレーに強い。

戦績と歩み

2024年に3×3.EXE PREMIERへ新規参入。初年度からフィジカルバスケットを武器に存在感を示し、地方チームとして異例のベスト8進出を達成。2025シーズンでは経験値を積み重ね、チーム全体の成熟度が向上した。

また、地元開催イベント「RAZOR JAM TARUI」を立ち上げ、3×3大会と音楽・屋台を組み合わせた地域密着型フェスを実現。垂井町を「地方×3×3カルチャーの拠点」として位置づける取り組みが話題となっている。

地域活動と育成

RAZORBACKS.EXEは、垂井町立小中学校や地元クラブチームとの連携を強化し、子どもたちへのバスケットボール指導を行っている。また、社会人・大学生プレイヤー向けにオープンジムを開催し、競技力と交流の場を提供。地域社会全体が“バスケ文化”を共有できる環境を築いている。

さらに、女性・ユースカテゴリー向けの3×3育成プログラムも新設され、岐阜全域での競技人口拡大に寄与している。

カルチャーとデザイン

チームロゴは、赤と黒を基調にした“突進するイノシシ”のシルエット。野性・スピード・誇りを表現し、ユニフォームには岐阜県の伝統文様と木曽川の流れをイメージしたデザインを採用している。
試合会場では地元バンドによるライブ演奏や、岐阜特産品を扱うブースも出展され、スポーツと地域文化をつなぐイベントとして地域ファンに定着しつつある。

今後の展望

TARUI RAZORBACKS.EXEは、今後3×3.EXE PREMIERでの上位進出と同時に、岐阜県初のFIBA 3×3国際大会出場を視野に入れている。
また、地域に根ざしたプロクラブとして、垂井町を中心に“スポーツによる地方活性モデル”を確立することも目標の一つだ。

地元に根差しながらも視線は世界へ。
その戦い方は、静かな町から響く野性の鼓動。TARUI RAZORBACKS.EXEは、3×3界に新たな地方旋風を巻き起こす存在として、確実に進化を続けている。

【3×3/ZETHREE ISHIKAWA.EXE】(ゼスリー イシカワ エグゼ)|北陸・石川から世界へ挑む3×3クラブの原動力

チーム概要

ZETHREE ISHIKAWA.EXE(ゼスリー イシカワ エグゼ)は、石川県を拠点に活動するプロ3×3バスケットボールチームで、3×3.EXE PREMIERに所属している。運営母体は、金沢市を中心にスポーツイベントやアパレル事業を展開する「株式会社ZETHREE」。地域に根ざしながらも、世界を見据えたチームビジョンを掲げ、北陸地方における3×3文化の普及を牽引している。

設立と背景

チームは2017年に創設され、北陸初の3×3.EXE PREMIER参戦チームとして注目を集めた。
「石川から世界へ」をスローガンに、スポーツを通じた地域振興と次世代育成を目的に活動を展開。バスケットボールを“競技”としてだけでなく“文化”として捉え、アパレル・イベント・教育を横断するクラブモデルを確立している。

チーム名「ZETHREE(ゼスリー)」は、“Zero to Three”の略であり、「ゼロから3ポイントまで=挑戦のプロセス」を象徴する造語。努力・挑戦・継続を通じてゴールを掴むという哲学が込められている。

チーム理念とビジョン

ZETHREE ISHIKAWA.EXEは「バスケットで街を照らす」をミッションとして掲げ、石川県内の地域イベント・教育機関・企業と連携し、スポーツが地域に根付く社会づくりを推進している。
チームは単なる競技団体ではなく、地域の若者・企業・行政をつなぐ「ローカル・イノベーション・プラットフォーム」として機能している。

また、バスケットを通じて“夢を描ける環境づくり”をテーマに掲げ、小中高生を対象としたクリニックや、女性プレイヤー支援プロジェクトなども積極的に行っている。

3×3.EXE PREMIERでの戦績

リーグ参入以降、ZETHREE ISHIKAWA.EXEは安定した戦績を残しており、北陸・中部カンファレンスで常に上位争いを展開。堅守速攻を軸としたチームスタイルで知られ、リバウンドから速い展開へのトランジション、ピック&ポップを多用したモダンな3×3スタイルを確立している。

チームには大学・実業団出身の選手が多く、経験と若さのバランスが取れたロスター構成が特徴。2020年代以降は海外大会やエキシビションマッチへの参加も積極的に進め、国際舞台へのステップアップを目指している。

