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中村太地がホーバスジャパンで鮮烈デビュー!16得点の活躍「打ち続けた結果が出た」

中村太地、28歳でつかんだホーバスジャパン初出場の舞台


2025年7月6日、有明アリーナで開催された「日本生命カップ2025」第2戦にて、日本代表はオランダ代表を74-53で下し、連勝を飾った。この試合で最も注目を集めたのが、島根スサノオマジック所属の中村太地(28歳)である。彼にとってこの試合は、トム・ホーバスHC率いる ホーバスジャパン でのデビュー戦だった。

中村はB2リーグのスコアラーとして知られ、2024-25シーズンには平均11.2得点を記録。特にアウトサイドシュートの安定感に定評がある。そんな彼が、ついに日本代表のユニフォームに袖を通したこの日、3ポイント4本を含む16得点をマーク。試合を通じて堂々たる存在感を放ち、チーム最多得点での華々しい代表デビューとなった。

「シュートは打ち続けろ」— ホーバスHCの教えに応えた一戦


試合後のヒーローインタビューで中村は、「練習中からホーバスコーチに 打て、打ち続けろ と常に言われていました」と語った。その言葉通り、この試合で中村は迷いなくボールを放ち続けた。外からの積極的な攻撃姿勢に加え、ボールムーブメントに組み込まれたオフボールの動きも光り、まさに ホーバスジャパン が求めるガード像に近づく内容となった。

中村自身は「今日はたまたま入った日」と謙遜しつつも、「打ち続けた結果が出たことをすごくうれしく思います」とコメント。日本代表の3P成功率を底上げする存在として、今後への期待が高まる試合となった。

支えた仲間とともに— 感謝の言葉とチームプレーの重視

中村はインタビューで「ガード陣が良いパスをくれたおかげ」「スクリーンをかけてくれたビッグマンたち、練習を支えてくれたコーチ陣にも感謝したい」と語り、個人の活躍を支えたチーム全体への感謝を忘れなかった。

この姿勢は、ホーバスHCが重視する「チームで戦うバスケ」とも一致する。個の強さとチームの連動性を両立させるスタイルを体現した中村は、まさに ホーバスシステム における新たなキーピースとなる可能性を示した。

ホーバスジャパンの現在地と中村のポジション争い


トム・ホーバスHCは2021年から男子代表を率い、パリ五輪出場、そして2025年のアジアカップ制覇を目標に掲げている。現在のロースターには富永啓生(ペイサーズ)、河村勇輝(NBAサマーリーグ参戦中)、並里成(名古屋D)、西田優大(宇都宮)らタレントが揃うが、バックコートの競争は激しさを増している。

その中で中村太地は、「シューター」としての特性を活かし、オンボールでもオフボールでも機能する柔軟性をアピール。ホーバスHCが目指す 多機能型ガード として、新たな戦力の台頭と見る向きも多い。

今後の代表スケジュールとアジアカップ2025の行方

日本代表は7月11日と13日に韓国とのアウェー2連戦を控え、19日・20日には「SoftBank CUP 2025(千葉大会)」でデンマーク代表と対戦。その後、8月5日からはFIBAアジアカップ2025(開催地:サウジアラビア)が開幕する。

中村がこのままローテーション入りを果たせば、アジアカップ本番でも日本代表のキーマンとして活躍する可能性は高い。特にゾーン対策が重要な国際大会では、アウトサイドからの高確率なシュートが勝敗を左右する要素となるため、中村のプレースタイルはチームにとって貴重な戦力となり得る。

ファン・メディアの反応とSNSでの評価

X(旧Twitter)やInstagramでは「中村太地すごすぎる」「こんなに打てる選手いたのか」「ホーバスに見出された逸材」といったポジティブな投稿が相次いでいる。テレビ中継でも解説陣から「今後の日本代表にとって重要な存在になる」と称賛され、初戦から強烈なインパクトを残した。

また、スポーツ各紙も一面で中村の活躍を報じており、「打ち続ける勇気が道を開いた」と見出しを掲げるメディアも。観客動員数も前回比で15%増となっており、彼の存在が日本代表の 新たな顔 として認知されつつある。

過去の事例と比較:代表デビュー戦でのインパクト

過去、日本代表でデビュー戦から鮮烈な印象を残した選手といえば、2019年の比江島慎や、2023年の富永啓生らが挙げられる。彼らに共通していたのは、遠慮せずに自らのプレーを貫いたことだ。中村もまた、「型にハマらず、自分の武器で勝負した」ことで、観る者に強い印象を与えた。

代表デビュー戦で2桁得点を挙げたガードは過去5年でも数えるほどであり、中村の16得点は統計的にも注目すべき記録だ。

まとめ:中村太地がもたらす日本代表の進化

中村太地の代表初出場は、単なる 1試合の出来事 では終わらない可能性を秘めている。スコアリング能力、積極性、そしてチームメイトへの敬意。これらを兼ね備えた彼の登場は、日本代表の攻撃バリエーションを豊かにし、ホーバスジャパンのさらなる進化を促すことになるだろう。

今後の韓国戦、デンマーク戦、さらにはアジアカップ本番に向けて、中村の起用法とパフォーマンスに注目が集まる。GL3x3では引き続き、日本代表の最新動向とともに、注目選手の活躍を深掘りしていく。

男子日本代表がオランダに圧勝リベンジ!中村太地が16得点で躍動、19歳・渡邉伶音もA代表デビューを飾る

男子日本代表がオランダにリベンジ成功

2025年7月6日、有明アリーナで行われた「日本生命カップ2025(東京大会)」において、男子日本代表(FIBAランキング21位)がオランダ代表(同54位)と対戦しました。この試合は、前日の第1戦で敗北を喫した日本にとってリベンジのチャンスであり、結果として74-53でオランダに勝利し、雪辱を果たしました。

第1戦からの改善と戦術的調整

5日に行われた第1戦では、日本は序盤にリードしながらも終盤に失速し、70-78で敗れました。しかし、この敗戦を受けて、日本代表は戦術的な調整を行い、若手選手たちの積極的なプレーが光る展開となりました。第2戦では、狩野富成、中村太地、山﨑一渉、渡邉伶音といった新たにロスター入りした選手たちが登場し、チームのエネルギーを高めました。

この試合では、ジェイコブス晶、テーブス海、西田優大、ジョシュ・ホーキンソンの前日と同じ4名に加え、吉井裕鷹の代わりに金近廉がスターターとして選ばれました。試合は序盤から日本のディフェンスが強化され、オランダのアグレッシブな攻撃に対応する場面が目立ちました。

