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女子日本代表がフィリピン撃破でアジア杯2連勝!髙田真希&薮未奈海の3Pショーで豪州戦へ前進

FIBA女子アジアカップ2025|日本代表がフィリピンを下しグループ2連勝

2025年7月14日、中国・深圳で開催されている「FIBA女子アジアカップ2025」予選ラウンド第2戦にて、女子日本代表(FIBAランキング9位)が女子フィリピン代表(同44位)を85−82で下し、開幕から2連勝を飾った。

この試合で躍動したのは、キャプテン・髙田真希とデンソーアイリス所属の薮未奈海。ともに5本の3ポイントシュートを沈め、攻守においてチームを牽引。髙田が20得点、薮が15得点を記録するなど、 外角からの爆発力 で勝利を手繰り寄せた。

スタートから得点ラッシュ|主導権を握った日本代表の爆発力

試合は序盤から一進一退の点の取り合いに。先発は田中こころ(ENEOS)、今野紀花(デンソー)、馬瓜ステファニー(スペイン・サラゴサ)、髙田真希(デンソー)、渡嘉敷来夢(アイシン)という経験豊富な布陣。

第1クォーターから全員が得点に絡むバランスの良さを見せ、終盤には13−0のランで一気に突き放す。10分終了時点で31−20と11点のリードを奪い、流れを完全に掌握した。

ベンチから出場した宮澤夕貴(富士通)、薮未奈海(デンソー)、星杏璃(ENEOS)、東藤なな子(トヨタ紡織)らも躍動し、層の厚さを証明した。

髙田真希のベテランらしい安定感と薮未奈海の連続3P

第2クォーターはリードを保ちながら髙田の 4本目 となる3ポイントで一気に19点差に。ターンオーバーからの連続失点でリズムが崩れかけたが、ここで薮未奈海が2本連続の3ポイントを沈めて再び主導権を取り戻す。

前半終了間際にはオコエ桃仁花(ENEOS)が得点を決め、57−41と16点リードでハーフタイムに突入。主力と若手が融合した理想的な展開となった。

渡嘉敷や栗林も加点|全選手得点の理想的ローテーション

後半に入ると渡嘉敷の3Pや川井麻衣(デンソー)、宮澤のジャンパーなど得点の幅がさらに拡大。残り1分7秒からは薮が再び2本連続でロングレンジを決め、リードを20点差に広げる場面も。

第4クォーター開始2分41秒には栗林未和(東京羽田)がジャンプシュートを沈め、ベンチメンバー含めた全選手がスコアに貢献。ローテーションの完成度も光った。

最終盤はフィリピンの猛反撃を受け、点差は詰められたものの85−82でリードを守りきり、貴重なグループ2連勝を飾った。

3Pシュートで流れを変えた髙田と薮|勝負を決めた 外の力

この試合のMVP級の活躍を見せたのが、髙田真希と薮未奈海。ともに3P5本成功というスタッツは、近年の女子日本代表が志向する「ペース&スペース」バスケの象徴とも言える。

髙田は内外両方で得点が取れる万能型であり、3ポイントを確実に沈めることで相手ビッグマンを外に引き出し、インサイドのスペースを作る役割も果たした。

一方の薮は 第2の火力 として終盤の流れを完全に日本へ引き寄せる役割を果たした。得点以外にもディフェンスやボールムーブへの意識も高く、ホーバスHCからの信頼も厚い。

若手とベテランの融合が進む日本|戦術理解度の高さも鍵

日本代表はここまでの2試合でレバノン、フィリピンを下し2勝0敗。いずれもスタートダッシュでリズムを作り、終盤の粘りで逃げ切る展開となっている。

特徴は「1人に依存せず、複数選手が得点できるバランスの良さ」にある。髙田や渡嘉敷、宮澤らベテランが要所で安定感を見せつつ、田中こころや東藤なな子といった若手が要所で起点となる場面も増加。試合ごとに成長の兆しが見える。

また、全体の戦術理解度が高く、トランジション、スペーシング、ヘルプディフェンスにおいて連動が取れている点も、世界と戦う上での大きな強みだ。

次戦は最大の山場、オーストラリアとの直接対決へ

日本代表の次なる対戦相手は、FIBAランキング3位の強豪・オーストラリア。7月15日に行われるこのグループ最終戦は、準決勝進出を左右する重要な一戦となる。

勝利すればストレートでの準決勝進出。敗れた場合は他グループ2位とのプレーイン(決定戦)に回るため、できる限りストレート進出を狙いたいところだ。

鍵となるのは、「サイズで勝る相手にどれだけ外角で崩せるか」。髙田・薮の3P、田中・今野のウィング展開、渡嘉敷のミドルなど、あらゆるパターンでのスコアリングが求められる。

まとめ|着実に進化を遂げる ホーバスジャパン 、真価は次戦にあり

FIBA女子アジアカップ2025、ここまで2戦2勝。日本代表はベテランと若手の融合、そしてトム・ホーバスHCの戦術の浸透により、明らかに完成度を高めてきている。

3Pシュート成功数、全選手得点、ローテーションの多彩さ──どれをとっても「世界に通用するチーム」への進化が見て取れる。

次戦オーストラリアとの一戦は、その真価が問われる試金石だ。アジアカップ制覇、そしてパリ五輪、さらにはその先のW杯に向けて──
今大会は 現在地 と 未来 を測る最高の舞台となる。

篠山竜青×辻直人が語る日本代表の推し選手と課題|アジアカップ直前インタビューで見えた未来の鍵

ABEMA解説者・篠山竜青×辻直人が語る「代表の現在地と未来」

2025年8月に開幕を控える「FIBAアジアカップ2025」。日本代表の選考と強化が着実に進む中、新しい視点から注目を集めているのが「元日本代表コンビ」によるABEMA解説だ。

篠山竜青と辻直人。かつての日本代表の司令塔とシューターコンビが、解説席でも抜群のケミストリーを披露しながら、新生日本代表を鋭く、時にユーモラスに語る。このコンビが日本生命カップ2025・日本代表vsオランダ代表の直前に行ったインタビューでは、解説者としての視点から「日本代表の推し選手」「呼んでほしい未招集選手」「今必要な人材」まで、濃密な見解が飛び出した。

