【上越妙高タウン情報|ニュース】2025年9月1日 15:23 更新
小学生ミニバス交流試合に約600人 夏休みの練習成果を発揮
8月30日(土)・31日(日)、上越市で小学生ミニバスケットボールの交流試合が開催され、県内外から男子25チーム・女子20チーム(約600人)が参加しました。主催は上越市のクラブチーム「上越ジョーズ」で、今年で第22回を迎えました。
“将来を見据えた”特別ルールで実施
- リングの高さ:通常のミニ(260cm)ではなく、一般と同じ305cm
- 使用球:ミニより一回り大きい6号球
- ルール:3ポイントシュートを採用
将来的なルール・規格変更も想定し、視野の拡張やシュートレンジの確保など、育成年代の強化に直結する実戦形式で行われました。
注目カード:上越ジョーズA vs BCひがしイーグルス(富山)
白ユニフォームの上越ジョーズAは、赤ユニフォームのBCひがしイーグルス(富山県)と対戦。
試合は33-39で惜敗しましたが、高さ305cmのリングと6号球という条件下で、選手たちは最後まで粘り強くプレーしました。
上越ジョーズ男子・川田 信コーチ
「高いリングで試合をすると、通常のミニの高さに戻ったときに視野が広がる。将来に向けて必ず生きる取り組みです」
上越ジョーズA キャプテン・遠藤 涼太さん
「前半は勝っていたが、後半の守り切る力が足りなかった。今日の経験を生かして、ディフェンスもシュートもできる選手になりたい」
上越ジョーズA・宮川 航さん
「いつもと違う305cmのゴール、6号ボールは難しかった。大事な場面で決め切る選手になりたい」
県内外からの参加チーム
上越地域、十日町市などの県内チームに加え、富山県・福井県など県外からも多数のチームが参加。世代や地域を越えた交流の場となりました。
今後の予定
県内の多くのチームは、12月の県大会に向けて強化を継続。上越ジョーズ男子の川田コーチは「秋から冬にかけて課題を修正し、1段高いレベルを目指す」と話しています。
写真・情報提供:上越妙高タウン情報編集部(取材日:2025年8月30日・31日)