主な所属選手・スタッフ

  • ヘッドコーチ: 北陸地域での育成経験豊富な指導者が戦術を統括。
  • キャプテン: チーム創設期から在籍するベテラン選手がリーダーシップを発揮。
  • 運営責任者: 株式会社ZETHREE代表・スタッフがマーケティングや地域連携を担当。

チームは「選手×スタッフ×ファン」の三位一体で成長する運営モデルを掲げ、コミュニティベースのクラブ運営を実践している。

地域活動と社会貢献

ZETHREE ISHIKAWA.EXEは、石川県内外でバスケットボール教室や地域清掃活動を展開。特に金沢市の中心部や能登地方で開催される「ZETHREE STREET CUP」では、3×3の魅力を市民に広めると同時に、地元企業とのコラボレーションを実現している。

また、能登半島地震の復興支援イベントなど、地域課題と連携した社会貢献活動も積極的に行っており、スポーツによる地域再生の旗手として高い評価を得ている。

カルチャーとブランド戦略

「ZETHREE」はアパレルブランドとしても展開しており、チームウェア・ストリートファッション・スポーツギアを融合させたデザインで全国的な人気を獲得。
バスケ×ファッション×地域という三軸のブランディングにより、若年層への発信力を強めている。

また、SNSやYouTubeでの発信にも力を入れており、チームドキュメンタリーや練習風景などを通じて“地方からでも世界に届く”メッセージを発信している。

戦術とプレースタイル

戦術的には「ディフェンスからオフェンスへ」を重視。ハーフコートでの1on1対応力と、ピックプレーの読み合いに強みを持つ。
オフェンスではスペーシングを広く取り、ドライブ・キックアウト・3Pを中心とした“スキルベース型”の攻撃スタイルを採用している。

また、3×3特有の12秒ショットクロックへの対応力が高く、試合のテンポをコントロールするゲームIQの高さも際立っている。

今後の展望

ZETHREE ISHIKAWA.EXEは、3×3.EXE PREMIERでの優勝を目標に掲げると同時に、北陸全体の3×3普及にも力を注いでいる。
将来的には、自社主催の国際大会開催や、女子3×3チーム「ZETHREE ISHIKAWA LADIES.EXE」の設立も視野に入れており、地域密着型クラブの進化形を目指している。

「地方から世界へ挑戦する」という理念のもと、石川県発のスポーツカルチャーとして、ZETHREE ISHIKAWA.EXEの歩みはこれからも続く。

まとめ

ZETHREE ISHIKAWA.EXEは、北陸の地に根を張りながらも世界を見据える“挑戦の象徴”である。
地方都市発のクラブとして、地域活性化・ファッション・競技力を融合させた新しい3×3の形を提示し続けている。
その挑戦は、単なるスポーツを超えて「地方創生×カルチャー×スポーツ」の未来を切り拓く原動力となっている。

【3×3/SANJO BEATERS.EXE】|新潟・三条発。“ものづくりの街”が生んだ情熱系3×3チーム

概要

SANJO BEATERS.EXE(サンジョウ ビーターズ エグゼ)は、新潟県三条市を拠点とする3×3.EXE PREMIER参加チーム。
チーム名「BEATERS」は、“打つ・鍛える”を意味する英語「Beat」や「Beater(鍛冶職人)」に由来し、「情熱と技術で未来を打ち出す」という意味が込められている。
金属加工で知られる三条市の“ものづくり精神”をそのままバスケットボールに投影したチームだ。

チームコンセプト

スローガンは「HIT THE GROUND, MAKE THE FUTURE.(地に根ざし、未来を鍛える)」
SANJO BEATERS.EXEは、地域に根ざしたクラブチームとして、3×3を通じて“ものづくりのまち”の誇りを全国へ発信している。
スピードとフィジカル、そして泥臭さを武器にした“ハードワーク・バスケット”が特徴で、三条市民の粘り強さを体現するプレースタイルが魅力だ。

設立背景

三条市は古くから金物や刃物、金属加工などの“ものづくり文化”で知られ、技術と誇りを受け継いできた街。
そんな地元企業の支援と若手バスケットボーラーの想いが重なり、2024年にSANJO BEATERS.EXEが発足
「職人魂×スポーツ魂」という独自のテーマのもと、地域の産業とスポーツを融合したチーム運営を展開している。