不安と期待が交差した初コンビ解説

篠山と辻が揃って解説に挑んだのは今回が初めて。オファー当初の心境について、辻は「大丈夫かな…と不安の方が大きかった」と振り返り、篠山も「自分たちへのハードルが勝手に上がっていた」と苦笑いしたという。

だが、互いの解説スタイルについてはお互いに称賛。辻は篠山について「聞いていて そうそう と納得できる分かりやすさ」、篠山は辻について「IQが高く、ふざけてるように見えて的確」と語り、信頼感がにじみ出る。

両者ともに「選手目線で寄り添う」「現役感覚を伝える」ことを意識しており、彼らならではの立場が、新しい解説スタイルを築いている。

アジアカップ日本代表への期待| 勢い と サイズ が鍵

新生日本代表の選考について、両者は「若返り」「海外組の増加」「勢いのあるBリーガーの抜擢」といったキーワードを挙げる。特に注目されたのは、テーブス海の弟であるテーブス流河や、かつて明成高校で話題を集めた山﨑一渉などの新顔だ。

辻は「 こんな選手いたのか と驚くほどバリエーション豊か」と称賛。篠山も「B2の中村太地選手のように、カテゴリー関係なく 勢い で選ばれているのが面白い」と語った。

また、近年は日本代表の課題とされてきた「サイズ不足」についても改善が見られ、トム・ホーバスHCのバスケットを遂行できるメンバーが揃ってきていると評価する。

未招集の逸材 たち|2人の解説者が本気で推す候補選手とは

──もし、今の代表に 呼んでほしい と思う未招集選手は?
この質問に対し、両者からは以下の名前が挙がった。

  • 米須玲音(川崎)…「パスセンスは抜群。司令塔としての成長が楽しみ」(篠山)
  • 山内ジャヘル琉人(川崎)…「身体能力と1on1のディフェンス力が高く、外国籍選手にも対応できる」(篠山)
  • 脇真大(琉球)…「Bリーグファイナルでの爆発力。外角精度が高まれば代表向き」(辻)
  • 小川敦也(宇都宮)…「ドライブでペイントタッチを作れるクリエイター。国際舞台で見たい逸材」(辻)

なかでも小川は、篠山・辻の両者が「絶対に代表で試してほしい」と意見が一致。高さ、ドライブ力、プレーメイク能力のバランスにおいて、「日本代表に新しい風を吹かせる存在」として高評価を得ている。

今の代表に 必要な人材 とは?ハンドラー&ビッグマンが急務

ポジション的な課題について問われた際、両者の見解は一致した。「必要なのはハンドラーとビッグマン」ときっぱり。

篠山は「河村勇輝がメインハンドラーとして定着しつつあるが、逆サイドにももう1人起点を作れる選手が必要」と説明。また、ジョシュ・ホーキンソンが38分以上出場している現状を危惧し、「日本人ビッグマンの台頭が急務」と語る。

辻も同意しつつ、新たに代表に加わった狩野富成(長崎)のフィジカルに驚きを示す。「金髪にしたら川真田選手と間違えるくらい体格が似てる(笑)。そんな選手がいたことにもびっくり」と語り、今後の台頭に期待を寄せた。

アジアカップを 強化の場 と捉える2人のリアルな視点

アジアカップは、日本代表にとって「結果を求められる大会」であると同時に、「新戦力発掘の場」でもある。この点について、2人はともに「今後に向けた トライアウト 的意味合いが強い」と分析する。

篠山は「代表入りを目指す若手たちが公式戦で経験を積む機会は大きい」とし、結果よりも成長と経験値を重視するスタンスを示した。辻も「新戦力の 試験的起用 の場として非常に貴重」とコメントし、結果と育成のバランスを重要視している。

まとめ|元代表だからこそ語れる、現代表へのリアルな 愛 と 希望

今回のインタビューは、元代表選手という立場から、現日本代表の未来を真剣に見つめる バスケ愛 にあふれた内容となった。篠山竜青と辻直人がABEMA解説者として担う役割は、単なるマイク越しの仕事ではなく、次世代への「継承」とも言えるだろう。

推し選手の紹介だけでなく、「なぜ今このタイプが必要なのか?」「この選手はどこでフィットするのか?」といった視点は、現役プレイヤー/OBだからこそ語れる貴重な知見だ。

アジアカップ2025、そしてその先のFIBAワールドカップやオリンピックに向けて──
「バスケ解説」が バスケ文化 を育てる時代が、いま始まっている。

Bリーグが描く 地域共創 の未来──『バスケACTION』が示した社会貢献の新フェーズとは

バスケで地域を動かす──Bリーグの新たな挑戦『バスケACTION』とは

2024年7月14日、Bリーグが主催するナレッジ共有会が都内で開催された。テーマは『B.LEAGUE Hope × 日本生命 地域を元気に!バスケACTION』。この社会的責任活動は2021年よりスタートし、2024-25シーズンからは サステナビリティパートナー として日本生命が全面協力する形で再始動した。

単なるCSRの枠を超え、36クラブが主体となって地域と向き合うこの取り組みは、 コートの外 でバスケットボールが果たすべき役割を再定義するものだ。

地域課題をスポーツで解決する──各クラブの実践事例

共有会では、各クラブが自らの地域で取り組んできた事例を発表。それぞれが地元特有の課題に対し、バスケットボールという共通言語を活かした斬新なアプローチを披露した。

■ベルテックス静岡:人口減少に 絆 で対抗

静岡市は、人口減少率が全国ワースト2位という重大な局面を迎えている。ベルテックス静岡はこの課題に正面から取り組んだ。観戦招待を通じ、転入者など市外出身者との接点を創出。

単なる チケット配布 にとどまらず、「50点目を決める選手を当てるクイズ」やスマホを使ったフリースローチャレンジなど、家族連れやライトファンにも楽しめる工夫を施した。さらに、日本生命の営業職員との連携により、招待客へのフォローアップを実施。