第1クォーター:ホーキンソンの活躍と金近の3ポイント

試合開始直後、オランダのアグレッシブな攻守に日本は先制点を許しましたが、キャプテンのホーキンソンが連続得点を挙げ、反撃の兆しを見せます。さらに速攻から金近の3ポイントシュートで逆転に成功し、チーム全体に勢いをつけました。その後、狩野や中村、山﨑などがホーバスジャパンデビュー戦を飾り、中村が3ポイントで得点、山﨑がディフェンスで活躍しました。結果的に21-13とリードして最初の10分間を終了しました。

第2クォーター:渡邉伶音のA代表デビューとチームの攻守の充実

第2クォーターでは、A代表デビューを果たした19歳の渡邉伶音がコートに立ちました。フレッシュなメンバーでの戦いが続く中、山﨑がA代表初得点を記録し、テーブス流河も攻守で奮闘しました。ジェイコブスは速攻からのダンクやレイアップを決め、さらに得点を重ねました。中盤以降は、テーブス海や西田、金近らが安定したパフォーマンスを見せ、40-20と大差をつけて後半へと突入しました。

後半:オランダの反撃を防ぎながらリードを守る

後半は再びスターティングメンバーが登場し、大差の状況を覆すべくオランダがオールコートディフェンスを仕掛けました。日本は一時的に点差を詰められる場面がありましたが、ジェイコブスが連続して3ポイントシュートを決め、ホーキンソンも3ポイントを沈めて試合の主導権を握り続けました。

セカンドユニットとして出場した中村太地は、この日3本目の3ポイントを決めるなど、存在感を放ちました。ターンオーバーが続く中でも日本は踏ん張り、60-42と18点リードを保ったまま第4クォーターを迎えました。

第4クォーター:若手選手たちが試合を締めくくる

第4クォーターもオランダのディフェンスに苦しみながらも、中村がタフショットを決め、テーブス海がスティールから速攻を決めるなど、試合の終息を迎えました。狩野はフリースローでA代表初得点を記録し、その後には3点プレーを成功させるなど、攻守にわたる活躍を見せました。

最後は若手メンバーがクロージングを務め、渡邉、山﨑、狩野らがしっかりとリードを守り切り、最終スコアは74-53で日本代表がオランダにリベンジを果たしました。

個々の選手の活躍とチームの総合力

試合を通して目立ったのは、中村太地の活躍でした。4本の3ポイントを含む16得点を記録し、攻撃面でチームを牽引しました。また、ジェイコブス晶が14得点で続き、ホーキンソンは10得点、8リバウンド、4アシストの安定した成績を残しました。狩野富成はチームトップの4ブロックを記録し、ディフェンスで重要な役割を果たしました。

日本代表は、若手選手が多く出場する中で、経験豊富な選手たちがしっかりとサポートする形でリベンジを成功させました。今後の試合に向けて、この勝利が自信となり、さらにチームの結束力を高めることが期待されます。

今後のスケジュールと期待

日本代表は、7月11日と13日に韓国代表とのアウェイ戦が予定されており、その後、7月19日と20日には「SoftBank CUP 2025(千葉大会)」でデンマーク代表との対戦が待っています。また、8月5日から開幕する「FIBAアジアカップ2025」も控えており、代表チームは引き続き強化に取り組んでいきます。

今回のオランダ戦での勝利を機に、日本代表はさらなる成長を遂げ、アジアカップに向けて自信を深めていくことが予想されます。特に若手選手たちが活躍し、チームの未来を担う存在となることを期待されています。

試合結果

日本 74-53 オランダ
JPN|21|22|17|14|=74
NLD|13|10|19|11|=53

【Bリーグ/島根スサノオマジック】B.LEAGUE PREMIER参入へ本格始動|松江市総合体育館33億円改修と経営強化の全貌

島根スサノオマジックがB.LEAGUE PREMIER参入へ本格始動|松江市総合体育館33億円改修と経営強化の全貌

島根スサノオマジック(B1西地区)は、2026–27に始動するB.LEAGUE PREMIERへの参入決定に合わせ、ホームの松江市総合体育館を大規模改修へ。総事業費は33億円を想定し、このうち30億円は親会社のバンダイナムコエンターテインメントが企業版ふるさと納税を通じて松江市に寄付する計画だ。2025–26は出雲のカミアリーナを主会場に移し、ハードとソフト両面の移行期間に入る。本稿ではニュースの要点に加え、歴史・経営・競技の三層を横断し、PREMIER基準に向けた実装計画を分析する。

最終更新:2025-10-20 / 文責:編集部

ニュース概要

島根スサノオマジックはB1西地区の有力クラブとして、2026–27のB.LEAGUE PREMIER(新トップティア)参加に必要なアリーナ要件を満たすべく、松江市総合体育館の全面リニューアルを進める。改修期間は2025年8月からおよそ1年間を想定。2025–26は島根県立浜山体育館(カミアリーナ)を中心にホームゲームを開催し、30試合の主催枠は維持する計画だ。運営法人は株式会社バンダイナムコ島根スサノオマジック。資本面では、親会社の強力な支援を背景にアセット整備とブランド投資を同時進行させるフェーズに入る。

  • 参入レイヤー:B.LEAGUE PREMIER(2026–27〜)
  • ホーム:松江市総合体育館(改修中はカミアリーナをメイン利用)
  • 事業規模:33億円改修(うち30億円寄付は企業版ふるさと納税)
  • 観客動員の伸長:2023–24年は年間126,896人(30試合、クラブ最多)
  • 記録:B2で21連勝(2016–17)、B1で最多動員5,215人(2024/1/20・武蔵野の森)

競技面では、2021–22以降にCS常連クラブの地位を確立し、得点王(ペリン・ビュフォード)3P成功率賞(ニック・ケイ)など個人タイトルも輩出。2024–25は西地区2位でCSに進み、安定した上位力を確認した。2025–26はペータル・ボジッチHCの下、新旧コアの再編を進める。

背景と経緯

島根スサノオマジックは2010年にbjリーグへ参入。B.LEAGUE移行後の2016–17にはB2西地区を51勝9敗(.850)で制し、プレーオフ準優勝でB1昇格を達成した。一方、初のB1シーズン(2017–18)は環境・ロスターの過渡期に苦しみ11勝49敗でB2降格。昇降格を通じての学習が、その後の組織づくりに反映される。

経営面の分岐点は2019年の資本参加だ。バンダイナムコエンターテインメントが56.5%の株式を取得し、社名を株式会社バンダイナムコ島根スサノオマジックへ変更。IP企業との連携は、ユニフォームのパックマン露出やグループ横断の販促動線を生み、コンテンツ企業×地域クラブという新しいガバナンス像を提示した。2025年3月期には純利益1億5,800万円純資産4億5,200万円と健全性を高め、PREMIER要件に向けた投資余力を確保している。

地域との関係性は、松江市総合体育館を核に山陰広域へ広がる。米子産業体育館や鳥取県民体育館での開催実績は、エリア跨ぎのファンベース形成に寄与。「スサノオ」×「マジック」という名称や、「すさたまくん」の設計に見られる神話モチーフは、土地の物語をスポーツ体験へ翻訳するブランディングの中核を担ってきた。