チームカラーとロゴ

チームカラーはアイアンブラック×ブレイズオレンジ
金属の力強さと、火花のような情熱を象徴している。
ロゴには槌(ハンマー)とバスケットボールを組み合わせたシンボルを採用し、「叩き上げ」「鍛える」という意味をビジュアルで表現している。

活動内容

  • 3×3.EXE PREMIER参戦: 新潟県代表として全国各地の強豪クラブと対戦。
  • 地域イベント連携: 三条鍛冶道場や地元フェスティバルと連携し、バスケ体験やデモンストレーションを実施。
  • ジュニア育成: 地域の中学校・高校へのクリニックや、U15育成プログラムを展開。
  • ものづくりコラボ: 地元メーカーと共同でバスケットボール用品やグッズの開発を行う。

プレースタイル

チームは「ディフェンスから流れを作る」ことを最重視。
リバウンド、ルーズボール、スクリーンなど地味ながら確実なプレーを積み重ね、最後は高確率のフィニッシュに繋げる。
攻守において「鍛え抜かれた基礎技術」が特徴で、3×3の短時間決戦においても冷静かつ粘り強いゲーム運びを見せる。

地域との連携

SANJO BEATERS.EXEは、「スポーツを通じて地域産業を発信する」ことをミッションに掲げる。
地元企業とのスポンサー連携はもちろん、職人たちの技術を活かした特製メダル・コート備品などの製作も実施。
また、三条市・燕市・長岡市など県央地域の子どもたちを対象にしたイベントを開催し、“地域ぐるみのチーム文化”を形成している。

三条という街とチームの共鳴

「職人の街」と呼ばれる三条は、“挑戦・努力・継続”を誇りとする文化が根づいている。
その精神をバスケットボールに置き換えたのがBEATERSであり、
プレイヤーたちは「勝利よりも成長」「結果よりも過程」を大切に日々の練習に打ち込む。
地元高校・企業との共同トレーニングも行い、地域全体でチームを育てるスタイルを確立している。

今後の展望

SANJO BEATERS.EXEは、2026年までに3×3.EXE PREMIERプレーオフ進出を目指すと同時に、
三条市発の「スポーツ×ものづくり」ブランドとして全国展開を視野に入れている。
さらに、海外との交流試合やクラフトマンコラボを通じて、“MADE IN SANJO”の名を世界に広めていく計画も進行中だ。

スローガン

“FORGED IN FIRE, UNITED IN SPIRIT.”
──火の中で鍛えられ、心でつながる。
SANJO BEATERS.EXEは、三条の魂をバスケットボールで打ち鳴らす。

【3×3/SHONAN SEASIDE.EXE】完全ガイド|湘南の海風とともに走る“波のバスケ”──地域×カルチャー×3×3の新潮流

チーム概要

SHONAN SEASIDE.EXE(ショウナン シーサイド エグゼ)は、神奈川県藤沢市・江の島エリアを拠点とする3人制プロバスケットボールチームで、3×3.EXE PREMIERに所属する。チーム名の「SEASIDE」は“海辺の街・湘南”を象徴し、ビーチカルチャーとストリートスポーツを融合させた新世代の3×3クラブとして注目されている。

運営母体は地域スポーツ推進団体で、バスケットボールを通じて湘南のライフスタイルや地域コミュニティの魅力を世界に発信することを目的として設立された。“PLAY WITH THE WAVE”をスローガンに掲げ、バスケットボールとサーフカルチャーが交わる唯一無二のクラブを目指している。

チーム理念

チームビジョンは「湘南から世界へ、バスケで波を起こす」
バスケットボールの競技性に加えて、地域文化・海・音楽・ファッションといった“湘南らしさ”を融合させることが特徴だ。
選手・スタッフ・ファンが一体となり、バスケを通じたライフスタイルの発信を大切にしている。

ホームコートは江の島・片瀬海岸近隣の屋外施設を中心に使用。夏季には「SEASIDE GAMES」と題したビーチイベントや3×3体験会を開催し、地元観光とスポーツを結びつけた地域創生型の活動を展開している。

チームの特徴・プレースタイル

SHONAN SEASIDE.EXEのスタイルは、まさに「海風のように自由」。スピードとクリエイティブさを重視し、ショットテンポの速いハイペース・トランジション型3×3を展開している。