この丁寧なアプローチにより、単発の招待から継続的な来場者を生み出す 地域好循環 を形成した。

■茨城ロボッツ:心のバリアフリーを広げる ハブ に

茨城ロボッツは、特別支援学校の校長からの要望を起点に、「子どもたちが活躍できる場」を提供するプロジェクトを始動。従来の「訪問型の支援」から、「共創型の社会貢献」へと舵を切った。

彼らの取り組みは、水戸市内での『まちなかバリアフリーマップの作成』と『車いすバスケ体験会』。医療法人や大学、NPOなど10以上の団体を巻き込んだイベントは、まさに 誰もが主役 の場となった。

当日は車いすユーザーと健常者が自然に交わる姿が見られ、「大変さを伝えるのではなく、楽しさを共に体験する場だった」という専門家の評価も得た。

DE&I(多様性・公平性・包摂性)の理念を現場で体現したこの試みは、今後の社会貢献モデルとして他クラブにも波及が期待される。

■宇都宮ブレックス:清掃活動をエンタメに変える発想

「バスケ以外の分野でも地域貢献をしたい」──その想いから始まった宇都宮ブレックスの清掃活動は、単なるゴミ拾いではなかった。

実施地は宇都宮駅周辺。定員を大幅に上回る200名超の応募があり、マスコットやチアリーダーも参加することで お祭り感 を演出。さらに、環境配慮素材で作られたボールペンやタンブラーを参加賞にすることで、 ブレックスらしい 価値提供を実現した。

この活動は宇都宮市との官民連携によって運営がスムーズに行われ、「自分の街がきれいになるのがうれしい」という声が多数寄せられた。

支援される立場から、共に創る仲間へ──Bリーグの哲学

ナレッジ共有会でBリーグの島田慎二チェアマンは、「バスケACTIONはリーグ理念実現の 核 である」と語った。

「この取り組みはすぐに成果が見えるものではありません。けれど、動かなければ何も始まらない。クラブが主体となり、地域と共に歩むことこそがスポーツの力なのです」

その言葉どおり、今回発表された事例の多くが、 クラブが与える のではなく、 地域と一緒に生み出す スタイルに進化していた。

社会と交わるバスケットボール──3×3にも通じるビジョン

今回の『バスケACTION』の各事例は、3×3バスケットボールが掲げる「誰もがプレーできる場」「街と一体になるスポーツ」のビジョンとも強く共鳴している。

特に茨城ロボッツの 共創型 イベントは、3×3大会が開催される公共空間やストリート文化との親和性が高く、今後はBリーグクラブと3×3リーグとの連携も期待される。

また、宇都宮ブレックスのように「イベント化」された清掃活動は、3×3の大会運営でも活かせる知見であり、ボランティアを巻き込んだサステナブルな運営モデルの参考になる。

まとめ:バスケットボールの価値は、コートの外に広がっている

2024-25シーズン、Bリーグが進めた『バスケACTION』は、バスケットボールが単なるスポーツを超え、地域社会にポジティブな波紋を広げる 社会装置 として機能し得ることを証明した。

人口減少、共生社会、環境保全──そのどれもが、バスケットボールと組み合わさることで、行動を喚起する現実的なムーブメントとなりうる。

コートの内外で価値を発揮し、スポーツの本質を問い直すこの活動は、今後のスポーツ界全体にとっても大きな指針となるだろう。

今、問われているのは「何を勝ち取るか」だけでなく、「誰と共に歩むか」だ。

バスケットボールの未来は、ゴールの向こう側にある地域との絆の中にこそある。

【2025–26最新版】B1リーグ全ロスター解剖|3×3で飛躍が期待される注目選手5選

2025–26シーズン開幕直前!B1全26クラブのロスターが出揃う


B.LEAGUE(B1)の2025–26シーズンに向け、各クラブが続々と新戦力を加えた最新ロスターが発表された。今シーズンは、移籍市場も例年以上に活発で、3×3バスケットボールに通じるスキルを持つ選手たちの台頭も目立つ。
本記事では、B1の全ロスターの概観に加え、3×3とのシナジーが期待される注目選手を5人ピックアップ。3×3ファン・プレイヤーの視点で、今後の動向を読み解いていく。

B1リーグ×3×3の可能性とは?

3×3は、FIBAが正式競技として推進する急成長ジャンルであり、Bリーグや日本代表選手の中にも3×3出場経験者が増えている。少人数制・スピーディーな展開・1on1の技術が求められる3×3において、B1選手の身体能力やシュート力が新たな武器として注目されるようになってきた。
特に近年は、「B1から3×3へ」「3×3で実績を積んでBリーグへ」といった選手キャリアのクロスオーバーも現実のものとなっている。

注目選手① 富永啓生(北海道/SG)

2025年夏にGリーグから北海道へ移籍した富永啓生は、3×3向きのプレーヤープロファイルを持つ最右翼だ。188センチのサイズと驚異的なアウトサイドシュート精度は、1ポゼッションの重みが大きい3×3でこそ真価を発揮する可能性がある。
大学時代にNCAAで見せた「catch & shoot」スキルはFIBAルールとの相性も良く、今後の国際3×3大会での活躍も期待される存在だ。

注目選手② キーファー・ラベナ(横浜BC/PG)

フィリピン代表として3×3経験も豊富なキーファー・ラベナは、今季も横浜BCの主軸として君臨。183センチながら抜群のボールハンドリングとゲームコントロールで、クイックトランジションが鍵を握る3×3においても存在感は大きい。
特に2024年に行われたフィリピン国内3×3リーグでの実績は、今後の起用の幅を広げる要素となるだろう。

注目選手③ 脇真大(琉球/SG)

2025年ジョーンズカップでの日本代表デビューを果たした脇真大は、3×3日本代表候補としても今後名前が挙がる逸材。193センチと3×3で理想的なサイズを持ちつつ、アウトサイドシュートやリバウンドにも長ける万能型。
3×3での「ディフェンスからの速攻」にも適応できるバランス型ガードとして注目だ。