選手・チームのプロフィール

クラブカラーはブルー/シルバー/ブラック。ホームは松江市総合体育館(収容4,550人)。運営は株式会社バンダイナムコ島根スサノオマジック、代表は榎本幸司。ユニフォームサプライはEGOZARU。ダンスチームは「アクア☆マジック」、マスコットはすさたまくんだ。

  • HC:ペータル・ボジッチ — セット間の整合とディフェンス・ルールの明確化に長ける。
  • キャプテン:ニック・ケイ — 高いBball IQとスクリナー適性でハーフコートの質を底上げ。
  • 主力:コティ・クラーク(サイズ×技術のハイブリッド)、J.M.マカドゥー(リムプロテクトと縦走力)、横地聖真(サイズのあるウイング)、納見悠仁/岡本飛竜(ハンドラーの厚み)、岡田侑大/中村太地(スコアリングと2メンゲーム)。
  • 運営・資本:バンダイナムコエンターテインメント主導の投資とIP連携。

競技のKPIは守備リバウンド回収率トランジション効率(取・被)3Pの質(コーナー供給比率)クラッチTO%。過去の島根はB2で21連勝を記録し、B1でも2023–24の年間動員126,896人最多入場5,215人(2024/1/20・武蔵野の森)と、競技×興行の相乗を作っている。

試合・出来事の詳細

2016–17のB2西地区優勝(51勝9敗)は島根史の基準点だ。プレーの規律メンバー固定化により連敗の芽を摘み、失点をリーグ下位レンジに抑制。プレーオフでは西宮に決勝で敗れ準優勝ながら、B1自動昇格を勝ち取った。対照的に2017–18のB1ワースト21連敗は、強度の連続性とヘルス管理の難しさを可視化。翌年以降、補強とルールの再定義が進む。

2021–22以降は上位定着期。西地区2位から初のCSベスト4に到達し、安藤誓哉のベストファイブニック・ケイの3P成功率賞など、コアの完成度が増した。2022–23も西2位でQF最終戦までもつれる接戦を演じられるだけの分岐点を手に入れている。2023–24はけが人の影響で終盤に失速し4位、CS逃すも年間最多動員を更新して興行面の土台を拡大した。

2024–25は西2位(37勝23敗)でCS復帰。補強のクオリティは高く、ウイングとビッグのミスマッチ創出に成功。2025–26は岡田侑大、中村太地、岡本飛竜、飯尾文哉らが加入し、ハンドラー層の刷新でギアを上げ直す。一方で長期在籍の主力が抜けた影響もあり、「守備の共通規範」をどこまで早期に浸透させられるかが序盤戦の焦点だ。

興行では、IPコラボ(PAC-MAN等)を活かした来場体験の設計が特徴的。スポンサー露出はユニフォーム正面・背面・パンツまで連動し、見える支援としてブランドの認知・好感度に寄与している。PREMIER期は、動線最適化・音圧と照明の同期・キッズ導線など「勝つ空気」を標準化できるかがカギとなる。

他事例との比較・分析

アリーナ整備×資本注入×競技KPIを同時に回すモデルは、国内でも前例が限られる。島根の特異点は、コンテンツ企業を親会社に持つという構造だ。IPの力でファミリー層とライト層へのアプローチを強めつつ、B1上位クラブと伍するには、ハーフコートの効率化トランジション被効率の平準化が必須になる。

評価軸 島根の現況 PREMIERの要求水準(目安) ギャップ/打ち手
守備リバウンド回収率 ウイングのタグが機能、終盤に上振れ傾向 上位10%維持 ビッグのボックスアウト技術共有/ガードの早戻りルール固定
トランジション被効率 連戦終盤で悪化しがち 40分間の分散抑制 ATO後の初手シュート選択基準の厳格化/交代のプリセット化
3Pの質(コーナー供給比率) ケイのスペーシングで改善 ペイント優先→コーナーが理想 ベースラインスラム&スティールフレアの併用セット増
クラッチTO% ボールプレッシャー下で変動 5分間で1つ以下 サイドトラップ回避のアライメント統一/セーフティ逆サイド徹底
ホームアドバンテージ 動員は右肩上がり(2023–24:126,896) 演出×勝率の連動 照明・音響・ビジョン演出の攻守スイッチ同期/待ち時間UX短縮

B2からの短期再浮上を果たした例と比しても、島根はブランド資源の厚みローカル密着の両立が進む。PREMIER環境では、競技水準のフラット化が進むため、マージナルゲイン(細部の最適化)の積み上げが直接勝敗に反映される。とりわけ第3Qの2分間のマイクロマネジメント(TOタイミング、ATO初手の期待値、交代パターン)は、上位と中位の分水嶺になりやすい。

今後の展望とまとめ

島根スサノオマジックの次の論点は三つある。第一に、松江市総合体育館の改修を、競技KPIと直結する設計に落とし込むこと(視認性、床反発、ベンチ位置、ベースライン幅、ビジョンの情報設計)。第二に、ハンドラー層の再編をディフェンス基準と同時進行で完了させ、クラッチのTO%を安定レンジへ。第三に、IP連携の体験価値を「来場→再来場→ファミリー化」へ接続することだ。

補強の方向性としては、リムプロテクトとDHO(ハンドオフ)を兼務できるビッグセカンドユニットのショットクリエイターコーナー3の純度が高い3&Dがハマる。これにより、走るゲーム削るゲームの二面運用が可能となる。ボジッチHC体制下でルールの再定義を急ぎ、第3Qの失点分散を抑え込めれば、PREMIER初年度でのPOレンジ到達は現実的目標だ。

結語として、B.LEAGUE PREMIERは単なる名称変更ではない。島根スサノオマジック松江市総合体育館の33億円改修バンダイナムコエンターテインメントの支援をテコに、「地域の物語×IP×ハイパフォーマンス」の交点に立つ。ホームが改修を終える2026–27、ブルー/シルバー/ブラックが描く新景色は、山陰からプレミアの中心へ届くはずだ。この記事が観戦計画や議論の起点になれば嬉しい。気になった方は本稿をシェアし、次節のチケット情報・アリーナガイドをぜひチェックしてほしい。

※本稿は公表情報(クラブ発表・リーグ記録・決算公告・アリーナ改修計画・観客動員データ等)をもとに再編集し、編集部の分析を加えたものです。数値は本文に記載のシーズン公表値・試合結果・決算数値(例:改修費33億円、企業版ふるさと納税30億円、最多入場5,215人、年間動員126,896人ほか)を参照しています。