  • オフェンス:波のリズムを意識したテンポチェンジ。ドライブ&キックからの2Pシュートを得点源とし、ポゼッションごとに流れを作る。
  • ディフェンス:スイッチディフェンスを基軸に、リム下でのコンタクトを恐れない強度の高い守備が特徴。
  • トランジション:ボード奪取後3秒以内の攻撃展開を目標とする“Wave Offense”を採用。

攻守ともにスピーディーな展開を得意とし、海風のように変化するリズムと勢いで相手を翻弄する。

メンバー構成

チームは、3×3経験者を中心に構成され、バスケットボールの本質である「個の強さ」と「チームの流動性」を両立するメンバーが揃う。大学バスケやBリーグ下部組織出身者に加え、サーフカルチャーやストリートバスケのバックグラウンドを持つ選手も多い。

  • キャプテン:湘南生まれのリーダーで、地元イベントの中心的存在。チームを精神面で支える。
  • スコアラー:リズムの波に乗るタイプのシューター。2P精度が高く、試合の流れを変える。
  • ディフェンダー:リムプロテクター兼リバウンダーとして活躍。接触を恐れず守備でチームに勢いを与える。
  • ユーティリティ:コート上での状況判断が巧みで、チームの流動性を高める万能型プレイヤー。

戦績とリーグでの歩み

SHONAN SEASIDE.EXEは、2024シーズンに3×3.EXE PREMIERへ参入。初年度からスピードバスケットを武器に上位チームを苦しめ、複数ラウンドでベスト8入りを果たした。
参入2年目の2025シーズンでは、戦術理解とロスターの安定化が進み、FINAL出場を目指して強化を進めている。

また、国内外のビーチイベントや3×3国際大会にも積極的に参加し、湘南ブランドを海外に発信している。

カルチャーと地域活動

SHONAN SEASIDE.EXEは、スポーツとカルチャーの架け橋として活動している。
地元アーティストやDJとコラボしたイベント「SEASIDE NIGHT COURT」を開催し、夜のビーチで音楽とバスケが融合する空間を演出。
また、藤沢市や江の島観光協会と連携し、ビーチクリーン活動やジュニアクリニックも実施している。

地元の中高生チームとの交流戦や育成支援にも注力し、次世代プレイヤーが“湘南発のプロ3×3選手”として世界を目指せる環境づくりを推進している。

戦術分析

SEASIDE.EXEの戦術キーワードは「Flow & Wave」。プレーの流れを止めず、常に波のようにリズミカルに攻撃を仕掛ける。

  • オフェンス構造:トップでのピック&ポップとコーナーシューターを生かした「3アウト1イン」構成。
  • ディフェンス構造:相手のドライブに対して早めのヘルプを行う「Slide & Recover」システムを採用。
  • セットプレー:キックアウトからのフレアスクリーン、またはゴーストスクリーンによるミスマッチ創出が特徴。

3×3では一瞬の判断が勝敗を左右するため、SEASIDE.EXEは「判断力」「走力」「瞬発力」の3要素をトレーニングの柱としている。

今後の展望

SHONAN SEASIDE.EXEは、3×3リーグ内での上位進出を目指すと同時に、湘南エリア全体のスポーツカルチャー拠点としての役割を担っていく。
長期的にはFIBA 3×3 World Tour出場を視野に入れ、国際レベルで戦えるチームづくりを進めている。

“海と街をつなぐバスケチーム”として、彼らが放つスピードとスタイルは、まさに湘南の象徴。
地域に根ざしながらもグローバルな発信を続けるSHONAN SEASIDE.EXEは、3×3の未来を形づくる存在となるだろう。

【3×3/BEEFMAN.EXE】(ビーフマン エグゼ)|“肉と情熱”で日本の3×3を熱くする異色チームの軌跡

チーム概要

BEEFMAN.EXE(ビーフマン エグゼ)は、福岡県を拠点に活動するプロ3×3バスケットボールチームで、3×3.EXE PREMIERに所属している。チーム名の由来は、スポンサーである人気焼肉店「焼肉ビーフマン」から。スポーツと飲食の融合というユニークなコンセプトを掲げ、グルメとバスケを掛け合わせた“エンタメ型クラブ”として全国でも異彩を放っている。