注目選手④ 安藤誓哉(横浜BC/PG)

東京オリンピック代表経験を持つ安藤誓哉は、3×3への適応力も高く、ピック&ロールやアイソレーション能力に長ける。181センチながら高い得点力と判断力を備えており、試合の終盤に1点を取りに行くシーンで重宝されるプレースタイルだ。
横浜BCでのプレーに加え、国際大会でのキャリアも長く、3×3日本代表候補としても常にその名が挙がっている。

注目選手⑤ 吉井裕鷹(三遠/SF)

B1優勝チーム・三遠ネオフェニックスの主力である吉井裕鷹は、196センチのサイズとフィジカルを活かした3×3向きプレーヤー。ディフェンスから流れを変える能力に加え、1on1のフィニッシュ精度が向上しており、2025年のFIBA 3×3ワールドツアーでも台頭が期待される。
三遠としても、今季から河田チリジを加えたことでインサイドの強度が増し、吉井のアウトサイドやミスマッチ活用に一層注目が集まるだろう。

注目選手⑥ ジャン・ローレンス・ハーパージュニア(SR渋谷/PG)


今季から本格的にB1ローテーション入りが期待されるハーパーJrは、3×3で求められる瞬発力と決断力を兼ね備えたコンボガード。181センチというサイズは3×3においても機動性を高め、相手の守備を切り裂くドライブ力は特筆に値する。高校・大学時代からボールに対する嗅覚とディフェンスへの意識が高く、2ウェイプレイヤーとしてのポテンシャルも評価されている。特に渋谷のアップテンポなスタイルは、3×3でも十分活かせる要素となっており、今後の代表候補選出にも期待がかかる。

3×3と5人制、それぞれのスキルの違いと融合

3×3と5on5は一見すると別競技のように感じられるが、両者に共通するコアスキルが存在する。1on1の打開力、スペーシングの理解、ディフェンスの個人能力、そして短時間での判断力などは、どちらのフォーマットでも不可欠だ。B1の舞台でこれらのスキルを磨いた選手が、3×3というスピード感と強度の高いステージでどう適応するかは、今後の代表選考や国際大会の成績にも直結する。

育成・スカウティングにも広がる視点

近年ではユースや大学世代でも、3×3での実績が評価されてBリーグ入りを果たすケースも増加。逆に、Bリーガーがシーズンオフに3×3に挑戦することで、自らのプレーの幅を広げるといった 越境型キャリア も定着しつつある。B1の26クラブでも、練習環境やサマーキャンプで3×3要素を導入するチームが増えており、将来的には「二刀流」を前提とした選手育成の流れが加速することも予想される。

まとめ:B1から3×3へ、日本バスケの未来図を読む

B1リーグの2025–26シーズンは、単なる移籍の応酬にとどまらず、日本バスケ全体の潮流を映す鏡でもある。特に3×3との人材シェアやシステム的融合は、今後さらに加速する可能性が高い。
GL3x3としても、こうした選手の動向を追うことで、日本バスケの未来を先読みする記事を今後も提供していく。あなたの推し選手が次に向かうフィールドは「3×3」かもしれない――そう思わせてくれるシーズンが、いよいよ幕を開ける。

河田チリジが三遠ネオフェニックスと契約!B1優勝経験を持つベテランがCS出場に向け新たな挑戦

三遠ネオフェニックスが河田チリジと契約!B1優勝経験を持つ帰化ビッグマンが加入

Bリーグの三遠ネオフェニックスが、広島ドラゴンフライズから自由交渉選手リストに公示されていた帰化選手・河田チリジと2025-26シーズンの新契約を結んだと、7月14日に発表した。この補強は、チームが継続的に掲げてきた「チャンピオンシップ(CS)出場」を現実のものとするための大きな一手となるだろう。

河田チリジのキャリアと実績

1989年生まれの河田チリジは、コンゴ共和国出身で、身長208センチ、体重122キロという恵まれた体格を持つインサイドプレイヤー。日本では2015年に熊本ヴォルターズでプロキャリアをスタートし、その後仙台89ERS、バンビシャス奈良、福島ファイヤーボンズなどを経て、2020年にB1昇格を目指していた広島ドラゴンフライズに加入した。

2022年に練習生として広島に復帰すると、2023年には日本国籍を取得。帰化選手としてチームの一員に登録され、2023-24シーズンにはB1リーグで悲願の初優勝を果たした広島のインサイドを支える存在となった。フィジカルを活かしたスクリーン、リムプロテクション、ハッスルリバウンドなどでチームに貢献し、献身的なプレーでファンの信頼も厚かった。

コンディション不良のシーズンを経て、新たな挑戦

とはいえ、2024-25シーズンは決して順風満帆ではなかった。負傷によって長期離脱を強いられ、インジュアリーリスト入り。B1のリーグ戦ではわずか22試合の出場にとどまり、平均出場時間も限られる中で3.1得点、3.3リバウンドという成績に終わった。チームとしての役割も縮小傾向にあった中、三遠が提示した新たな役割と環境が、河田にとって再起のチャンスとなる。

三遠ネオフェニックスが期待する役割とチーム方針

三遠ネオフェニックスは昨季B1中地区で好成績を残し、CS出場争いを繰り広げた。特にハードなディフェンスとトランジションバスケットを軸とするチームスタイルを持ち、近年は外国籍選手や帰化選手の起用を含め、戦力の多様化を図ってきた。

ゼネラルマネージャーの北郷謙二郎氏は「常にアグレッシブであることを意識し、インサイドで身体を張るプレーが彼の持ち味。彼の加入によって、ゴール下の守備力が大きく底上げされると信じている」とコメント。ベテランとしての経験値に加え、若手へのリーダーシップ的役割も期待されている。

河田チリジのコメントと今後の展望

河田はクラブ公式を通じて次のように意気込みを語っている。

「この素晴らしいチームの一員になれることをとても誇りに思います。三遠は近年、着実に力をつけてきましたし、その中で自分がCS出場のために全力を尽くせることに感謝しています。コートの中でも外でも、ファンの皆さんと強い絆を築いていけると信じています」