男子日本代表、オランダとの強化試合2戦目のロスター発表!山﨑一渉、渡邉伶音ら新メンバーが選出

男子日本代表、オランダ代表との強化試合第2戦に向けたロスター発表


2023年7月6日、日本バスケットボール協会は、同日に行われる「日本生命カップ2025(東京大会)」におけるオランダ代表との第2戦に臨む男子日本代表のロスター12名を発表した。オランダ代表はFIBAランキング54位で、今回の試合が日本代表にとって重要な強化試合となる。

第1戦からの変更点と新メンバー

今回のロスター発表においては、前回の第1戦から4名の変更があり、新たに狩野富成、山﨑一渉、渡邉伶音、中村太地が選ばれた。これに対し、湧川颯斗、佐土原遼、吉井裕鷹、川真田紘也は外れることとなった。新たに加わったメンバーは、いずれも高いポテンシャルを持つ選手たちであり、日本代表のさらなる強化を目指す。

試合の詳細と放送情報

この試合は、有明アリーナで行われ、15時にティップオフ予定となっている。試合の模様は日本テレビ系列で生中継されるほか、TVerやバスケットライブを通じてオンラインでのライブ配信も行われる予定だ。ファンにとっては、現地や自宅で試合の模様を楽しむことができる貴重な機会となる。

日本代表のロスター12名

男子日本代表のロスター12名は以下の通りとなっている:

  • ジェイコブス晶(SF/203センチ/21歳/フォーダム大学)
  • テーブス海(PG/188センチ/26歳/アルバルク東京)
  • 金近廉(SF/196センチ/22歳/千葉ジェッツ)
  • 狩野富成(C/206センチ/23歳/サンロッカーズ渋谷)
  • 中村太地(PG/190センチ/28歳/島根スサノオマジック)
  • 西田優大(SG/190センチ/26歳/シーホース三河)
  • 山﨑一渉(SF/200センチ/21歳/ノーザン・コロラド大学)
  • ジャン・ローレンス・ハーパージュニア(PG/181センチ/22歳/サンロッカーズ渋谷)
  • ジョシュ・ホーキンソン(C・PF/208センチ/30歳/サンロッカーズ渋谷)
  • 川島悠翔(PF/200センチ/20歳/シアトル大学)
  • 渡邉伶音(PF/206センチ/19歳/東海大学)
  • テーブス流河(PG/184センチ/21歳/ボストン・カレッジ)

新メンバーが代表戦で果たす役割

今回新たに選出された狩野富成、山﨑一渉、渡邉伶音、中村太地は、各々が日本代表に新たな戦力を加えるべく、その能力を発揮することが求められる。特に、山﨑一渉はノーザン・コロラド大学で活躍している若手選手であり、その高さとプレースタイルが日本代表に新しい戦術的な選択肢をもたらすだろう。

また、渡邉伶音は東海大学での経験を生かし、フロントコートでの強さを発揮することが期待される。今後、これらの若手選手たちが日本代表のパフォーマンス向上にどれだけ貢献できるかが注目ポイントだ。

日本代表の今後の強化と目標

今回のオランダ戦は、男子日本代表が2025年の重要な大会に向けて強化を進めるための試金石となる。特に、若手選手の育成が進む中で、チーム全体の連携や戦術面の向上が求められる。日本代表は、今回の試合を通じて、さらに多くの試合での経験を積み、2025年に向けて準備を整えていくことだろう。

オランダとの試合を通じて、男子日本代表がどのような成長を遂げるのか、ファンとしても目が離せない展開が続く。

川村卓也、新潟アルビレックスBBと契約延長!B3での活躍と意気込みを語る

川村卓也、新潟アルビレックスBBと2025-26シーズン契約延長を発表

2023年7月6日、新潟アルビレックスBBは、元日本代表のシューティングガード・川村卓也との2025-26シーズンの契約延長を発表した。39歳を迎えた川村は、Bリーグにおいて長年の実績を誇り、今シーズンも引き続き新潟でプレーすることが決定した。

川村卓也のキャリアの軌跡

川村は岩手県盛岡市出身で、193センチ・90キロの体格を活かし、オフェンス面での圧倒的な存在感を放ってきた。彼のバスケキャリアは、2005年にオーエスジーフェニックス(現三遠ネオフェニックス)に入団したことから始まる。その後、リンク栃木ブレックス(現宇都宮ブレックス)、和歌山TRIANS、三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋(現名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)など、複数のチームで活躍し、Bリーグ開幕を迎えると、横浜ビー・コルセアーズ、シーホース三河、西宮ストークス(現神戸ストークス)でもプレーした。

特に、そのオフェンス力は圧巻であり、3ポイントシュートの精度やアシストでチームを牽引した。川村は日本代表にも選出され、国際舞台でもその実力を証明してきた。

新潟アルビレックスBBとの契約と2023-24シーズンの活動

川村が新潟アルビレックスBBに加入したのは2023年3月で、その年のシーズン途中からの加入となった。しかし、負傷の影響もあり、リーグ戦の出場はわずか2試合にとどまった。それでも、川村の存在はチームにとって大きな意味を持ち、シーズン終了後もその経験と知識は新潟の若手選手たちにとって貴重な財産となった。

2023-24シーズンは主に解説者としてBリーグに携わりながら、バスケットボール界の発展にも寄与していた。しかし、2024年にB3リーグの新潟アルビレックスBBと再び選手契約を交わし、現役選手としての道を歩み始めた。

B3リーグで見せた圧倒的なオフェンス力

2024-25シーズンのB3リーグでは、レギュラーシーズン40試合に出場し、1試合平均6.3得点を記録。特に2月1日のアースフレンズ東京Z戦では、3ポイントシュート9本を含む33得点という驚異的なパフォーマンスを披露し、健在ぶりを証明した。この試合は川村の「オフェンスマシーン」としての力強さを再確認させるものであり、新潟ファンの期待をさらに高める結果となった。

川村卓也の今シーズンにかける意気込み

今回の契約延長発表に際し、川村はクラブの公式サイトを通じてコメントを発表した。彼は、今シーズンも新潟アルビレックスBBの一員としてプレーできることに感謝の意を示し、ファンやサポーターへの感謝の気持ちを述べた。

「2025-26シーズンも新潟アルビレックスBBの一員として闘えることになりました。多くの方々に支えていただきながら、今シーズンもバスケットボールが出来ることに心から感謝しています。共に闘ってくれる皆さんと気持ちを一つにして、一つでも多くの勝ち星を重ね、より多くの方々の笑顔を生み出せるように、自分にできることを精一杯やっていきたいと思います!また皆さんにお会いできる日を楽しみにしています!」

新潟アルビレックスBBの未来への期待

川村は、新潟アルビレックスBBという歴史あるクラブにおいて、そのプレースタイルと人柄でチームを引っ張り続けていくことを誓った。チームは、川村を中心に、今後もさらなる成長と成果を目指して戦っていくことが期待されている。