設立と背景

チームは2017年、福岡の焼肉ブランド「ビーフマン」を母体として設立。地元での知名度とブランド力を活かし、3×3バスケを通じて「福岡をもっと元気に」をスローガンに活動を開始した。飲食店とスポーツチームが一体化した運営スタイルは、全国でも珍しく、企業スポーツの新しい形として注目を集めている。

創設時から3×3.EXE PREMIERに参戦し、九州を代表するクラブとして地域のバスケ文化を牽引。プロアスリートの活動支援や地域イベントへの参画など、多面的なアプローチを展開している。

チームの理念

BEEFMAN.EXEのチームコンセプトは「熱く、うまく、楽しく」。
“BEEF(情熱)× MAN(人間力)”をモットーに、プレーだけでなく人としての成長やチームワークを重視する姿勢を貫いている。試合では、勝利と同じくらい「ファンに楽しんでもらうこと」を重要視しており、会場では笑顔と声援が絶えない。

3×3.EXE PREMIERでの戦績と特徴

リーグ参入以降、BEEFMAN.EXEは九州カンファレンスを中心に安定した戦績を残しており、ハイテンポなオフェンスと堅実な守備を両立するチームとして知られる。
特に、3×3特有のフィジカルなプレーに強く、セカンドチャンスやアウトサイドシュートを得意とする選手が多いのが特徴である。

また、BEEFMANのチームは選手層が幅広く、元Bリーガーや大学出身選手に加え、地元クラブチーム出身のプレイヤーも活躍。3×3のスピード感を重視しながら、戦術面でも進化を続けている。

主な所属選手・スタッフ

  • キャプテン: 経験豊富なフォワードがチームの精神的支柱としてリーダーシップを発揮。
  • ヘッドコーチ: 元Bリーグ関係者が戦術指導を担当。3×3特有のスペーシングとセットプレーを重視。
  • 運営: 焼肉ビーフマンを経営する「株式会社ビーフマン」がチームを全面サポート。

選手はコート上だけでなく、スポンサーイベントや地域交流会にも積極的に参加し、ファンとの距離が近いチームとして知られている。

地域活動とブランド展開

「スポーツ×飲食×地域活性化」を掲げるBEEFMAN.EXEは、試合だけでなく街づくり活動にも積極的に関わっている。
地元・福岡でのバスケイベントやキッズクリニックの開催、チャリティイベントでの焼肉ブース出店など、地域貢献活動を通じて“スポーツが街を動かす”仕組みを実践している。

また、チームの活動を通じて「焼肉ビーフマン」のブランドを全国に発信し、ファンやスポンサーとともに地域の経済活性にも寄与している。

チームカルチャーとSNS戦略

BEEFMAN.EXEは、エンタメ性の高いチームとしてSNS発信にも力を入れている。試合後の“焼肉祝勝会”や選手の日常を切り取ったコンテンツが人気で、Instagram・YouTube・TikTokを中心にファン層を拡大。
また、SNS上でのファン交流企画やコラボグッズ販売など、デジタルとリアルを融合させたファンマーケティングを展開している。

3×3におけるプレースタイル

チームはフィジカルを活かした「Inside & Out」スタイルを採用。ポストプレーからのキックアウト、スクリーンを使ったミスマッチ攻撃など、戦術的な構築が特徴的だ。
また、守備ではオールスイッチ戦術を駆使し、相手のスピードを封じるバランス型ディフェンスを展開している。

ファンとともに成長するチーム

BEEFMAN.EXEの最大の魅力は、「ファンがチームの一部」として機能している点だ。試合会場では観客がチームコールを行い、選手とともに盛り上がる一体感が特徴。
また、試合後にはファンが店舗の焼肉店で選手と直接交流できる「Meet & Eat」イベントも人気で、地域コミュニティとスポーツの融合を象徴する活動となっている。

今後の展望

チームは今後、九州から日本全国、さらにはアジア大会への出場を視野に入れた強化を進めている。
スポーツと食の両軸で地域を盛り上げる新しいチームモデルとして、「BEEFMANブランド」を全国に広げることを目標に掲げている。

まとめ

BEEFMAN.EXEは、情熱・地域愛・食文化が融合した唯一無二の3×3チームである。
焼肉のように“熱く、うまく、ジューシー”なプレーでファンを魅了し続ける彼らは、まさに「スポーツとエンタメの新しいかたち」。
福岡発・全国行きのエネルギッシュな挑戦は、これからの3×3シーンにおいても欠かせない存在となっている。