このコメントに表れているように、河田の目線はすでに次のステージに向いている。B1の舞台で再び輝きを放ち、三遠を上位へと導くキープレーヤーになることは間違いない。

類似の補強例とリーグ全体の動向

帰化選手による戦力補強はBリーグにおいて近年ますます注目を集めている。2023-24シーズンでは、広島のニック・メイヨ(元サンロッカーズ渋谷)、宇都宮のジョシュ・スコット(元東京)など、複数のチームが帰化選手の起用によってインサイドの補強に成功し、成績を伸ばしている。

三遠にとっても、今回の河田獲得は同様の文脈で捉えることができ、リーグ全体における競争力強化と戦略性が高まる一手となった。

ファンやメディアの反応

SNS上では、「チャンピオン経験ある選手が来てくれるのは大きい」「インサイドの厚みが一気に増した」など、歓迎ムードが高まっている。また、地元・浜松や豊橋のメディアもこの移籍を大きく取り上げ、地元経済や観客動員への影響も注目されている。

一方で、「昨季のような怪我が再発しないか心配」という声もあり、コンディション面の管理がチームとしての重要課題となりそうだ。

今後の鍵は 健康 と 連携

河田チリジが真価を発揮するための鍵は、やはり健康状態の維持とチームとの連携構築にある。特に三遠では若手選手が多く、ベテランの河田が練習や試合を通じてどのようにチームに溶け込んでいくかが注目される。

彼がゴール下で安定した存在感を発揮すれば、三遠のCS進出は大いに現実味を帯びてくるだろう。

まとめ:三遠の未来を支える経験と情熱

河田チリジの三遠加入は、単なるベテラン選手の補強ではない。Bリーグを長く経験し、優勝という結果も味わってきた彼が、チームにどのような 化学反応 をもたらすかが今後の注目ポイントとなる。CS進出、さらには頂点を見据える三遠にとって、彼の存在は大きな支えとなるに違いない。

今季の三遠ネオフェニックスは「経験×成長」の融合によって、B1の勢力図に新たな変化をもたらす可能性を秘めている。河田チリジがその中心人物となる日は、そう遠くない。

U19女子日本代表、スペインに惜敗でW杯初黒星|後藤音羽が気迫の19得点も3P精度に課題

U19女子日本代表、スペインの壁に阻まれる──W杯グループフェーズ第2戦で痛恨の初黒星

2025年7月14日、FIBA U19女子バスケットボールワールドカップ2025のグループフェーズ第2戦が開催され、日本代表(世界ランキング6位)はスペイン代表(同2位)と対戦。結果は54−69と15点差で敗れ、今大会初の黒星を喫した。

前半からスペインのテンポの早い攻撃展開に対応しきれず、日本は主導権を握られる苦しい展開。3ポイントシュートの成功率はわずか12.1%と精度を欠き、リバウンドやセカンドチャンスの得点でも後れを取る形となった。試合を通して追いかける展開が続き、第3クォーターに一時逆転する場面もあったが、最終的には再び突き放されて試合終了を迎えた。

19得点でチームを引っ張った後藤音羽──孤軍奮闘のエースの覚悟

この日、最も気を吐いたのは後藤音羽。身長170cmのコンボガードとして、攻撃の中心となった彼女は19得点7リバウンドと数字以上に存在感を示した。ドライブやジャンパーを巧みに使い分け、スペインの高い壁に立ち向かった姿は、まさに「エース」と呼ぶにふさわしい。

スペインのタイトなマークに苦しみながらも、後藤は第3クォーターの反撃の起点となる得点を重ね、チームの士気を引き上げた。3ポイントが入らない状況の中で、ペネトレイトでの得点を重ねた彼女のパフォーマンスは、指導陣やメディアからも高く評価されている。

堀内桜花、鈴木花音らも奮闘──だが届かなかったあと一歩

司令塔・堀内桜花は冷静なゲームメイクでチームをまとめ、7得点6リバウンドを記録。ディフェンス面でも身体を張ってリバウンド争いに絡み、リーダーシップを発揮した。一方、シューティングガードの鈴木花音も12得点4リバウンドと躍動。ペリメーターからの得点やファストブレイク時の決定力で存在感を示した。

しかし、チーム全体としては3ポイントシュートが計24本中わずか3本成功と大きく精度を欠き、オフェンスの幅を狭めてしまった点が悔やまれる。

スペインの強さ際立つ展開力とフィジカル──日本の課題が浮き彫りに

スペイン代表は、U19世代でも高い完成度を誇るチームとして知られ、今大会の優勝候補にも挙げられている。ガード陣の巧みなボール運びと、サイズを活かしたインサイドプレーが持ち味で、日本は終始押し込まれる場面が目立った。

また、スペインはセカンドチャンスポイントで日本を圧倒。リバウンド総数ではスペインが44本、日本が34本と差をつけられ、ポゼッション数にも影響が出た。さらに、ファウル管理においても日本は後半にファウルトラブルに陥り、ディフェンスの強度を保ちきれなかった点も、結果に直結した。

試合の流れを振り返る──日本は第3Qに勝機を見出すも…

第1Qは11−20とスタートダッシュに失敗。スペインの速い展開とインサイドの強さに押され、なかなか自分たちのリズムを作れなかった。

第2Qは後藤や鈴木の個人技で得点を重ね17−19と食い下がったものの、前半を終えて28−39と依然11点差のビハインド。

しかし第3Q、ディフェンスでの粘りを見せ、スペインのシュートミスを誘発。堀内のスティールからの速攻、後藤の連続得点などで一時逆転し、17−15とリードを奪って最終Qを迎える。

だが、第4Qではスペインの修正力が上回った。日本は再びオフェンスが停滞し、9得点にとどまり、終盤に差を広げられてしまった。

次戦はアルゼンチン戦──トーナメント進出へ負けられない一戦

現在、日本は1勝1敗でグループDの2位につけている。次戦は7月16日、ランキング31位のアルゼンチン代表と対戦。アルゼンチンはここまで2連敗と苦しんでいるが、激しい守備とリバウンド争いには定評があり、油断はできない。