新潟アルビレックスBBは、川村の経験とスキルを活かし、B3リーグでの活躍にとどまらず、Bリーグ昇格を目指して全力を尽くすことでしょう。川村が新たなシーズンにどういったプレーを見せてくれるのか、ファンたちの期待が高まるばかりだ。

「負けたくない」…21歳の湧川颯斗、日本代表デビュー戦は「空回り」も同世代から刺激

21歳の湧川颯斗、日本代表デビュー戦の思いと苦い経験

2025年7月5日、東京の有明アリーナで行われた「日本生命カップ2025(東京大会)」では、男子日本代表(FIBAランキング21位)がオランダ代表(同54位)と対戦しました。平均年齢24歳という若手主体の日本代表は、試合終盤にオランダに逆転を許し、最終的に70-78でタイムアップとなりました。

試合の経過と湧川のデビュー

この試合では、8月5日に開幕する「FIBAアジアカップ2025」に向けた活動が始まった日本代表の新戦力として、21歳の湧川颯斗(三遠ネオフェニックス)が初めて代表デビューを果たしました。湧川は第1クォーター残り3分42秒に登場し、その後も第3、第4クォーターに出場し、約10分間のプレータイムを得ました。

若い選手が多く揃った日本代表にとって、この試合は新たなスタートを切る機会でした。湧川の出場はその象徴的な瞬間でもありました。試合を通じて、彼の成長とともに、チーム全体の若返りが進んでいることを感じさせました。

湧川颯斗のデビュー戦の手応えと反省

試合後、湧川は「うーん、手応えというのはあまりないです」と苦笑いを浮かべながら、理想通りのプレーができなかったことを悔しがりました。デビュー戦では、持ち味である縦へのドライブからシュートを試みるも、体勢を崩してシュートを決めきれず、思うような結果を出すことができませんでした。

「緊張はあまりしなかったですけど、”やってやろう”という気持ちが強すぎて空回りしてしまいました」と、湧川は自己分析。彼はさらに「もっと強くいけば、いいフィニッシュができたのかもしれません。この経験を次につなげないといけません」と、次回への課題を口にしました。

試合終盤でのアピールチャンス

試合の終盤、湧川には最後のアピールのチャンスが訪れました。第4クォーター残り1分55秒、再びコートに戻った湧川は迷わず3ポイントシュートを放ちましたが、これは外れました。それでも、次の攻撃ではドライブでゴール下に切り込み、冷静にコーナーに待っていたジェイコブス晶(フォーダム大学)にアシストを決めました。さらに、試合終了間際にはエンドラインからのスローインで、テーブス流河のパスからゴール下でバスケットカウントを奪うことに成功しました。

最終クォーターで湧川は2得点と1アシストを記録しましたが、試合後には「よかったとは思いますけど、全体的に見ればあまり良くなかったと思っています。最後がよくても全体を通していい選手でなければいけないので、そこは課題です」と反省の言葉が続きました。

同世代の仲間とのライバル関係

湧川とともにプレーした同世代の選手たちは、彼にとって良きライバルでもあり、戦友でもあります。オランダ戦でともにプレーした川島悠翔(シアトル大学)とジェイコブス晶は、湧川と同じく「FIBA U19バスケットボールワールドカップ2023」で男子史上初のベスト8入りを果たしたメンバーであり、共に成長してきた仲間たちです。

湧川は、川島について「悠翔は中学生の頃から知っていて、高校で一緒にプレーしてきたなかで、A代表でも一緒にできることは本当にすごいことだと思っていますし、自分も負けていられない」と語ります。そしてジェイコブス晶については、「晶はパリオリンピックからずっと代表に残っているメンバーの1人ですし、ポジションは違うけど、同い年として負けたくない。晶に関してはライバルのような感じで見ています」と、ライバル心を滲ませました。

これからの課題と目標

今回の試合で得た経験を通じて、湧川は「次のステージに進むために、今日の経験をしっかりと活かさないといけません」と言います。アジアカップのメンバー入りを目指し、そして代表として定着するためには、一日一日が勝負となります。若き代表選手として、湧川にとって今後の努力と挑戦が続きます。

湧川は、他の選手と比較しても特にフィジカル的には恵まれた選手で、身長194センチという高さとともに、アスリートとしての運動能力も高いです。この試合での経験が、今後の成長を加速させる材料となるでしょう。次のアジアカップに向けて、さらなる進化が期待されています。

ホーバスHCの期待と未来への展望

ホーバスヘッドコーチは試合後、「若いメンバーにとって必要な経験になった。ウチの 旅 、始まったような感じです」と、今回の試合を次のフェーズへのスタートとして位置づけています。若いメンバーたちが多く活躍したこの試合は、日本代表にとって新たな始まりであり、湧川颯斗にとってもこれからの成長への大きな一歩となるでしょう。

今後、湧川はどのように成長していくのでしょうか。特に代表の中心となるためには、試合中にどう自分の特徴を活かし、相手に対して効果的にプレーするかが重要になります。得点力、プレーメイキング能力、ディフェンスと、バスケットボール選手として多面的な成長が求められます。

まとめ

湧川颯斗の日本代表デビュー戦は、結果としては苦いものでしたが、同世代のライバルたちと共に戦い、貴重な経験を積むことができたのは間違いありません。これからのアジアカップに向けて、彼の成長に期待が寄せられています。若い力が集結した日本代表にとって、この試合は未来への大きな礎となることでしょう。

湧川にとって、今後はその成長をしっかりと確認しながら、一試合一試合を大事にし、次の挑戦に向けて力強く前進することが求められます。日本代表の未来は、湧川のような若い力にかかっていると言っても過言ではありません。

【Bリーグ/神戸ストークス】GLION ARENA KOBE元年で加速――川辺泰三体制と大型補強でB1回帰ロードを描く【Bリーグ/B2西地区】

ニュース概要

神戸ストークスが、2025-26シーズンに向けて体制と環境の両輪を一新した。新本拠地GLION ARENA KOBE(収容10,168人)の本格稼働、川辺泰三ヘッドコーチ就任、そして寺園脩斗・笹倉怜寿・八村阿蓮・木村圭吾・アイザック・バッツらの的確な補強で、クラブはB1回帰を見据えた「勝てる土台」づくりを加速させている。開幕節は10月4〜5日の福井戦を連勝で飾り、5日には大阪・関西万博会場での大規模ライブビューイングも実施。観客動員の伸長とコート上の再現性向上を同時に狙う、競技×事業の両面強化が今季のキーワードだ。本稿では、クラブの歴史と転機、ロスターと戦術、競合との比較、そしてB1復帰への現実的なロードマップを、データと事例を交えながら解説する。