この一戦に勝利すれば、グループ2位通過が確定し、決勝トーナメント進出が大きく近づく。後藤や堀内といった主力に加え、ベンチメンバーの奮起も求められる重要な試合だ。

歴史と未来──U19代表が担う日本女子バスケの希望

U19女子代表は、FIBA主催のワールドカップにおいて2017年大会で準優勝という輝かしい実績を持つ。そのときの主力だった町田瑠唯や赤穂ひまわりは、現在シニア代表でも活躍中であり、U19は日本バスケ界の「登竜門」として機能している。

今回の世代も、後藤や堀内を中心に、3×3の次世代代表候補としても名前が挙がっており、彼女たちの活躍が将来の五輪や世界選手権に繋がる可能性は高い。

ファンやメディアも注目──SNSでは後藤への賛辞が相次ぐ

試合後、SNSでは「後藤音羽の勝負強さは本物」「堀内の落ち着いたプレーに将来性を感じる」といったコメントが相次ぎ、ファンの間で若き代表選手たちへの期待は日増しに高まっている。

特に後藤に関しては、現地スカウトからも注目されており、海外リーグでのプレーも視野に入ってきていると報道されている。

まとめ|スペイン戦で得た経験を次戦に生かせるか

今回のスペイン戦は、U19日本代表にとって多くの課題を洗い出す機会となった。特に3ポイントシュートの精度、リバウンド、フィジカルコンタクトへの対応といった点は、今後の強化テーマとして挙げられるだろう。

だが同時に、後藤をはじめとした選手たちのポテンシャルや、粘り強いディフェンス、試合の流れを変える力も随所に見られた。

グループ最終戦であるアルゼンチン戦を乗り越え、トーナメントでの躍進を期待したい。日本バスケの未来は、彼女たちの手に託されている。

【試合結果】
日本代表 54−69 スペイン代表
JPN|11|17|17| 9|=54
ESP|20|19|15|15|=69

FIBA女子アジアカップ2025完全ガイド|日程・開催地・放送・組み合わせ・日本代表メンバーまで徹底解説

FIBA女子アジアカップ2025、ついに開幕!

2025年7月13日、中国・深圳を舞台に『FIBA女子アジアカップ2025』が幕を開けた。バスケットボール女子日本代表は、アジアの強豪がひしめく中、再び頂点を狙う戦いへ挑む。
本記事では、大会の全体像から日本代表の試合日程、注目選手、テレビ放送・配信情報、さらには過去の戦績や展望までを網羅。バスケファン必見の決定版ガイドとなっている。

FIBA女子アジアカップとは?

FIBA女子アジアカップは、アジア・オセアニア地域における女子代表チームの最上位国際大会であり、FIBAランキングやオリンピック予選に直結する重要な位置づけを持つ。
2025年大会は「ディビジョンA」に8チームが参加し、グループステージ後にトーナメントが行われる。

大会スケジュールと会場

– 開催期間:2025年7月13日(日)~7月20日(日)
– 開催地:中国・深圳
– 会場:深圳スポーツセンター(Shenzhen Sports Center)

グループステージは13日から15日、決勝トーナメントは18日から20日に行われる。7位~優勝までが明確に決定されるシビアなレギュレーションだ。

出場チームと組み合わせ

【グループA】
– 中国(FIBAランク4位)
– ニュージーランド(26位)
– 韓国(14位)
– インドネシア(52位)

【グループB】
– 日本(9位)
– オーストラリア(2位)
– フィリピン(44位)
– レバノン(54位)

ランキング上位国が集まるグループBは激戦が予想される。特に日本とオーストラリアの直接対決は大会屈指の好カードだ。

日本代表の試合日程

– 7月13日(日)14:30〜 vs レバノン
– 7月14日(月)20:30〜 vs フィリピン
– 7月15日(火)17:30〜 vs オーストラリア
– 7月18日〜:決勝トーナメント(準決勝進出戦など)
– 7月20日(日):決勝/3位決定戦など

※決勝トーナメントの日程・対戦カードはグループ順位により変動

テレビ放送・ネット配信情報

試合は以下のメディアで放送/配信される:

– **DAZN**:全試合ライブ配信(日本語実況あり)
– **BSフジ**/**フジテレビNEXT**:日本代表戦を中心に放送
– **FOD**:地上波未放送分を含めて配信

注目の解説陣には、東京五輪銀メダリストの宮崎早織選手(ENEOS)が登場し、視聴者に戦術的な見どころも提供している。

女子日本代表の登録メンバー

ヘッドコーチ:コーリー・ゲインズ
代表経験豊富な髙田真希や渡嘉敷来夢を中心に、若手とベテランが融合する布陣となった。

– 髙田真希(PF/35歳/デンソー)
– 渡嘉敷来夢(C/34歳/アイシン)
– 宮澤夕貴(PF/32歳/富士通)
– 川井麻衣(PG/29歳/デンソー)
– 栗林未和(C/26歳/東京羽田)
– 馬瓜ステファニー(SF/26歳/サラゴサ)
– オコエ桃仁花(PF/26歳/ENEOS)
– 今野紀花(SG/25歳/デンソー)
– 星杏璃(SG/25歳/ENEOS)
– 東藤なな子(SG/24歳/トヨタ紡織)
– 薮未奈海(SF/20歳/デンソー)
– 田中こころ(PG/19歳/ENEOS)

注目選手ピックアップ

– **田中こころ(PG)**
19歳にして代表初選出。スピードとゲームメイク力が魅力の司令塔候補。

– **薮未奈海(SF)**
FIBA公式大会初出場ながら初戦で19得点を記録。アウトサイドシュートに注目。

– **馬瓜ステファニー(SF)**
海外リーグでも活躍中。アグレッシブなプレースタイルと得点力で日本をけん引。

過去の実績と今回の目標

日本代表は2015年から2019年まで3連覇を達成したが、2021年大会では中国に決勝で敗れて準優勝。
今回の2025年大会では、2大会ぶりのアジア制覇=「7度目の優勝」を目指している。

これまでの優勝回数:
– 日本:6回(1970、1993、1997、2013、2015、2017、2019)
– 中国:11回
– 韓国:12回

ライバルは依然として中国とオーストラリアだが、今大会はフィリピンや韓国の急成長も注目される。

バスケファン・メディアの期待

SNSでは「#AkatsukiFive」や「#女子日本代表」のハッシュタグで日々話題が更新されており、特に若手の台頭に多くのエールが寄せられている。
Wリーグ関係者やOB・OGの解説も連日発信されており、バスケ熱の高まりを感じさせる。

まとめ|今大会の行方は?