背景と経緯

2011年に「兵庫ストークス」として船出したクラブは、2015年に「西宮ストークス」へ、そして2023年に神戸へ移転し現名称神戸ストークスとなった。Bリーグでは2016-17にB2優勝と昇格を果たすも、翌2017-18はB1で苦戦して1年で降格。以降はB2でプレーオフ常連の座と浮き沈みを繰り返し、2024-25は25勝35敗(西6位・全体10位)とクラブの2部最低勝率を更新。勝敗面で苦渋を舐める一方で、神戸移転後は動員が右肩上がりとなり、B2最多入場者数記録を複数回更新した。2025年に開業したGLION ARENA KOBEの存在は、「ホームアドバンテージの最大化」において決定的な意味を持つ。

2025-26は川辺泰三の新体制で再スタート。チームカルチャーを「ストークスプライド(ボールプレッシャー/リバウンド・ルーズボール/ポジションファイトとオンコート・トーク)」と再定義し、守備の強度と球際の執着を明文化した。編成面では、八村阿蓮のフィジカルと万能性、寺園脩斗笹倉怜寿のボールハンドリング、木村圭吾のスコアリング、そしてアイザック・バッツのリム・プレゼンスを軸に「サイズ×遂行力×意思決定」の三位一体で勝ち筋を描く。

選手・チームのプロフィール

クラブの輪郭

  • 所属:B2西地区
  • アリーナ:GLION ARENA KOBE(収容10,168)。アクセス性と視認性を両立した都市型アリーナで、演出とホスピタリティの両輪が強み。
  • チームカラー:グリーン/ブラック。スローガン「ALL GREEN」の文脈を基盤に、2025-26は「STORKS PRIDE -You Show Up!!-」で競争姿勢を可視化。
  • 運営:株式会社ストークス。親会社はスマートバリュー。地域施策「STORKS CONEST」や、プレシーズン興行「KOBE RISING」を通じて市民接点を拡張。

ロスターの中核(2025-26)

  • G:寺園脩斗(1.71m)、笹倉怜寿(1.87m)、野溝利一(1.65m)。ギャップ創出/終盤の意思決定/P&Rのテンポ管理が役割。寺園はスモールでも齟齬の少ないハンドラー、笹倉はサイズと守備のスイッチ対応が魅力。
  • ウィング:木村圭吾(1.88m)、道原紀晃(1.78m)、中島三千哉(1.79m)、金田龍弥(1.95m)。ペリメータの重力+連動カットでハーフコートに潤滑を与える。
  • フォワード:八村阿蓮(1.98m)、ラウル・アルキンズ(1.96m)、ヨーリ・チャイルズ(2.02m)。スイッチ守備・強度・ミスマッチ狩りの三拍子。八村はフェイスアップとミドルでの打開力が鍵。
  • センター:アイザック・バッツ(2.08m)。スクリーンの角度とロールの深さでペイントを制圧し、DREBで1ポゼッション完結力を供給。

年齢構成はベテランの経験値とU25の伸びしろが適度に混ざり、「計算できるコア+変数」のバランスが良い。川辺HCのカルチャー設計と親和性が高く、守備ルールの遵守で勝率の分散を抑えられる構図だ。

試合・出来事の詳細

開幕節連勝と「ホームの作法」

10月4〜5日の福井戦は、新加入勢が躍動して2連勝。トランジションのトーンを抑え、ハーフコートでの最短距離のアドバンテージ確保(ドラッグスクリーン、アーリーシール、ショートロール→0.5秒の意思決定)が機能。終盤は寺園と笹倉の時間帯分けでターンオーバーを管理し、バッツのDREBから2次加速で追加点を重ねた。5日のゲームは夢洲・万博会場でのライブビューイングを併催し、「会場外での同時体験」という新たな導線を設けたのも注目点だ。

2024-25の反省と、2025-26のアップデート

昨季は29→25勝へと後退し、9連敗や故障連鎖で再現性が崩れた。特に課題は「失点の質」で、セカンドチャンスとファウル由来の失点が重なり、接戦の勝ち切り率を下げた。今季はバッツの合流で1stポゼッション完結率が上がり、ウィングのスイッチ守備で相手の1stアクション遅延が可能に。八村とアルキンズのサイズ・機動力によって、相手のショートクロックを強要できる。

他事例との比較・分析

1) B2西地区のゲームモデルと対抗軸

西地区はサイズ・遂行力・ハーフコートの均質性が高く、拮抗試合が多い。神戸はそこに対し、「守備の規律化 × ペイントタッチの回数増」で勝ち筋を設計する。ディープドロップに対してはショートロールの0.5秒判断、スイッチに対してはインサイドのアーリーシールとウィークサイドの45度リフトでヘルプの判断を難しくする。守備はICE弱サイドのタグを徹底し、トランジション抑制→ハーフコート勝負に誘導する。

2) アリーナ移転・新設のベンチマーク

国内外のバスケ市場で、新アリーナ元年は平均入場者・物販・スポンサー露出が伸びやすい。鍵は「再訪動機の設計」だ。座席快適性、導線、演出、音響、飲食、モバイル体験(チケレス/モバイルオーダー/ポイント連動)、ファミリー施策、そして勝率。GLION ARENA KOBEのキャパ10,168は、平均稼働率×単価×来場頻度の最適化で、B2水準を超える収益ポテンシャルを持つ。神戸はKOBE RISINGなど独自イベントで非試合日も人を呼べる「目的地化」を狙える。

3) 人件費と競争力の相関――中期の最適化

昇格争いは往々にして人件費=勝率の相関が高いが、全てを上積みするのではなく、国内枠の再現性外国籍のフィットの総合で「1勝あたりコスト」を抑えるのが肝。今季の神戸は寺園+笹倉のボール保持力八村・アルキンズのサイズバッツのリム制圧“相性”の良いパーツを選べている。これにより、終盤の「異常値に頼る勝ち方」から「積分的に勝ち切る」スタイルへ移行できる。

今後の展望とまとめ

短期KPI(今季)

  • ディフェンス:相手の2ndチャンスポイントFT由来失点の抑制。バッツのDREB%最大化と、八村・チャイルズの外→中のスクラムでボールに群がる。
  • オフェンス:ペイントタッチ回数FT獲得率の継続的増加。寺園のペースコントロール、笹倉のサイズミスマッチ活用でクラッチの選択肢を明確化。
  • ホームアドバンテージ:平均稼働率の引き上げと顧客生涯価値(LTV)の最大化。ライブビューイングやファミリー施策とのセットで来場頻度を増やす。

中期ロードマップ(2〜3年)

U25の成長曲線(木村・中島・金田・野溝)をローテに組み込み、「守備の自前化」を推し進める。ドラフトや特別指定でウィング守備×ショットのプロスペクトを継続的に補給し、外国籍の役割特化で上振れを狙う。編成の柔軟性を維持できれば、B1昇格後の戦線維持も視野に入る。

リスクと代替プラン

  • 故障リスク:ガードの稼働率低下は致命的。二重系(寺園×笹倉)運用に加え、オンボールを八村・アルキンズに一時移譲するセットを常設。
  • 勝ち切り力:クラッチの意思決定にブレが出た場合、ATO(タイムアウト後)のセットとSLOB/BLOBの成功率で短期補正。
  • 動員回帰:“初モノ効果”の剥落に備え、リピーター施策を積層。デジタル会員の段位制度、非試合日開放、地域連携の常設化で日常的接点を増やす。

結論

神戸ストークスは、GLION ARENA KOBEを舞台に、川辺泰三体制のカルチャー浸透と的確な補強で、「守備の規律×ペイントタッチ×ホームの作法」という明快な勝ち筋を手に入れた。B2西地区の均衡を割るには、細部の積分がすべてだ。球際、トーク、ポジショニング──ストークスプライドが1点を動かす。今季の神戸は、B1回帰ロードを現実のものにできるか。この記事が観戦計画や議論の起点になれば幸いだ。気になるポイントやデータの深掘りを共有し、#神戸ストークス とともにこの新時代を追いかけよう。

富樫勇樹(Bリーグの顔・キャリアと進化を徹底解説!日本代表PGの軌跡と未来)

富樫勇樹とは?—小さな体に秘めた日本バスケ界の司令塔

1993年7月30日、新潟県新発田市に生まれた富樫勇樹は、日本バスケットボール界を代表するポイントガード(PG)として、長年にわたりその名を轟かせてきました。身長167cmという小柄な体格ながら、精密なパス、抜群のスピード、そして高精度のアウトサイドシュートを武器に、国内外での実績を積み上げています。現在はBリーグ・千葉ジェッツふなばしに所属し、日本代表でも不動の主将としてチームを牽引しています。

幼少期から高校時代—アメリカで鍛えた 世界基準 のスキル

小学生時代からバスケに親しみ、中学では全国大会優勝の実績を持つ富樫は、15歳でアメリカ留学を決意。メリーランド州の名門「モントローズ・クリスチャン高校」に進学し、NBA選手を多数輩出する環境で技術を磨きました。高校卒業後は大学進学の道を選ばず、プロ選手としてのキャリアをスタートします。

秋田でのプロデビュー—bjリーグで開花した才能

2012-13シーズン、bjリーグの秋田ノーザンハピネッツに入団。デビュー戦でダブルダブルを達成するなど、即戦力として注目されました。2013-14シーズンにはアシスト王とベストファイブに選出。プレーオフ進出にも大きく貢献し、国内トップレベルのポイントガードとしての地位を確立しました。

アメリカ挑戦—NBAサマーリーグで沸かせた 小さな侍

2014年にはダラス・マーベリックスのNBAサマーリーグに出場。11分間で12得点を挙げ、現地メディアにも取り上げられました。その後、NBA下部組織のテキサス・レジェンズに所属。25試合に出場しましたが、度重なるケガによりアメリカでのプレーは一時終了します。

千葉ジェッツ時代—国内最強PGとしての地位を不動に

2015年、NBLの千葉ジェッツ(現・Bリーグ)と契約。2016年のBリーグ発足後は、初代オールスターMVPやMVP(2019年)、アシスト王、月間MVPなど数多くのタイトルを獲得しました。2023-24シーズンには東アジアスーパーリーグで優勝し、自身もMVPを受賞しています。

日本代表としての活躍—東京五輪、そしてパリへ

富樫は2011年以降、継続的に日本代表に選出され、2021年の東京五輪では主将を務めました。2023年FIBAワールドカップでは、日本をアジア1位に導き、パリ五輪の出場権を獲得。精神的支柱としてもチームを支え続けています。

身長167cmの奇跡—技術と意志が生むプレースタイル

低身長というハンディキャップを克服するため、富樫はスピードと判断力を磨き抜きました。的確なピック&ロール、スクープショット、そして3ポイントシュートなど、多彩なスキルを駆使して攻撃を演出。守備でも屈強な外国人選手に対抗するための筋力強化を重ね、Bリーグでの最多3P成功数・アシスト数記録を更新し続けています。

これまでの栄光—記録と受賞歴の数々

  • BリーグMVP(2019)
  • Bリーグベストファイブ8回(2017〜2024)
  • Bリーグオールスター選出9回(2017〜2025)
  • 東アジアスーパーリーグMVP(2024)
  • 天皇杯MVP3回(第94、98、99回)
  • 日本人初のBリーグ1億円プレーヤー(2019)
  • 通算3P成功数・アシスト数でBリーグ最多記録保持

今後の展望—日本バスケをけん引する象徴

31歳を迎えた今もなお進化を続ける富樫勇樹。若手の台頭が続くBリーグにおいて、そのプレースタイルは次世代選手たちに大きな影響を与えています。彼のリーダーシップと経験は、国内外問わず日本バスケットボール界のさらなる飛躍に欠かせない存在です。今後の代表活動やクラブでの活躍に注目が集まっています。

U19女子ワールドカップ日本代表メンバー発表|堀内桜花・白石弥桜らが参戦、注目はチェコ戦

U19女子日本代表が正式発表、注目はWリーグ勢の選出

2025年7月4日、日本バスケットボール協会は「FIBA U19女子ワールドカップ2025」に出場する女子U19日本代表の最終メンバーを発表しました。今大会はチェコ・ブルノで開催され、12日より開幕。国内外から注目が集まる中、選出された12名の中には、Wリーグ所属の堀内桜花(シャンソン化粧品)と白石弥桜(デンソーアイリス)の2名が含まれています。

代表チームは発表直後から国内合宿を開始。7月12日深夜(日本時間)には開催国チェコとの開幕戦を迎えます。

Wリーグからの期待の2選手、堀内と白石

今大会において特に注目されるのが、Wリーグから唯一の参戦となった堀内桜花と白石弥桜の存在です。ガードポジションでスピードと判断力に優れる堀内は、昨年のU18女子アジアカップでも好パフォーマンスを披露。一方、センターの白石は184センチの高さとフィジカルを兼ね備えたプレーヤーであり、ゴール下での存在感が光ります。

この2名はすでにトップリーグでの経験を積んでおり、若い世代の代表チームにおいてもリーダーシップが期待されます。

大学生主体のメンバー構成|各ポジションにバランス

今回選出された残り10名はすべて大学生で構成され、東小姫(白鷗大学)、鈴木花音(筑波大学)、松本莉緒奈(関西外国語大学)らが名を連ねています。ポジション別にはガード3名、フォワード6名、センター3名とバランスの取れた布陣で、どの局面でも安定したプレーが可能なメンバー構成となっています。