ベテランの経験と若手の勢いが融合する今回の日本代表は、 アジア制覇 のポテンシャルを十分に秘めている。
7月13日から始まった熱戦は、7月20日に王者が決まる。果たして日本は再び頂点に立つことができるのか――。
全試合のチェックはDAZNとフジ系放送で可能だ。
この夏、アカツキファイブ女子の快進撃から目を離すな!

「BreakingDownとは? 1分間最強 で話題沸騰の格闘技エンタメを徹底解説」

ゴールデンリーグ3×3は、「スポーツ × エンタメ」の融合を掲げる新感覚リーグです。
今回は、そのスタイルに通じる他の革新的なリーグもあわせてご紹介します。

BreakingDownとは何か?── 1分間 で魅せる新時代の格闘技


近年、格闘技界に突如として現れ、大きな話題と議論を呼んでいる大会がある──その名も「BreakingDown(ブレイキングダウン)」。2021年に誕生したこのイベントは、「1分間最強」をテーマに掲げ、従来の格闘技の常識を打ち破ってきた。

主催するのは、現役の総合格闘家でありYouTuberとしても絶大な影響力を持つ朝倉未来(あさくら・みくる)氏。わずか60秒という短時間で勝負が決まる超高速フォーマットと、プロ・アマ問わず多様なバックグラウンドを持つ出場者たち。これらの要素が融合し、BreakingDownは「格闘技×エンタメ×リアリティショー」という新ジャンルを生み出している。

設立の背景と理念── 誰でもヒーローになれる 舞台

BreakingDownは「誰もが挑戦できる格闘技」を掲げ、東京都港区を拠点に都市型イベントとして発信されている。そのスタンスは明確だ。「勝負は1分で十分」「バックボーンは関係ない」「視聴者を巻き込むドラマを作る」。

この理念は、従来の「実力主義一辺倒」な競技システムとは一線を画す。元暴走族、ホスト、サラリーマン、学生、プロ格闘家、インフルエンサー──あらゆる立場の人々が、この60秒のリングで自分の生き様を賭けて戦う。それがBreakingDownの本質であり、多くの視聴者が感情移入する所以である。

1分間決着 というフォーマットの革新性

BreakingDown最大の特徴は、試合時間がわずか1分という極端な短さに設定されている点にある。このルールにより、勝負の駆け引きは開始直後からクライマックスを迎える。観客も選手も、一瞬たりとも目が離せない。

この1分という制限が生むのは、究極の緊張感と即効性。テレビやYouTube視聴に慣れた現代人の「スキマ時間」にぴったりフィットするエンタメ構造だ。さらに、多数の対戦カードを一度に見せられるというイベント設計にもメリットがある。

この発想は、3×3バスケ(GL3x3)にも通じる。スピーディーな展開と、短時間で勝負が決まるルールは、現代スポーツファンのニーズに極めて合致している。

出場者が作る物語──格闘技とリアリティショーの融合

BreakingDownの魅力の中核は、出場者そのものにある。試合は単なる肉体のぶつかり合いではなく、彼らの「人生の一幕」がリング上で展開される。

たとえば、非行歴から更生を目指す者、バズるために全てを懸けるインフルエンサー、かつての王者に挑むアンダードッグ……。それぞれに物語があり、視聴者はその背景を知ることで、より深く応援する理由を得る。

これは、スポーツ×物語という構造がもたらす 感情の導線 だ。GL3x3でも、選手のストーリーや地域背景を発信していくことで、単なる勝敗以上の価値を提供できるヒントとなるだろう。

YouTube活用とSNS戦略──Z世代を巻き込む仕掛け

BreakingDownが成功したもう一つの理由は、SNSと動画コンテンツの活用にある。試合映像はもちろん、選手オーディションの舞台裏や控室でのトラッシュトークまでをYouTubeで配信し、視聴者の 推し活 を刺激している。

このような動画マーケティングによって、ただのスポーツイベントが「没入型エンタメ」へと変貌している。GL3x3においても、試合映像以外に「選手の成長記録」や「バスケ未経験者が挑戦する姿」を伝えることで、ストリートカルチャーや一般層の巻き込みを図れる可能性がある。

社会的評価と論争── 暴力と感動 の狭間で

一方で、BreakingDownに対しては批判も少なくない。「暴力的すぎる」「青少年への悪影響」「品位を欠く演出」といった声も、一定数存在する。とくに、試合前のトラッシュトークやSNSでの挑発合戦が行き過ぎた際には、運営が釈明を迫られるケースもあった。

それでもなお、BreakingDownが支持されるのは、 過激 と 挑戦 のバランスを保ちながら、「格闘技の再定義」を模索しているからに他ならない。

GL3x3とBreakingDownの共通点と可能性

一見ジャンルが異なる両者だが、BreakingDownとGL3x3には以下のような共通点がある。

  • ・短時間で勝敗が決まるスピード感
  • ・競技性にストーリーを掛け合わせる設計
  • ・YouTubeを主軸としたデジタル戦略
  • ・プロとアマチュアの融合によるハイブリッド競技
  • ・都市型・ストリート文化との親和性

GL3x3もまた、単なる競技大会にとどまらず、プレーヤー個々の背景を可視化し、地域性や時代性を反映する場としての進化が求められている。

未来予測── 1分の衝撃 がもたらす新スポーツ観


BreakingDownは今や格闘技イベントという枠を超え、スポーツ×SNS×エンタメの文脈で語られる存在となった。今後はより大型化した大会や海外進出、VTuberやAIキャラとのコラボ、NFTによるチケット販売など、さらなる展開が予想される。