以下は、発表された12名の詳細なロスターです。

FIBA U19女子ワールドカップ2025 日本代表メンバー

  • #6 後藤音羽(F/178cm/東京医療保健大学1年)
  • #7 東小姫(F/177cm/白鷗大学2年)
  • #9 伊藤知里(F/170cm/白鷗大学1年)
  • #10 鈴木花音(F/174cm/筑波大学2年)
  • #11 堀内桜花(G/167cm/シャンソン化粧品)
  • #22 清藤優衣(F/174cm/白鷗大学1年)
  • #27 曽根妃芽香(G/159cm/拓殖大学2年)
  • #28 松本莉緒奈(F/175cm/関西外国語大学2年)
  • #30 白石弥桜(C/184cm/デンソーアイリス)
  • #34 メンディーシアラ(C/182cm/東京医療保健大学1年)
  • #57 阿部心愛(F/175cm/早稲田大学1年)
  • #61 深津唯生(C/179cm/東京医療保健大学1年)

大会の概要と日本のスケジュール

FIBA U19女子ワールドカップ2025は、7月12日から20日にかけてチェコ・ブルノで開催されます。出場16カ国が4つのグループに分かれて予選を戦い、その後トーナメント方式で順位を争います。

日本はグループDに所属。FIBAガールズランキング2位のスペイン、開催国チェコ(同16位)、アルゼンチン(同31位)と同組となっており、初戦からハードな戦いが予想されます。

グループD:日本の対戦予定

  • 7月12日(土)24:30 vs チェコ
  • 7月13日(日)24:00 vs スペイン
  • 7月15日(火)24:30 vs アルゼンチン

日本は現在世界ランキング6位であり、過去最高成績は2017年大会の4位。直近の大会では6位に終わりましたが、今大会では新戦力とWリーグ経験者の融合により、上位進出が期待されます。

注目は堀内と白石の連携とリーダーシップ

代表経験豊富な堀内のゲームコントロール力と、白石のインサイド支配力は、大会を通じて大きな鍵となるでしょう。特に守備の局面でのリバウンドとトランジションへの移行、そしてターンオーバーからの速攻展開において、この2人のプレーが勝敗に直結すると見られます。

加えて、大学生たちがどれだけ実戦経験を積めるかも重要です。タフなグループリーグを通じてチーム力が一段と高まれば、決勝ラウンドでの躍進も夢ではありません。

最後に|目指すはベスト4以上の快挙

過去大会を上回る成績を狙うU19女子日本代表。初戦のチェコ戦で勢いをつけ、続く強豪スペインとの試合で善戦することができれば、決勝トーナメント進出に向けて弾みがつきます。

日本の若き力と経験の融合が、世界の舞台でどのような結果を生むのか。Wリーグの堀内・白石を中心とした今大会の挑戦から目が離せません。

【高校バスケ】福大大濠、控え選手の奮闘で国際大会から成長の兆し──インターハイへ向けた収穫と課題

福大大濠、初の国際大会で経験を積みインターハイへ照準


福岡大学附属大濠高校男子バスケットボール部(以下、福大大濠)が、シンガポールで開催された「NBAライジングスターズ・インビテーショナル」に参加し、大きな経験と課題を得て帰国した。同大会は、アジア太平洋地域の11カ国の高校生チームが集結し、NBAが主催した初の国際大会として注目を集めた。

日本からは福大大濠と京都精華学園(女子)が出場。福大大濠は、準決勝で韓国の龍山高校に65-75で敗退したものの、控え選手の奮闘や戦術的対応など、多くの収穫を得る大会となった。

韓国の強豪に挑んだ準決勝、見えたディフェンス戦術の成果


準決勝の相手は、後に初代チャンピオンとなる龍山高校。福大大濠は、ゾーンとマンツーマンを使い分けるチェンジング・ディフェンスで挑み、序盤は優れた対応力を見せた。片峯聡太コーチは「前半はほぼ計算通り。チェンジングディフェンスが機能し、落ち着いて試合を進められた」と語る。

しかし、後半に入ると龍山のゾーンディフェンスがアグレッシブさを増し、福大大濠の攻撃は停滞。試合の鍵を握った韓国の22番選手には、ショートコーナーから何度も攻撃の起点を作られ、最終的には10点差で敗れた。

榎木璃旺の積極性に手応え、今後の成長に期待

ポイントガードの榎木璃旺は、ゾーン相手にも積極的なシュートとプレーメイクで存在感を示した。片峯コーチは「強気で打ち切ってくれたのは大きな収穫。ゾーン攻略にはシュート力が必要。そこから展開を準備する力が今後の鍵」とコメントし、今後のステップアップに期待を寄せた。

主力不在でも躍動した控え選手たち

大会には、得点源の本田蕗以が体調不良で欠場。さらに櫻井照大と白谷柱誠ジャックがU16日本代表活動に参加しており、ベストメンバーでの出場は叶わなかった。そんな中、控え選手たちが実力を発揮した。

特に村上敬之丞は、アグレッシブなドライブと3Pで攻撃の起点に。「ドライブの強さ、意思は素晴らしい。判断力の向上が今後の鍵」と片峯コーチは評価する。一方で、大事な場面でのターンオーバーには改善が必要と指摘した。

もう1人の注目株、栗原咲太郎もランプレーやスリーポイントで好パフォーマンス。守備力への課題を残しながらも、「攻守両面での働きができれば戦力になる」と評価を得た。

チーム力の底上げとコミュニケーション力の課題

「今大会は控え選手たちに経験を積ませるのが目的だった」と語る片峯コーチ。村上や栗原らの台頭に加え、他の選手たちも実戦の中での対応力を試された。だが、全体としては「コミュニケーションの課題」が浮き彫りに。

「プレーのミスは仕方がないが、声かけで防げるケアレスミスは減らすべき」とし、今後2~3週間での修正に意欲を示した。

インターハイへ向けた準備と展望


昨年は地元・福岡で開催されたインターハイでベスト4にとどまった福大大濠。今大会で得た課題と収穫を手土産に、今年こそ日本一を目指す準備が着々と進んでいる。

「大会での経験が、チームとしての成熟に直結する」と語る片峯コーチ。主力の復帰も見込まれる中で、控え選手たちの台頭と融合がチーム力を一段と押し上げるだろう。

今後は課題であるコミュニケーションの精度向上、ゾーン対策の洗練、そしてガード陣の判断力強化など、より高次元の完成度が求められる。全国の強豪がひしめくインターハイで、福大大濠が真価を発揮する日も近い。

まとめ:控えの成長がチームを進化させる


今回の国際大会は、福大大濠にとって主力不在というハンディの中、控え選手たちが経験を積む貴重な機会となった。それぞれが与えられた役割を果たし、個人として、そしてチームとしての成長を実感できた大会である。

この経験が、全国の舞台でどう花開くか。控えから主力へ、脇役から主役へと進化を遂げた選手たちの姿に注目が集まる。2025年のインターハイでは、今度こそ「頂点」という結果で、その成長を証明してほしい。