同様に、GL3x3も「競技性」「ストーリー性」「配信メディア」といった多層構造を意識しながら、Z世代が共感しやすい バスケ体験 を構築する必要がある。

まとめ──BreakingDownから学ぶ、GL3x3の次なる一手

BreakingDownの成功は、スポーツを「勝敗を決める場」から「物語と感情の交差点」へと進化させた点にある。1分間という極限の時間設定は、現代の コンテンツ消費の速さ に適応した戦略だ。

GL3x3もまた、競技としての魅力に加え、選手や地域が持つ「物語」にスポットを当て、映像とSNSを通じて発信していくことが、今後の成長の鍵となる。

BreakingDownは今、スポーツの 形 を変えた。次は、GL3x3が 価値 を変える番かもしれない──。

キーファー・ラベナがジョーンズカップ2025フィリピン代表入り!横浜BCの司令塔が日本代表と激突へ

横浜ビー・コルセアーズのキーファー・ラベナ、ジョーンズカップ2025のフィリピン代表に選出


2025年7月13日、B1リーグの横浜ビー・コルセアーズは、所属するキーファー・ラベナが「第44回ウィリアム・ジョーンズカップ」に出場するフィリピン代表メンバーに選出されたことを正式に発表した。この発表は、フィリピンと日本、そしてアジア全体のバスケットボールファンにとって大きな注目を集めている。

キーファー・ラベナは、フィリピン国内では 最も知名度のあるガード の一人として知られ、同国バスケット界の象徴的存在である。現在31歳となったラベナは、183cm・82kgのサイズながら、冷静な判断力と正確なシュート技術、そして試合を読む洞察力で国際舞台でも存在感を放ち続けている。

フィリピン代表の中核としての復帰──ワールドカップ経験者の重み

キーファー・ラベナの代表キャリアは長く、2009年のU16アジア選手権にて初めてフィリピン代表のユニフォームに袖を通した。その後、U18、U23、シニア代表へと順当にステップアップを果たし、近年では2023年に開催されたFIBAバスケットボールワールドカップでも代表メンバーとしてプレー。日本を含む強豪国を相手にタフな戦いを経験してきた。

ラベナのプレースタイルは、決して派手さを前面に出すものではないが、試合を通じて安定感のあるボール運びと高精度なパスを提供する ゲームマネージャー として重宝されている。ジョーンズカップ2025においても、若手主体のロスターを支えるベテランとして、フィリピン代表の屋台骨を支えることになるだろう。

Bリーグでの実績──日本で磨かれたラベナの進化


2021−22シーズンからBリーグに参戦したキーファー・ラベナは、滋賀レイクスターズ(現・滋賀レイクス)でキャリアをスタート。日本独自のスピードと戦術的なバスケットボールに順応し、1年目から平均二桁得点を記録するなど順調なスタートを切った。

2023−24シーズンには横浜ビー・コルセアーズへ移籍し、B1リーグ戦では53試合に出場。平均9.8得点、1.9リバウンド、3.8アシストという数字を記録し、チームのプレーオフ進出争いに貢献。特にクラッチタイムでの冷静な判断やフリースロー成功率の高さなど、チームに安定感をもたらす存在としてファンの信頼を集めた。

Bリーグでの3年間を通じて、ラベナは日本のバスケットボール文化を学び、それを自らの武器として昇華してきた。日本人選手との連携能力や、フィジカルを生かした1on1の強さなど、母国時代には見られなかった 日本仕様のPG としての成長が見て取れる。

ジョーンズカップで日本代表と激突──注目の一戦が間近に

キーファー・ラベナが出場するフィリピン代表は、7月13日にチャイニーズ・タイペイ代表との初戦を戦い、続く14日に日本代表と対戦する。フィリピンと日本は、ここ数年でライバル関係を強めており、各年代の国際大会でも頻繁に接戦を演じてきた。

ラベナ自身も、Bリーグでの経験から日本代表の戦術や主力選手の特徴を熟知しており、試合の中ではその知見を最大限に活かしてくるだろう。一方、日本代表側もBリーグでラベナと対戦してきた選手が多く、互いに「手の内を知る者同士」の戦いとなる。

この一戦は、ジョーンズカップという大会の枠を超えて、 アジアバスケの未来を占う試金石 ともいえる。勝敗はもちろんのこと、どのような戦術が繰り出され、誰が主導権を握るか。ラベナの存在は試合の鍵を握るキーファクターとなる。

3×3視点から見たラベナの価値──スキルフルな 戦術型ガード の可能性

キーファー・ラベナのような、オールラウンドに試合をコントロールできるガードは、3×3の舞台でも高い価値を持つ。3×3では、限られたスペースと時間の中でいかに効率的に点を取るかが重要となる。その点、ラベナの プレッシャー下での判断力 と 状況把握能力 は、3×3でもそのまま通用するスキルだ。

さらに、ラベナは1on1にも強く、ピック&ロールの精度も高いため、3×3特有の 即興性 のある攻撃でも持ち味を発揮できるだろう。年齢的にも円熟期に差しかかっており、将来的にはフィリピン3×3代表としての選出も視野に入る可能性がある。

まとめ:日比の架け橋となるキーファー・ラベナ、さらなる挑戦へ


Bリーグとフィリピン代表、二つの舞台を行き来しながらキャリアを重ねてきたキーファー・ラベナ。彼の存在は、単なるプレーヤーにとどまらず、日比バスケットボール界を結ぶ架け橋としての価値を持っている。

ジョーンズカップ2025での活躍次第では、アジアカップやOQT(五輪最終予選)といった大舞台への再選出も見えてくる。31歳を迎えても衰えを見せないその姿勢は、多くの若手選手にとってのロールモデルであり、3×3を含めた日本国内バスケットボールにも好影響を与える存在である。

GL3x3としても、キーファー・ラベナという アジアの司令塔 が、日本とフィリピンのバスケをつなぐキーマンとして、これからどのように輝きを放つのか、今後も注視していきたい。